538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ゼロ・ダーク・サーティ

2013-02-19 23:48:38 | 洋画
今日の東京は朝から雪の降る町を状態
でも積もるほどではなく、さらに3時くらいにはおさまびんらでん
ということでオサマ・ビンラディン討伐の映画を見てきた

2時間40分近くある映画なのですが凄く短く感じた
それほど映画的には緊張感と緊迫感のみなぎる
そうですよね長尺の映画なのに途中でダレないんだよね
キャスリン・ビグローは骨太な作劇で演出する人でしたし
ジェシカ・チャステインの演技も見事だった

実話であるんだけどもある意味アメリカは世界の警察という自負の映画だよね
9.11テロ事件以来アメリカはアルカイダ掃討を目指し
軍とCIAを総動員していたのですね、勿論CIAの活動何て殆ど表に出ない
そのCIAの女性分析官に ジェシカ・チャステイン

パキスタンに着任早々ビンラディンに繋がる人物の拷問に立ち合う
昔の拷問は肉体に損傷を与え苦痛を喚起させるものでしたけども
今は社会がうるさいようで証拠となるような人体の損傷を避けて
濡れタオルと水とで呼吸困難にさせたり
心理的苦痛を与える拷問に変わっていってるようですね
映画の中でもオバマさんが拷問反対を表明してるTV映像も流されていましたし
でも証拠となる外傷を与えない拷問は行われているわけね

主人公のビンラディンに対する執念は無差別テロに遭遇したり
自分が銃撃されたり、極めつけは同僚の爆死が推進力となったようですね
CIAもちゃんと防弾仕様のクルマに乗せてるのね
テロに対してドンだけお金使ってるのでしょうか
情報に対して高級車与えたりねぇ

クライマックスのビンラディン掃討にもステルス仕様のヘリ使用
その内一台は着陸失敗で墜落しちゃうんだけども
撤退時に現場で爆破しちゃうからして
マ、残していったら軍事機密漏れちゃうからだけども

シールズには一人も犠牲が出なかったようですね
そのシールズですが倒した相手にさらにチェックせず躊躇なく
トドメに数発撃ち込むのも容赦ないですね
撃ち返して来る相手は女性でも容赦してなかった
けど無抵抗の者には銃を向けない

しかし、世界の警察ってのは遠慮も何もないようで
パキスタンの国家主権なぞお構いなしに
勝手に作戦遂行しちゃうから、

で一つ細かいことで気になったのがビンラディン襲撃に
軍用犬を一匹ヘリに乗せて連れていったのですが
襲撃時に犬の影もなかったし撤収時にも犬がいなかった
ということで演出的にほったらかしにされちゃってるワンちゃんが気になって

ラスト彼女は今は何をしてるのか知りたかったけども
そりゃ無理だよね、

今年のアカデミーで賞はとれるのかしら
かなりの力作でした

2012年製作、アメリカ映画
マーク・ボール脚本、キャスリン・ビグロー製作・監督作品
ジェシカ・チャステイン、ジェイソン・クラーク、
ジョエル・エドガートン、ジェニファー・イーリー、
マーク・ストロング、カイル・チャンドラー出演



最新の画像もっと見る

コメントを投稿