538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

チェリーについて

2013-02-09 18:34:21 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷での企画興行
"未体験ゾーンの映画たち2013"で見たいなと私が思った映画の2本目は
この映画、チラシの金髪おさげの背中の美しさと
少女は無邪気に、裸になる」というキャッチに誘われた

2012年のベルリン映画祭にも出品されたようですね
アメリカの片田舎で暮らす18歳の少女が
ヌードモデルをきっかけに都会に出ていき
ポルノの世界に足を踏み入れていくってねぇ
ある意味くすぐられるシノップスだし
先行公開には行けなかったけども
初日に行って来ましたよ休日の渋谷の真っ昼間

昼から見るような映画じゃないか?なぁと見る前は思ってましたけど
レートはR-15ですか
男目線から見てもそれなりに満足できる映画ですが
これはどっから見ても女の子が自立していくガールズムービーですから
主演のアシュレイ・ヒンショウさんもてらいもためらいもなく
おっぱいさらされていますけど、性表現はクドクないですよ

おっぱいは見事ではありましたけどね
ヒンショウさんの乳暈がでかくてねぇ、それが意外だったってことで
今じゃその事しか覚えていないんだよねェ(汗

田舎の高校の同級生のボーイふレンドにスラムドッグの
デヴ・パテル、一緒にシスコに出てくるけども
彼女は都会のバイト先のクラブでジェームス・フランコ演じる弁護士に
靡いてしまうけども、彼はヤク中なんだよね

そしてポルノの監督さんにヘザー・グラハム
彼女自身デビュー作はポルノ映画界を描いた作品でしたから
監督さんはそこいらを鑑みてのキャスティングだったのか

ゲイ、レズにポルノ界と現代社会の性事情をさらっとなぞっていましたねぇ
ヘザーと同居を始めた時点でオチが見えてしまいましたが
ラストカットのヒンショウの顔はよかったですねぇ
ってかこの女優さんきれいなのかどうなのか全然わかんない方
でもラストカットの顔は素晴らしいってことで
そこはやっぱ役者さんな訳でスねぇ

日本でもAV女優のみひろさんの自伝映画「nude」ってのがありましたが
フィクションでそれのアメリカ版を製作したような映画だから
ヒンショウさんも美しい女性じゃなくてね
どっから見ても普通のそこいらに当たり前に存在してる女の子っていう
そんなキャラには適していた女優さんなんだろうな

102分の尺だったようですが、長いなとは感じなく
女の子の自立していく物語とそれなりに楽しく見られた

2012年製作、アメリカ映画
ローレライ・リー脚本、スティーブン・エリオット脚本・監督作品
アシュレイ・ヒンショウ、ヘザー・グラハム、
デヴ・パテル、ジェームス・フランコ出演