映画紹介
みんなで働くみんなで生きる
~あたらしい 働
き方 のはなし~
「小さな共生社会」をつくる新しい働き方
スカイツリーの下で繰り広げられる
まちの人々とワーカーズコープの物語
成果主義・効率優先・格差・貧困が
すすむなか、働くことに生きがいを
持てない時代。
それでも国は経済成長を最優先
課題として拡大再生産を繰り返し
、グローバル化に突き進んでいき
ます。 働く場を求めても他人と比べられ、選別され、未来への希
望が見出せなくなっている若者たち。いつどうなるかもわからない
非正規雇用の蔓延。 そして居場所さえ失う人たちと、
大きな不安が私たちを覆って
います。
このような時代、私たちは何
を求め、未来をみつめていく
のでしょう。
世の中のめまぐるしい変化の中で、あらためて人と人、地域、
社会との結びつきを再生することが求められています。 自分たちの明日を自分た
ちで耕しはじめている人々
がいます。
ワーカーズコープ=労働者、
使用者という区別はなく、経
営方針から具体的な仕事ま
で、一つ一つをみんなで決めていく…ちょっと面倒臭い、けど、
てんてこ舞いしながら話し合いを繰り返すなかで、「イキガイ」
や「キズナ」が育まれます。
どこかにある桃源郷ではなく、
いまいるところで、地域の人と
支え、支えられ、未来を耕し、
培うもの…地域の中に溶け
込んで、こころを合わせ、力
を合わせ、助け合って働いて
いく。そこには新しい時代にむけてのかすかな光への芽生
えがありました。
【ワーカーズコープとは…?】
一人一人が出資し、平等な立場 で事業、経営に参加できる働く
者の協同組合。つまり各々が
経営者であり労働者。地域に
必要とされている仕事を協同の
力でおこし、必要な資金も自らで集め、事業計画、報酬等全て
を合議制で決め、全員が経営にも責任を持つ。協同組合の理
念・原則のもとで社会連帯を求める「協同労働の協同組合」で
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