538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

パリより愛をこめて

2011-05-31 22:29:05 | 洋画
「From Paris wih Love」って007へのオマージュなんでしょうか
リュック・ベッソン原案
「96時間」のピエール・モレル監督作品で
ジョン・トラボルタが暴れまくるんだから
面白くないはずはない

ってことでBR環境を楽しむためにレンタルしたのですが
レンタルでもBRにDVDが付いてきてる・・・・
TSUTAYAさんDVDだけでもレンタルしてるのに一体このセットは・・・?

ハリウッドの映画と思ったのですが
どうやらフランス映画
でもダイアローグは英語でしたねぇ

アメリカ大使の切れ者秘書はCIAの見習い
って設定が面白い
ていうか、あんな簡単に銃を持ちこめちゃうんですかヒコーキに
ソフトドリンクが外交文書でフリーになるっていう
ネタ的に面白いんですが

確かトラボルタ扮するワックスは麻薬の捜査で来てるはずなのに
いつの間にかアメリカ要人のエロじゃない
テロ対策の解決に方向転換していってませんでした?・・・??

って政府高官の娘が麻薬でドーノコーノって
これは表向きでの話なのかしらねぇ
途中からというか、アラブ系のアジトで麻薬工場ぶっ潰した時から
あきらかに方向転換してってる
麻薬のアラブ人全滅させたから任務終了
ってことでそのままテロ壊滅に流れていってしまった・・・のか

でも、これって脚本の破綻でしょ
アクションの勢いと強引な展開で観客は初動の動機を
明らかにわすれてしまった   のか
私が見間違えたのか?

ハリウッドの明らかにCGで作りました感満載の映画より
こういう極力CG排しての町中ロケの実写アクションは
映画見てるなァって気がしますよねェ

ジョナサン・イス・マイヤーなんぞ
パリの町中やエッフエル塔で花瓶持って歩いてるんですから
そんな絵面でもパリだと許せちゃうから
あら不思議・・・・

95分飽きずに見てましたですけど・・・

お前の母ちゃんBitch!

2011-05-30 22:13:35 | 邦画
2010年の秋、テアトル新宿の企画興業
LOVE&EROS CINEMA COLLECTIONの1本
あの、内田春菊さんの監督作品

この企画の主旨はあんまよくわかりませんが
特報などを見ると、映画の企画段階で女性が見られるちょいエロ映画
というコンセプトで製作されてる映画らしい

だから監督には春菊さんということでしょか
女性が見られるエロ映画

そうですよねぇエロ映画といったら太古の昔から男のもの
ってことで、その男のものに風穴開けたのが、40年くらい前に
男も女も18歳未満の男子や老体もみんなが見た
あの「エマニュエル夫人」

結構大きな風穴だったけど
年月とともに風化じゃなく風穴がふさがってしまっていた

劇場側もレイトショーに女性席を設けて
女性層の観客獲得への努力も忘れない

春菊さんならある程度毒のある映画になるのかと思って
見ましたけどなんかテンポゆるいんですよね
導入部分では台詞での説明が多いし
草食男子だって肉食えるとなりゃ
そりゃだれでもいくけど・・・

この主人公はある意味そういう融通が利かないのでしょうね
愛とSexは両立すると思ってる

イザ出陣と言うか敵前と言うか
パンティ脱がしたまんまで股間が大股開きしてる目前で
彼女の脱がしたパンティを丁寧に
それも女の子たたみでたたむし、

自分のもしっかりたたんでいた
あのくらいの年齢だとそんなことすっとばして突撃あるのみ
ですよねぇ

ってことで漫画家の春菊さん
性行為を直截的な表現ではなく
お得意の漫画をつかわれていた
ここいらの感覚はすっばらしいんですが
男性は期待をはぐらかされ
ただ撤退あるのみですよねぇ精神の

全体的に退廃かつ奔放な砂羽さんに翻弄される
優斗くんがよかたかなぁ
鈴木砂羽さんはもう脱がないんですねぇ
ということで脱ぎ担当に亜紗美さん
亜紗美さんがご出演と言うことで見た映画でしたけど・・・

山場と言うかカタルシスの無い映画でしたねぇ
嘘だか本気だか見当もつかない
あなたの子供なら産むことできる
って、男ならみんな逃げちゃいますよね

しかし、なんでこの映画R-18なの?

この企画で観客動員1位で100万円獲得した
いまおかしんじ監督の「島田陽子に逢いたい」ってのも見てみようかな

シューテム・アップ

2011-05-29 20:17:38 | 洋画
BR環境を楽しもうとレンタルして来ました
WBのDVDでしたが、いきなりNew Line Cinemaのロゴが
銃で撃たれてフイルム噛む穴があくという・・・
お約束ではありますが
そこからもうワクワク

2007年製作
マイケル・ディヴィス脚本・監督作品
主演にはクライヴ・オーエン、モニカ・ベルッチに
悪役としてポール・ジアマッティ


いやはやすごい撃ち合いですよねぇ
冒頭から巻き込まれてのありえないガンアクションの連続
だって、銃撃戦のなかでのお産とか
生まれたばかりのへその緒は銃撃で切る

ファック中に襲撃されたら
重なったままベッドから転がり落ちて
グルグル回りながら弾さけて
はては駅弁スタイルでの2丁拳銃での反撃
とか、もうマンガですよねぇ

ということで、そのファック相手が
イタリアの至宝モニカ・ベルッチさん
イタリアの至宝も無駄脱ぎされる
まキャラが授乳あかちゃんプレイの風俗嬢
モニカさんのおっぱいなら
吸いつきたいのは世の東西を問わない

この映画で目新しいのは
スカイダイブでの銃撃戦でしょうか
弾をよけたり、パラシュートまで武器にして・・・
ま、全編グリーンバックでの撮影ですか

って、結局ストリーは銃撃戦をつなぐだけの
なんか、数日前に見た韓国エロスみたいな
ファックシーンが銃撃戦に変わっただけみたいな(汗

ニンジンを武器にしないようにねぇ
86分面白かった。

ゲッタウェイ

2011-05-28 22:50:14 | 洋画
72年、サム・ペキンパーと
スティーヴ・マックィーンの名作のリメイクの方を見ました。

1994年製作
アレック・ボールドウインとキム・ベイシンガー主演
ロジャー・ドナルドソン監督
脚本はオリジナルと同じウオルター・ヒル

ということで、ペキンパー作品に負けるとも
劣らない映画ではありますが
オリジナルではヒロインに
リメイクではヒーローに弱点あり
ということですかねぇ

つまり、オリジナルはマクィーンで見せ
リメイクはベイシンガーで魅せてくれてる映画ということ
女なら誰でもじゃないけど
旦那助けてくれって、言われて
関係持とうと思うのは
アーリー・マックグローよりはベイシンガーの方が
いいに決まってますよねぇ
言い訳する時も色っぽいし

オリジナルでは人体への弾着というか
被弾シーンが見せどころでしたけども
今じゃ被弾シーンはあたりまえ
ということでリメイクはベイシンガーさんのハダカが目玉
になるんですねぇ
米版はR指定とUnratedの2種類あるようですが
日本版のDVDには濡れ場でちょびっとボカシがはいるんですねぇ

ジェニファー・テリーさんが
ものすごくいい味だしてました
マイケル・マディスンも好演
2時間弱でアクション満載で飽きない映画でした。



愛の新世界

2011-05-27 22:43:26 | 邦画
昨日「十三人の刺客」と一緒に予約しておいたDVD
無修正完全版で復刻されたので
いままで発売されていたDVDは
ヘア部分が修正されていたんですねぇ

アメリカで発売されてたDVDとなんら変わりが無かった
ま、片岡礼子さんファンですから
同じVerがコレクションとして増えても
べつにどうでもいいですけど・・・

もうあんま覚えていませんでしたけど
杉本彩姐さんがSMクラブのオーナーとして出演されてましたが
鞭打つより縛られて苦痛にあえぐほうが・・・
って鞭打たれてあえぐお客さんにチラですが大杉漣さんも・・・

1994年にオデオン座の東亜興行とGカンパニー製作
東映配給
高橋伴明監督作品ですが
片岡さんと鈴木さんとお二人で
深夜というか夜明けの東京を走るシーンは
「今夜も踊ろう」のBGMと相まって
東映三角マークにふさわしい名シーンですねぇ
何度見ても爽快感にあふれてる

主役の職業はホテトル嬢とSMの女王さまですけど
この映画はごくごく普通の女の子の青春映画
女王さまは昼は劇団員の公衆便所とかしてる
けど、夜の方ではカラダは売らない
ホテトル嬢は男に貢いで玉の輿を狙ってる
というか名実ともに性春映画でしたねぇ

アラーキーの写真は必要だったのでしょうか?

十三人の刺客

2011-05-26 23:06:30 | 邦画
予約したのがBR環境にしようとする以前でしたので
DVDのデラックス版
オリジナルはもう何十回となく見てきてる

ということで、ようやっと発売されました
三池版「十三人の刺客」
脚本の天願さんは池上金男さんの名台詞を
ほとんど残してくれてました
そしてラストの死闘をオリジナル53名から
200名とスケールアップ

ま、ラストの死闘とかは、いまどきの映画ですから
若手役者さんの殺陣が・・・
そうなんですよねぇ松方さんだけが上手すぎ、
すごすぎで逆に浮いてるような感じでしたけど(汗
このギャップを埋めるには時代劇をたくさん作るしかないけどね

山の民(山窩)役の伊勢谷友介さんと
宿場庄屋の岸部一徳さんとの名実共のカラミは
お年より観客へのトイレタイム的なコメディリリーフ
としては必要だったのかしら
そしてラストの伊勢谷クン
こちらは海外向けのアポーンなシーンなのかしらねぇ

海外向けといったら
「早ければひと月、おそければ盆には帰る」
って台詞はどう翻訳されてるんでしょうか
池上さん渾身の名台詞だと思うのですが
オリジナルには「迎え火たいて、待っててくれ」と続くのですけど
リメイクの方が簡潔なだけインパクトがありましたねぇ

そして稲垣吾郎
冷酷非情な殿さまだけど・・・ラストの死闘を見てて
死闘から生まれるエネルギーに感動してるとこなど
ある意味武士として、かつ上に立つ者としての素地をそなえてるかのような
天願大介さん、こまかい描写にもこだわっていましたねぇ

内野聖陽を台詞なしで切腹するだけで使うという
贅沢ですよねぇ
ヅラで六角さん最初だれだかわかんなかった

こまかいことを言うと
上松陣屋で奥方の一人がお歯黒だったのにはちょっとカンドー

こちらのリメイクもまた何回か見直していくんだろうな

狼たちの報酬

2011-05-25 22:55:22 | 洋画
日本未公開で2007年制作のアメリカ映画ですが、
フォレスト・ウティカー、ケビン・ベーコン、アンディ・ガルシア、
ブレンダン・ブレイザー、ジュリー・デルピー、サラ・ミッシェル・ゲラー
と配役もある意味豪華で
なんで未公開なのかわかんないような

4つのエピソードが時空系列を共有しながら進んでいく・・・
って、事前情報入れない人ですから
フォレスト・ウティカーが主役だと思って見ていたら
開始20分くらいでスワットに狙撃され死んでしまう
ありゃりゃ
どうなるのって・・。
次のエピソードに進んでようやっと
オムニバスのエピソードがリンクしてるというのがわかる

どうりで、ケビン・ベーコンがちょい役で
医者やってたけど・・・
って、違うエピソードで主役やん

アンディ・ガルシアが十八番の顔役で好演
サラさんは濡れ場ちゃんと用意されてるけど
胸は見せてくれてない
誰かさんと違って、決して
無駄脱ぎされない人ですねぇ

監督さんはジェホ・リーという東洋のお方らしいですが
エピソードのつなぎ方もオチも見事で
映画初演出の方とは思えませんでした

こんな「おっ!!」という小粋な映画も
イマじゃ映画としてはお客さん呼べないんでしょうねぇ
しかし、DVDでこういう映画をみつけるとうれしくなる

フラッシュ・フォワード

2011-05-24 23:03:23 | TVムービー
テレ朝で現在OAというか、再放送中で
とぎれとぎれに、ながら見してはいたのですが・・・
なんか魔が差したというか
レンタルにあったので先週末1から見始めたら  ハマった(汗

ということで、全22話940分見ました
米ABC製作のテレビドラマ
原作があるようですが・・・とりあえずドラマはおもしろかたっです

2009年10月6日米太平洋標準時午前11時から
2分17秒全人類が意識を失った
とうことで全世界で事故続出2000万人が命をなくした

意識を失っていた間
人々は2010年4月29日午後10時の
自分の姿を無意識下の脳内で見ていた

FBIの捜査官がこの事件の捜査をしてる自分の姿を
ブラックアウトの間みていた
そこからLAのFBIの捜査がはじまる

物語自体はSFの範疇なのかな
いろんな登場人部が自分の見た未来にむかって
さまざまな思惑と不安をいだきながら
ってその葛藤にさまざまな事件をからませて
4月29日までの姿をえがいている。

ってことで物語は政治とかテロとか
男女の恋愛模様とか
はてはLGBTの妊娠問題までからませて
すそ野をかなりとっちらかせてくれる
それをどういう具合に収束させていくのかと
時間とか仕事かわすれて見いってましたね

ひろげすぎたエピソードを拾ってくれてるのもありましたけど
散らかしたままのも
っていうかシーズン2を見据えてるな
って感じでしたけど・・・
なんか調べたらシーズン1で打ち切られた  とか

日本人Keiko役で竹内結子さんも出演されてまして
彼女のエピソードって
すれ違いの繰り返しってことである意味メロドラマ感覚でしたけど
あのエンディングの続きが知りたいな
なんて・・・

アメリカのTVドラマってハマるとどうしようもないですねぇ
「24」にはハマらなかったのに・・・

やさぐれ刑事(デカ)

2011-05-23 23:14:45 | 邦画
1976年製作、
原田芳雄、大谷直子、高橋悦史主演
藤本義一の原作を渡辺祐介脚本・監督、国弘威雄脚本の
松竹プログラムピクチャーの一本です
原田芳雄さんの演技がとんがっていた時代ですねぇ

北海道警の刑事が犯人を追って
札幌から鹿児島まで日本列島を・・・
って刑事やめて追い詰めていく

家庭を顧みないもーれつ仕事人間のため
奥さんがやくざに寝とられて
そのままやくざとの逃避行
それをおいかけて私怨を晴らすという映画

ある意味日本列島3000キロのロードムービー
その場その場で情報をあたえる道警の刑事に
清水章吾さん、アコムのCMでおなじみですけど
まだまだお若い
っていうか道警の刑事さんが
どうして情報を各地であたえられるのか

追いかける原田さんは土地土地で
情報収集でいろんな女と関係をもつ
そんな女たちに梓よう子、絵沢萌子、岡本麗、赤座美代子
さらに奥さん役で大谷直子さんと
みなさんヌードとベッドシーンを
ある意味無駄に脱いでるとしか言いようがないのですけど
この時代は女優さんがおしみなく脱いでくれる時代なんですねぇ

松竹映画なのに
福島のやくざに佐藤京一、西田良、五野上力、蓑和田良太の
東映大部屋さんたちが
身の丈にあったやくざを好演

大木実さんも古巣松竹に帰っての貫録ですけど
ワルを演らせたら右に出る人のいない大滝秀治さん
ホントこわいですねぇ

姐御 あねご

2011-05-22 22:38:25 | 邦画
黒木瞳さん主演の方を見ました。
1988年、中島貞夫脚本で、鷹森立一監督
俊藤浩慈プロデューサーの藤映像が製作し
東映が配給した映画なんですねぇ

共演は松方弘樹さん、ビートたけしさん
ビートたけしさんは、黒木さんにドスの刃を
両手で握られるヒットマンで
敵側でありながら日活の小林旭さん的な役でもあって
かなりなもうけ役でした・・・

背中の入れ墨は緋鯉に真鯉でしたねぇ
DVDのジャケとに黒木さんの背中の緋鯉がモチーフされていますねぇ
相思相愛のおしどり夫婦としては
ある意味象徴的な刺青でした。

香山美子さんが黒木さんの姉的な存在として
かなりなもうけ役
っていうか、カタギなんですね今では
っていうか黒木さんもカタギだった
ただ惚れて一緒になった男が極道だった

ということで、ある意味「極道の妻たち」の
アナザーヴァージョンと言ったような映画でした。

敵の石橋蓮司さんの嫁役に白都真理さん
権力の権化として「極妻」と同じ生き方だったし

高部知子さんは黒木瞳姐を慕う役でして
ちょうど「極妻」の2と3の間に製作されているんですねぇ
日活作品が時代的には
東映の「緋牡丹」と大映の「女賭博師」の流れを汲んだ
女剣劇としての立ち位置だったですけども
20年経つと時代も変わるってことですねぇ

そして、
黒木さん、白都さんに、高部さんの
三人が脱いでくれてます
そういう意味でも貴重な映画になぅてると言えるかも。