538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

あなたへ

2012-08-31 00:26:56 | 邦画
高倉健さんの映画を見て来ました。
ツレも見たいと言っててそっちのスケジュールにあわせたので
先に「るろうに剣心」とか
健さんのNHKドラマのDVDなど見て勝手に気持ちを
昂らせていましたが

どうなんだろうなんか盛り上げが足りない映画だったような
健さん人気に完全におんぶに抱っこの映画
奥さんの散骨のために富山から平戸までの
所謂ロードムービーなので健さんリスペクトの
タレントさんが嬉々として脇を固めているので
健さんとビッグなタレントさんが出演してる
ただそれだけえの映画でした

平戸で台風の中おくさんの骨壷開けて
ひとにぎり骨をとりだし眺めるシーンがあるのですが
こっちは散々東映映画みまくってるので
健さんシャリ喰うぞ、喰うぞ否喰え、食え
と、東映映画ならポリポリカリッってくうんだろぅ
でも東宝さんだと骨壷に素直に戻すんですねぇ

また無理に泣かせる映画でもないけど
今時の過剰な説明台詞で転回される映画でなかったのが
救いなとこはよかったけど

ラストの佐藤浩市さんの言い訳的な台詞は余計
余さんがちゃんと問わず語りで知らしめてくれてるんだけど
健さんの「自分は今日鳩になりました」って台詞を
みちびきだすのに必要と感じたのでしょうか
ってこっちのサイドストーリーのほうが泣ける

私の隣にすわられた熟年ご夫婦の旦那さんの
携帯の待ち受けが中村主人さんだった
こう言う熟年がお客さんの殆んどを占め
こう言う方々を映画館に引っ張り出すには健さんなのだと

でもこんな年取った健さんは正直見たくはなかった
興行的には成功したかもしれないけど
やっぱ歩き方、クルマの運転姿は腰が引けてたし
台詞の呂律は一部回らない
撮影機材も映写機材もデジタル
シワの一つ、シミの一つ全てがお客さんに晒される
これはあかんでしょう

ツレはひさしぶりに映画らしい映画を 見たとのたまっていたけど
私は年取った健さんの姿に泣いていた
老醜をさらさずに
高倉健は正直「伝説」で終わって欲しかった

2012年製作、東宝配給作品
降旗康男監督作品
高倉健、田中裕子、長塚京三、原田美枝子、
ビートたけし、草なぎ剛、余貴美子、佐藤浩市
綾瀬はるか、大滝秀治出演

刑事 蛇に横切られる

2012-08-30 00:35:46 | TVムービー
高倉健さんの6年ぶり映画「あなたへ」の
便乗でしょうかNHKさんまで乗っかっていたとは
昨日新宿ピカデリーで「るろうに剣心」を鑑賞した時
隣の紀伊國屋フォレストで見つけたDVD
健さんのドラマなんて珍品だと即購入しちゃったのね

1995年7月1日にOAされたドラマらしい
テレビドラマも見ないしNHKなんてわが家のテレビのチャンネルには
無いと思ってる人なので
健さんがTVドラマに出ていたなんて知らなかったので
ある意味新鮮に見られたです

健さんは警視庁捜査一課の主任刑事
昔、奥さんを検挙した犯人の逆恨みで殺された過去を持つ
なんとその奥さんに田中好子さん
そして娘役には鈴木京香さん
まだお若いです

脚本は早坂暁さん
で健さんは主題歌まで歌ってる
普段テレビに出ない健さんにしては大サービスな作品になってる

警察官殺人事件をおううちに
もう一つの無関係事件とリンクしていくドラマだけどね
もう一つの事件の捜査主任は小林捻恃さん

で、17年前ってのはオーロラなんとかって演歌歌手が
ブーム作っていた時代だったのかしら
ってことで健さんの部下の女刑事に河合美智子さん

健さんの語りでドラマは進行するのだけど
説明モノローグなので
早坂脚本が健さんの良さを完全に殺しちゃっていたが・・・

黙して語らずの演技が健さんの真骨頂なのにねぇ

17年も前のドラマなので所謂4:3比のテレビサイズだったので
プレーヤーのスクイーズ機能を使ってヴィスタサイズにして
鑑賞しましたが
こっちの頭が悪いのか最後まで見ても
副題の「蛇に横切られる」の意味が全く分からなかった

このドラマはオンデマンドで購入視聴が可能のようです

るろうに剣心

2012-08-29 00:37:57 | 邦画
結構新宿ピカデリーで予告編を何回か見てて
ワイヤーアクションのチャンバラ映画なのね
そして『映画秘宝』でアクション監督が谷垣さんだと
早速見に行ってきたのですが、
2時間13分の長尺でしたが大変満足する映画でした。

相変わらず原作マンガは未読ですし
テレビアニメは二回か三回くらいチャンネル回すときに
見たンじゃないかなんていう遠い記憶があります

主人公の人斬り剣心に佐藤健さんって大丈夫かな?
っていう危惧が見る前にはあったんだけども
杞憂でしたねぇ
ってかこっちはテレビドラマを全然と言って良いくらい見ないので
帰宅して『映画秘宝』の特集を読むまで知らなかった
NHKの「龍馬伝」で佐藤健クンは人斬り以蔵をを演じていたのですね
体つき華奢なのに殺陣が様になっていた理由がとけた

佐藤健クンはガムのCMしか知らないけど
主人公にマッチしてたような・・・
武井咲さんはこっちは「愛と誠」以来
ってかCMで散々見てますけど、やっぱ私はまだまだ
受け付けないです・・・女優さんDDなのにね(汗

緋村剣心ということで緋色の着物ですか
道場主さんのい若かりし頃の着衣だったようですが
ってその緋色の衣装が新宿ピカデリーに展示されていましたが
あれれ佐藤健クンってそんなに大きくないンですね

いや香川照之さんで持ってる映画でしたが
人を斬らない主人公ですが、彼が人を斬るの止めたって
刀棄てていくからあんだけの人が死んでいったわけで
自分だけ不殺って言ってたけど責任は剣心じゃないかなんてね

ガトリング機関銃まででてきちゃいましたが
そこはフィクション実際上まだ作られて居なかったような
日露戦争で日本が苦汁を舐めたのがガトリング機関銃

所謂時代劇じゃないネオ時代劇の範疇の映画だと思ってますけど
若い世代の男女にチャンバラ
ってかジャパニーズソードアクションの面白さを
知らしめた、という功績大な映画でした
がWBが製作してたのね

2012年製作、ワーナー映画
和月伸宏原作、 谷垣健治アクション監督
大友啓史脚本・監督作品
佐藤健、武井咲、吉川晃司、蒼井優、
青木崇高、奥田瑛二、江口洋介、香川照之出演

ロボジー

2012-08-28 00:22:16 | 邦画
「テルマエ・ロマエ」と二本立てで見てきた映画
今月初めにDVDが発売されていたのですが、三茶で月末から
上映されるので、見る映画もDVDが見当たらない時でも
我慢してきたのですが
我慢してきた甲斐がありました
思っていたのとは違ってたけどこの映画はかなりの拾い物だった

フジテレビが絡んでる映画(って「テルマエ・ロマエ」もフジですが)
なので劇場では敬遠したのね(笑
も一つ言わせて貰うと私はナゼか吉高さんを受け付けない人でもあります

ミッキー・カーチスさんが何故か五十嵐信次郎名義での
ご出演ですが
この老人がロボットの中に入ってのやりたい放題のコメディ

でも今の日本が抱えてる老人問題が裏テーマになっていたような
でもコメディですから暗くならない

いやオチが素晴らしい
どう落とすのかが映画の途中から気になってきてて
吉高さんが新しく入社して作ったロボットが
ランニングマシーンから弾き飛んだ瞬間に
オチが読めて思わず大笑いしてた
回りのお客さんはロボが飛んで笑ったと思ったかも知れませんけど

オチが見えて笑っただけです
そしてミッキーさんのにんまり顔が全てだった
いいよね矢口監督
ツボを心得てる

ミッキー・カーチスさん
私の母校の大先輩でもあるけど、卒業生名簿に名前はない

2011製作、東宝配給作品
矢口史靖脚本・監督作品
五十嵐信次郎、吉高由里子、濱田岳、川合正悟、
川島潤哉、小野武彦、田畑智子出演

テルマエ・ロマエ

2012-08-27 21:51:59 | 邦画
この25日の土曜日から、三茶の三番館で
9月7日までの2週間の予定で
「ロボジー」と一緒に公開されたので
昨日の朝一に鑑賞してきたけど
昨日はアップするのを止めていた

いや都心の一番館や、シネコンでまだロードショー公開してる
處もあってますので、三茶三番館の入場料で
「ロボジー」との2本が見られるってかなりのお徳
ってことで日曜ってのもあるので結構混んでいました

ヒットするのがヨーク分かる
楽しい映画でしたけど、日本人が古代ローマ人になんて
無理があるかと思いましたが言語含めて
アッサリ違和感もなく2時間ちゃんと楽しめました

ハリウッドが散々古代ローマを題材にした映画を
英語言語で製作してきて誰もラテン語言語じゃない
なんて野暮な異を唱えた人はいない
ってやっぱり言語に違和感が・・・そこは
バイリンガルとのスーパーで乗り越えた製作人の努力が

古代ローマのセットはチネチッタで撮影してきたようで
イタリアの映画人は西部劇をパクって一時代を築いた
鉄面皮の方々であるけど、
平たい顔の東洋人が古代ローマ人を演じるのにも抵抗なく
エキストラでかなりの人々が楽しそうに出演させてる

ってか顔の、濃い日本人も違和感なく溶け混んでいた

原作マンガは相変わらず未読ですが
キチンとした時代考証に裏打ちされてるンでしょうね
知らないことは無敵で原作者って男性だと思っていたけど
女性だったのね、ってことで
映画ではヒロインの上戸彩さんが原作者って設定なのね

上戸彩さんってあんなに胸大きかった?
でもローマの衣装で走っても胸は全然揺れてはいませんでした(汗

ケロリンとタイアップしていたのでしょうか?
トイレはTOTOですよね

2012年製作、東宝配給作品
武内英樹監督作品
ヤマザキマリ原作、 武藤将吾脚本
阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、
宍戸開、勝矢、笹野高史、市村正親出演

日本仁侠道 激突篇

2012-08-26 20:52:35 | 邦画
6年ぶり最新作「あなたへ」の公開にあわせて
CSのの日本映画専門チャンネルでは
東宝と東映の健さん作品を先月から特集放映してて
東映チャンネルは相変わらず健さんの
「網走番外地」をヘビロテ

そして東宝さんからは 「駅 STATION」
「海峡」 「居酒屋兆治」 「夜叉」 「あ・うん」の5作品を
Blu-rayBOXで発売
銀座シネパトスではこの25日から高倉健特集
と、もうどこもかしこも健さんまつり

で本家東映ビデオさんは先月に続いて
旧作販売は高倉健さんの三本

そのうちの1本「日本仁侠道 激突篇」を最新作の
予習を兼ねて鑑賞

なんだろうな、深作さんの「仁義なき戦い」の大ヒット以降
着流しやくざ映画が衰退して、実録路線に
舵をきった東映さんでしたが
やっぱ着流しやくざ映画の夢をもう一度

って訳でしょうか?
王道山下耕作将軍まで担ぎだしてきましたねぇ

オープニングから横内正さんの抑えたナレーションで
渡世人世界の厳しいしきたりとおきての細かな説明
ってかこのナレーションに併せて映像も展開される
ある意味東映さんだから出来たと言える映画だな
と変に納得しちゃう映画である

って所謂悪徳やくざとの対立構造の仁侠映画が
この様式美をとことん突き詰めたナレーションの映像化で
ちょっと新鮮に見えるのが不思議でしたが
健さんのやくざ映画のラスト作品になったのが
なんともでしょうかね

竹下景子さんが川谷拓三さんに犯されるシーンでは
ボディダブルですか
って、もうこの時代ではおっぱいが画面に晒されないと
お客さんも入らないのかな

ラストの血の海と花は山下耕作監督だなと
ってか血の海は着流しやくざ映画の終焉に
健さんが足掻いていたのが見えてしまう

悪役が小松方正ってのがちょっと弱いかなぁ
宍戸錠兄弟が殺し屋なんだけど
あっさりエンドでしたねぇ

1974年製作、東映京都作品
高田宏治脚本、山下耕作監督作品
高倉健、宍戸錠、北大路欣也、大谷直子、竹下景子出演


PIRANHA DD

2012-08-25 22:08:43 | 洋画
結構へんなトコに拘るのが私の癖でして
3Dで鑑賞した「ピラニア リターンズ」で
プールで全裸のお姉ちゃんの股間に
ポップな画面にあわせるかのような
英語の擬態語、擬声語が被されていたことが気になって

アメリカのBlu-rayを注文していたのが今日届いた
で、早速視聴
アメリカ版のBlu-rayは、Blu-rayの3Dと2D、さらにDVDのコンポでして
わが家は未だ3D環境にないので2DのBlu-rayで

ってか2Dのディスクのタイトルは「PIRANHA DD 」
本編映像のタイトルも「PIRANHA DD 」に

そして件のシーンでは英語文字などお姉ちゃんの股間には
ありませんでした
ポップなシーンに凄くマッチした新手のモザイクでした

で初見の時は気づかなかったンですが
この映画での最初のピラニアの犠牲者ってゲイリー・ビジーだったのね

アメリカのBlu-rayだから
最初にCMやトレーラーが入るのだけど
アメリカじゃ「PIRANHA 3D」なるゲームが発売されてるようで
列をなしてピラニア軍団が人々を襲ってきて
人が食われると点数が増えていくという
人を食ったようなゲーム内容には大笑いした

改めて感想は書きませんので初見の方のリンク張っておきます
「ピラニア リターンズ」

プロメテウス

2012-08-24 21:47:07 | 洋画
8月第4週公開の映画で見たいなぁと思う映画は
「るろうに剣心」、「プロメテウス」
そして健さんにセガールおやじくらいかな
セガールおやじはテレビシリーズのセカンドシーズンなので
DVDでいいけどね!

で見て来ました「プロメテウス」3D字幕版
8月4日から先行公開されていますけども
相変わらず、情報を見る前には入れませんから
人類誕生の謎解き映画だと

そしたらエンジニアという人型生命体は出てきた
どっかの惑星でクリーチャーに襲われる
アンドロイドが活躍するって
なんだろう、これはあの「エイリアン」にどっか似てるなぁ

リドリー・スコットにしては?なんかあんま面白くないし
第一ヒロインが美しくないしなんてお気楽に
3D映像を楽しんでいましたが
最後のクリーチャーの造形を見てようやっと理解しました

リドリー本人が「エイリアン」の前日譚を作った訳ね
なら納得、ヒロインをノオミ・ラパスにしたのも
美しくないのは置いといて、どっかシガニーさんに似てるなぁ

ノオミさんも強いですよね
割腹してすぐに暴れまくるのも・・・なんか納得しちゃう
ってか割腹ってのはやっぱプロメテウスってことでしょうか
隣のお姉ちゃんグラスの上を手で覆ってたけど
あそこは異質なグロさでしたねぇ

美しさ担当の方はこれも情報を入れないお陰で
シャーリーズ・セロンが出てきた時は倍嬉しかったけど
彼女圧死したかのようですが、どっか生きてる気がするし
親子にしては歳が不自然な・・・彼女は実は?なんて

ま、続篇に期待しているンだけども
あの終わり方だと続篇なくても「エイリアン」には繋がる体裁
ってか映画自体が説明不足ではありますが
ほんとうのオチは映像じゃないけど
エンドロールのラストに・・・リドリー・スコットグッドジョブです

先行興行の打ち過ぎなのか
初日なのにお客さんの入りは振るわない
新宿ピカデリーのスクリーンも上階の小さなとこだし
といいとこなしではありますが
映像的には3Dで楽しませて貰った映画

もう1回いうけどノオミ・ラパスさんはリスベットを
超えられないことがヨーク分かった

2012年製作、アメリカ映画
リドリー・スコット製作・監督作品
ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー、
シャーリーズ・セロン、ガイ・ピアース出演

白蛇伝説 ホワイト・スネーク

2012-08-23 22:22:06 | アジア映画
シネマート六本木の夏企画興行
2012夏の香港傑作映画まつり
実はオープニング興行がこの映画
で公開初期には見に行きたかった

7月14日から公開されていたのでもうとっくに終わってると
思っていたのですが、ググってて見つけた
なんと「白蛇伝説」は
まだ公開されていたのですね夕方1回だけですけど

で今日は月一通院の日で昼から体空いたので
でかけてきました新宿でお昼済ませてから六本木まで
って日中の暑さと日照りが半端ないので
夏の企画興行第三弾
昼からの「盗聴犯 死のインサイダー取引」もついでに
見ちゃいました・・・って

「白蛇伝説」は私含めてお客さん全部で7人しかいなかった
けど中々楽しませて貰った映画でした
蛇の精と人間の異種婚姻譚ですよね
「白蛇伝」として東映さんがアニメにしてる

オープニングで妖魔退治の高僧ジェット・リーと
真っ赤な衣装の雪女ビビアン・スーとの対決
ビビアンさんが出演してるから、と見に行ったンですが
ビビアンさんはこのオープニングだけのご出演でした

VFXCGで作られた映画ですね
で白い蛇と緑の蛇の姉妹
胸から上が人間であとは人魚みたいな下半身の蛇の体
かなり色っぽいですねこのヴィジュアルは

で緑の妹蛇の名前が青青(チンチン)とか
じゃ姉は白白(パイパイ)だなぁ………って思ったら
素素(スースー)だった
漢字はこっちのメシのタネだったわ(汗
そうだよね素人、素面ってことで
素は白でしたねぇ・・・って漢字の奥深さを
改めて思い知らされた

でビビアンさんは早々退場されてしまいましたが
白蛇の精のホアン・シェンイーが美しいので安心して
ラストまで見れましたが

日本人としてはいくらCGとは言え
やっぱ大津波のシーンは心が暗くなるけど

2011年製作、香港中国映画
チン・シウトン監督作品
ジェット・リー、ウェン・ジャン、
レイモンド・ラム、シャーリーン・チョイ、
ホアン・シェンイー、ジャン・ウー、
ビビアン・スー出演

画皮 あやかしの恋

2012-08-22 22:48:23 | アジア映画
なんかニッパチ(2月8月)の夏枯れ状態で
レンタルDVDも、公開映画も
更にCS、BSまで私好みの映画がないので
Webをググっていたら

ン?ドニー・イエン、ヴィッキー・チャオ
あらら、「ヴァージニア」を見に行こうとイトシアまで
の途中でスバル座の前通って看板見たよねぇ

炎天下でチラ見して香港の恋愛映画か
なんて一瞥しただけだったけども
中国の古典で怪異譚ばかりからなる短編小説集『聊斎志異』
の中の一編を映画化したものだとか分かって

ヴィッキー・チャオさんなら見に行かねばと
レディースデイの日に行ってきましたけど
中年のおっさんもそれなりに見に来ていたけど
妖魔役のジョウ・シュンさんお目当てなのかな

確かにキレイなお方では有りますが
私は断然ヴィッキーさん
いやかなり恋というか愛のベクトルが複雑な映画で

それぞれの想いはみな一途に真っ直ぐで
こんな純愛映画は近頃珍しい
アクションファンタジーですが、
配給会社がこの純愛模様に絞って女性映画として宣伝プロモしてる
のも十分理解出来るけど
やっぱドニーさんのアクション映画でもあるわけで

ってこの映画2008年製作だったのね
で「イップマン」はこの映画のつぎの主演になるのかドニーさんは

画皮っていうのは妖魔が纏ってる人間の皮膚なわけね
ペロリって脱いで、お手入れするシーンは秀逸というか
妖魔本体はグロいですよCGでしたがね

私的にはハッピーエンドってのがチョイ安直過ぎて
気に入らないのですけども
突き放す悲劇的な終わり方の方がより愛の物語になったはず
だけど、ハッピーエンドは女性受けするんだろうな

もう1つ香港映画で見たい映画も見つけたので
今週中で終わってしまいそう

2008年製作、香港・中国映画
ゴードン・チャン監督作品
ジョウ・シュン、ヴィッキー・チャオ、チェン・クン、
ドニー・イエン、スン・リー、チー・ユーウー出演