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コロナは15日ごとに変異…凶暴なウイルスに変身するのか?

2020年04月05日 | 健康・病気

  日刊ゲンダイDIGITAL 2020/04/01


 世界中に感染が急拡大している新型コロナウイルス。頻繁に変異していることがわかった。科学雑誌「ナショナルジオグラフィック日本版サイト」は3月31日、新型コロナの変異についての最新情報を伝えた。

 研究者がデータを投稿する「ネクストストレイン」というサイトには、実際の患者から採取した新型コロナの遺伝子配列データが集まっている。3月末時点で2000件を超えた。「ナショナルジオグラフィック」誌は〈データからは、感染の拡大とともにウイルスが平均15日ごとに変異していることが明らかになっている〉と伝え、さらに、変異が無害であることや、データの活用がウイルスの追跡に有用であるとまとめている。
無害とはいえ、15日間という短期間に変異しているとは驚きだ。ハーバード大学院卒で医学博士の左門新氏が言う。

「ウイルスは増幅する際、遺伝子を複製していきますが、この時、遺伝子の配列が若干違うなどエラーが起きることがある。例えば、1カ所程度であれば、ウイルスの性質は変わりません。今のところ、新型コロナは大きなエラーはなく、無害で済んでいるのでしょう」

■アフリカからロシアまで…多様な地域に感染拡大

 しかし、国連のグテレス事務総長は「途上国で数百万人が感染すれば、ウイルスが突然変異するリスクがあり、ワクチンが開発されても効かなくなる」と警鐘を鳴らしている。いずれ、突然変異し、ワクチンが効かなくなるなど、強毒化することもあり得るということなのか。

「感染者が増えることで起きることは、変異の確率が高まるだけではありません。新型コロナが世界各地に拡大すれば、ウイルスは新たな環境に適応しようとします。環境が多様であるほど、変異の幅が広がり、大きな変異につながる可能性があります。そうなると、無害の変異ではなく、感染力が高まったり、重篤化につながるウイルスになる可能性があります」(左門新氏)

 すでに、新型コロナは熱帯や砂漠から寒冷地まで多様な地域に拡大している。凶暴なウイルスに変身しないことを願うしかない。


 ちかごろ若い人たちへの感染と重篤化が目立ち始めている。今後、どのような「変異」を遂げるかわからない。警戒を怠ってはいけないということだろう。

今朝、ようやくビニールをかけました。



白樺樹液、今日で採取を終わりました。


 



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