538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

おっぱいチャンバラ

2009-06-26 20:43:32 | 邦画
ちかごろはやりの
おんな剣戟とおっぱいなんとかを組み合わせればHitすると
思ったのか、思わなかったのか

タイトルは心地よいのですが
映画は寒い
まずおっぱい出すので集めた女優はポルノ女優さんというか
AV女優さんなので演技も殺陣もまるっきりダメ

主演の赤西涼さんお顔もおっぱいも魅力なし
ズッコンバッコンだけのAVなら
それなりに見れるのかもしれないですが

敵役の あのあるる さん台詞が棒以下
この方もAV女優さんんなのかなあ
全然疎いんですけど・・・

でも、66分の尺で見れるものといったら あのあ さんの
おっぱいくらいでしたねぇ

祖母が二十歳で母を産み
母は二十歳で主人公を産み
主人公は二十歳でタイムスリップして
300年前の開祖の種をしこんでくる
という起結の構成に脚本の妙味をみてるだけに
全体の脱力感にはちょと残念!!

っていうかこれしか書くことが何もない

傷だらけの人生

2009-06-16 02:16:40 | 邦画
鶴田浩二のヒット歌謡曲にあやかった
任侠ヤクザ映画。
舞台は昭和4年の大阪

タイトルロールにヒット曲がかぶる
配役スタッフのスーパーに
昔の大阪の街並みのモノクロ写真

どことなく現在の大阪の街並みが形成されつつある姿
ビルや移りこんでる人々が古いだけ
すっと物語世界にはいりこめる寸法

開巻さりげなく
主人公の置かれた位置と境遇を描写
そんな中実の父親に会いたがってる台詞をからませる
脚本村尾昭のうまさですよねぇ

実父と渡世の親と兄弟の確執と葛藤を軸に
お決まりの我慢劇のシノップスをうまくからませてる

脇の兄弟分の若山富三郎のがまんの限界も
実子の死をもからませてる

そして主人公が
義父と渡世の親とのしがらみを描きながらも

実の父親に刃をむけるまでを・・・
面白かったのは鶴田浩二が
任侠ヤクザ映画でのお約束である
忍耐の極致で見せる
奥歯をかみしめるシーンを演技でみせなかったことかな

ちょっと不思議に思ってしまった

やっぱラストの殴りこみは
船で行くっちゅのは情感の高ぶりが希薄になりますよね
動いてしまう船上での死闘は足場が悪い
ってことかしら中盤以降
丘にあがってのチャンバラでしたが

ビデオで見ましたがDVDは未発売なのですね

ストライカー

2009-06-15 00:59:33 | 洋画
世界核戦争(ハルマゲドン)後の地球
荒廃し、核爆発の関係か雨が降らず
地球は水不足

水を求めて、人々が争う
もうガソリンを水に置き換えて

アマゾネス軍団は出てくる
集落同士の対決がある
小人の集団が
レイプあったり
と・・・そう「マッド・マックス」1,2,3
すべてのおいいしいどこ取りしちゃってる映画なのですが

そこはB級なのでしょうね
カーチェイスも戦闘シーンも
ほとんどが迫力に欠けているのが
ご愛敬

洞窟内のシーンはビデオの収録状態が悪いのか
製作時の光量が足りないのか
製作側の意図なのか
ちょっと暗くてあんまはっきり見えてこないのが
難点といえば難点ですけど

戦闘シーンの演出にもあんまり冴えがみえなくて
全体の戦闘の構図が見えてこないのですよね

したがって、銃撃でのカタルシスってあんま
面白くないということで
ラストはお決まりの主人公と悪の元締めとの
肉弾戦!!

この肉弾戦もあんま演出の冴はみえなかったですね。

面白くしようと思えば面白くできるんですよね
主人公ストライカーと小人軍団とのかかわりなんかを見ていても

どっちにしても中途半端なアクション映画に終わってる。

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

2009-06-14 01:27:33 | 邦画
4時間なんぼの超大作
赤軍の歴史を克明に描いているのですねぇ
事実がもってる重たい映画。

4時間はちょっと劇場ではしんどかろうと
DVD発売をまっていた。

若松監督は昔ピンクで「狂走情死孝」でしたっけ
全学連崩れの男と人妻の逃避行の映画撮ってましたよね
新宿の京王地下(今はもうないし、劇場名も忘れた)で見たと
思える記憶があるのですが・・・

予算も少ないからできた映画なのでしょうね
つまり学生側から描くというのは
体制側の描写が数人の警察官とヘリコプター1機ですませてる

あのあさま山荘だって
山荘の中からの描写で
破壊にしても鉄球も出さなくて済ませてる
弱小ピンク映画の政策手法が生かされてる

総括という名の殺人は避けて通れない問題ですよね。
山にこもり毎日鬱屈した生活を
同じ顔見て過ごしてる状況で
状況打破もできなけりゃたまりますよね

そのたまったもののはけ口と
同じ罪を共有することでの連帯意識の確保
仲間の命の代償としては大きすぎるのですが
追い詰められ、打開できぬまま悶々としてる若者たちの
ある意味集団ヒステリー

あさま山荘で叫ぶ高校生の
「勇気がなかった」のセリフにすべてが託されていたような

若松監督がすべてをぶつけて作った映画だと思いました。

FULL METAL 極道

2009-06-13 01:34:22 | OV
三池崇史監督作品
したがって面白くないはずがない
極道映画とサイボーグ映画のコラボネーション

ありきたりの極道映画のシノップスを
主人公をサイボーグとして生き返らせることで
こんなに面白い映画になるんですねェ

主人公にうじきつよし
なぜに彼がキャスティングされたのか
そこは前半のいくじなし部分と
後半のサイボーグとしてのギャップが合致したんでしょうね
キャラクターはよかったですが

サイボーグになってからの哀歓がちょっと欲しかったような
気もするけどうじきさんで人あってる

特筆すべきは田口トモロヲさんのマッドサイエンスでしょう
この人何を演じても自分のものにしちゃう人
きちがいぶりは右に出る人なし。

港雄一さんと大杉連さんはピンク出身
大杉さんはこわもても、告白ぶりも、好々爺もなんでも演じられる
港さんはやくざ幹部に人はあってるようですが
ピンクで女を犯すときのしゅんぱつな獰猛さが
やくざとしての役づけにほしかったし
女をいたぶるシーンでもう少し好色感をだして欲しかったなぁ

北村康(現 一輝)さんが
敵役として出演されてるという貴重さもありますね
最近じゃ悪役やんないだろうし
胴体真っ二つにされることもないですよねぇ

ということで大杉さんの首が飛ぶ
うじきさんの目玉取り出される
後頭部の脳漿見えてる

という、三池ワールド全開な映画でした。
104分とちょっと長いけど
視覚的に楽しめたし
カタルシスもじゅうぶんということでした。

VINTAGE EROTICA  anno 1920

2009-06-12 01:49:08 | ハードコア
VINTAGE EROTICA  anno 1930
VINTAGE EROTICA  anno 1940
VINTAGE EROTICA  anno 1950
VINTAGE EROTICA  anno 1960

5本セットのアメリカ版DVDを購入
VINTAGE EROTICAとタイトルにあったのでエロ映画思っていたのですが

うそぉ
って感じの1920年代からのハードコアのショートフィルムの
アンソロジー

モノクロ・サイレントのショートムービーを
延々10時間見ていたわけですが
って1日じゃなく3日も時間をつぶしましたが

びっくりとうか、人間のあくなきエロへの思いが
非合法だとしか思えなく
かつ個人収集をもくてきとして撮られていたんですねぇ

歴史的にも資料的な価値も十分にあったように思えるんですが
30年代までのフィルムには
男性がバイセクシャル演技してるんですね
お互いに相手のチ○ポしゃぶるし
女性にインサートしてる男性のア○ルにチ○ポおインサートしてたりと

40年代に入ると男優さんのバイセクシャル皆無になっちゃうんですね
で、レズが増えてる

30年だでもパイずりしてるんですね

女優さんの陰毛もすごいジャングルで女性器も陰毛にうずもれていたのが
40年代後半には陰毛が女性器あたりから消えて
逆三角なヘア面積も小さく薄くなってきてる

下着もブラジャーが40年代から突然にあらわれてきたりと

十時間見まくって多少アタマがグラングランになりましたけど
性行為のぞいていろんんな部分とかでお勉強させてもらいましたが

こんだけ見てるとハードコアきますよね
しばらく違う傾向の映画見よう   っと(汗


アイランド・チェイサー/孤島の秘宝

2009-06-08 23:51:28 | 洋画
邦題がチェイサーになってますが・・・
追っかけられるのはスタート時のチャイナタウンで
意味もわからず追っかけられるくらいでしたねぇ

さらに秘宝は
ってラストに金貨が
宝探しの映画だと思ってましたが

孤島には間違いないようですが
主人公が宝の番人?
じいさんとの戦い?

次々と殺されるんですがホラーっぽいような
しかしあの殺人鬼の奥さん
どこに行ってしまったのか
ひとり
殺してあとは全然出てこない

冒頭のおっかけは面白かったですけど
あとはユルユルな
っていうか、過去と現在が交差しながら物語が進み

その過去と現在が上手に昇華されるのは
みえみえではありますし
宝のでてきかたも唐突

B級の映画なんですね
Drive in Theater Movieとなってましたが
都会はグラインドハウス
ローカルエリアはドライブインシアターなんですかねぇ

日本で公開されないこういう作品群は
レンタルビデオ屋さんの全盛期に
たくさんビデオ化されて結構楽しませてもらった記憶があるのですが
高回転至上主義の現在は
DVD化されないので
輸入盤をあさるしかないんですが
購入して損したなぁ
っていう映画の一つでしたが(汗

盗撮ドットコム

2009-06-07 23:35:18 | 洋画
原題は「Voyeur.com」
ということで洋ピン映画化と期待したのですが・・・

米版のレーテッドが「R」でしたもの
ある意味というか、やっぱりというか
期待は裏切られましたねぇ

どっちかというとホラーテイストの方が
でもホラー度もエロ度もかなり中途半端。
半端じゃないのが血糊の量だけでしょうか(笑

Webののぞきサイト立ち上げで集められた女の子が
のぞきサイトが立ち上がらない前に
覆面の人物に次々と殺されていく
というお話です


なんだかビデオで撮ったような
画面の質感といい

女の子のハダカそれもおっぱいだけは
なぜかボディダブル
シャワーシーンなんか体部分の指先はマニキュアなのに
顔部分の女優さんの指はノンマニキュア

主役のジェナ・ロマーノだけは
ボディダブルじゃなかったですね
ちゃんと顔と体全体をシャワーで露出してましたから

このシーンをボディダブルにしちゃうと
映画全体が否定されちゃうんですよね
製作側もちゃんと心得ていたということでしょうか。

しかし、この内容で94分は長い(爆

新・課外教授/禁断のセックス

2009-06-06 23:16:44 | 洋画
キャロル・ベーカーさん主演です
というと、「課外授業」をまず思い浮かべますねぇ
童貞成年への性の手ほどき映画が得意な
イタリア製作映画。

ホントイタリア映画はこういうの得意(汗

「課外授業」ではある意味観客じらしが映画の眼目になってますけど
こちらの映画はあっけらかんのセックスシーンのオンパレード
でしたねぇ

旦那役のアドルフォ・セリは精神的インポに
っていっても奥さんのキャロルさん以外なら
十分にSexできます
さらにスワッピングまで

奥さんは性技艶技の勉強を街娼から学んだりするも
スワッピングにはついていけない

そんな中奥さんのモヤモヤは先妻さんの息子と
肉体関係に

こりゃセックスシーンばっかになりますよね
キャロル・ベーカーさんも全裸で頑張ってくれてますが
そこはやっぱおとし
おっぱいが垂れ気味なのがちょっときになっちゃいますけど

裸体の方は若い女優さんがカバーしてくれてますですよ
ほんとよくできたセクスプロイテーチョン

あのキャロル・ベーカーさんが脱いでくれてるだけで
感謝なイタリア映画でしたけど

衝撃的なラストシーンは必要だったのでしょうか?

ラブキャンプ7

2009-06-05 23:13:57 | 洋ピン
ナチ女囚映画の金字塔な作品。
でもアメリカ映画なんですねぇ
R.Lフロスト監督作品。
70年代の洋ピン映画だとばっかり思ってましたが
なんと69年制作
アラウンド70ということですか

シノップスの発想がすごいですよね
連合軍の女性将校をユダヤ人に化けさせて
収容所に女囚として潜入させ
女科学者の救出に当てるという

もう諜報部員映画とナチ女囚映画のコラボです。
1粒で2度おいしい
グリコみたいなセクスプロイテーション

パルチザンの隊長が
潜入に前に羞恥心排除のために
男たちの前で着替えさせるという
観客の男心をくすぐったり

木馬拷問とか
ナチ将校たちの酒池肉林
お約束のシャワーシーンはありませんけど
ホース放水での身体洗浄とか

無いのはキャットシーンだけかしら
収容所長のいっちゃってる演技は言ううことなし

あと、おもしろかったのが
懲罰で水バケツ両手で持たせて立たせるトコ
世の東西を問わず懲罰の種類は同じ
人間みな兄弟ってことですか

って変な所に感心しちゃいましたが
ラストが利いてる映画でしたけど
69年制作ということで
ちょっとエロさは薄い感は否めませんでしたねぇ