里の家ファーム

無農薬・無化学肥料・不耕起の甘いミニトマトがメインです。
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室井佑月「あの話、どうなった?」

2019年05月16日 | 社会・経済

  AEEAdot 2019/05/16

作家・室井佑月氏は、米国が取り付けたという安倍首相との約束について、あまり報道されない現状を疑問視する。

*  *  *

 元号が『平成』から『令和』へと変わり、世の中はその話で持ちきりだ。

 上皇さまも上皇后さまも、平和を愛する立派な方だ。新天皇陛下も、その思いを引き継いでくださるんだろう。

それにしても、令和ブームはどこまでつづくの? 令和と名付けられた食品の話なんて、どうでもいいよ。

 てかさ、あの話、どうなった? 結構大変な話だと思うんだけど、このことについて、テレビでのわかりやすい討論や解説をまったく聞いていない気がする。

 4月28日の日経新聞にはこんな記事が載っていた。

「トランプ米大統領は27日の演説で『安倍首相はトヨタ自動車など日本企業が、米国に自動車の生産拠点として400億ドル(約4兆4600億円)の投資をすると言ってきた』と主張した」「(トランプ氏は)『日本は大量の防衛装備品を購入することに合意した』とも主張した」

この話はほんとなの?

 平成の天皇の退位式で国民の代表として登場した安倍晋三首相に、ちゃんとこの話を聴いてきた記者はいるんかいな?

 4兆4600億円って大金じゃん。てか、記事にも書いてあったけど、安倍首相はその前にトランプさんに230億ドル投資してきたっていってるんだよね。今回の400億ドルにその230億ドルは含まれているのかいないのか?

 日本の自動車企業が払うお金なんだから、我々国民は関係ないじゃん、っていってる人もいるけど、違うと思う。

 日本の自動車企業は、工場などで働く人の賃金を抑え、内部留保をためまくっている。それは良くないことであるが、会社は会社で、「この先、良いことなんて起こりそうもない、潰れちゃおしまい」、そう考えている部分もあるのかな、と思ってた。

でも、ためまくった内部留保は、この国じゃなく、アメリカの景気対策に使われる。安倍さんの命じるまま、トランプさんの支持率アップ対策に使われる。それじゃ、いつまで経ってもこの国で働く人の賃金アップは望めない。

 安倍さんもタダで日本の自動車企業に投資金を出せっていえるはずもなく(夏に参議院選あるし)、また大幅な法人税減税をするのだと思う。

 今度の参議院選で安倍さんはまたまた「消費税増税を延期します」といいだしそうだけど、みんなが忘れたころにやっぱり増税するとしか思われず。

 だって、日本の税収は変わっていない。変わったのは内訳。消費税を増やした分、法人税が減った。法人税を減らすなら、それしかないわな。

そうそう、5月4日のおなじく日経新聞に、米国が貿易交渉で農産品での早期合意を求めてきているようなことが書かれていた。日本側は参議院選まで嫌だっていってるみたいだけど。

 大事なのは、トランプさんとの仲良しごっこと、目先の選挙だけみたいね。

※週刊朝日  2019年5月24日号


 今日、トマト苗にぼかし肥料を施していると、こんな苗が5本見つかりました。

脇芽はありますが、主要な生長点が消えているのです。おそらく、低温による障害が出たのではないかと思われます。トマトは第一花房を通路側に向けて定植すると、その後の花房も通路側になるのですが、低温などにさらされと3枚の葉の次に来る花房が4枚になったりして花房が反対側についてしまったり、ということが起きてしまいます。今回の現象はそれよりも強いストレスによって起きたものと思われます。それでも5本で済んでよかったのでしょう。

 こちらは敷地内にあるフキの群生地。

真っ青ないいフキがたくさんあります。
そんなわけで

今度の土・日は「江部乙菜の花祭り」。ここまであまり車も入ってこないのですが

こんなことで呼び込めるかな?
菜の花の撮影スポットには、駐車禁止のコーンが置かれ、有料駐車場へと誘導されてしまいます。

わたしも、苗物などの販売などで新たな出会いをつかみたいと思っています。

赤い葉と後ろのサクランボの白い花のコントラストが美しく、シャッターを切ったのですが・・・