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ヨット&クラフト&ガーデニング、日々の暮らしの備忘録

GWセーリング 続編

2015年05月05日 | 日記

前日 9時間の日帰りセーリングになってしまったGW

疲れ切ったからだを睡魔が容赦なく襲い

帰港後 遭えなく ダウン

ヨッ友のみなさまの誘いも夢の中 

 

爆睡の翌朝は

体力もほぼ回復し

旅先で食す予定だった

グリルドチーズを焼き

挽きたてコーヒーでさらに充電

 

予定通りなら本日雨天復路なはずだったと

降り始めた小雨も構わず

雲の切れ間に向けて出港しました

 

雨脚が強くなると 港に向き

やみ始めればまた海へとターン

 

タック ジャイブ ベアーと

予想に反する 心地よい小雨セーリングに

三角の航跡を 幾重にも描きつつ

ふと行先を見れば

漂流物の黒い影

なんだ なんだ?

イイ形の流木  目を凝らせば 鳥が数羽

海原の止まり木 海鳥の駅

1メートルは優にあった よさげな流木でしたが

なんだか拾うのは申し訳なく

静かに見送りました

 

見渡せば 似たような漂流物が

そこかしこに ぷかりぷかり

 

いっぷくの休憩所とならんがため

けなげな鳥たちを

誘っているかのように

どんぶらどんぶら 浮かんでいるのでありました


GWセーリング 後編

2015年05月05日 | 日記

その風景の変貌を確認しながら

記憶から過去の面影を探りつつ

 

行き着いた味は

本日獲れたて 生シラスと

濃厚な海老味噌の詰まった アカシャ

 

変わらぬ 素朴さと 

変わらぬ 大将夫妻

そしてなによりうれしい 財布への優しさ

 

温暖な気候は

ゆたかな花色をはぐくみ

 

自然の恵みを大切にする気を感じます

 

満ち足りた 胃とココロに 

戸惑いさえ覚えつつも

翌日の傘マークを懸念し

島を後にしました

 

復路の風も 贅沢なほど心地よく

ぶらり旅 ならぬ ぶらりセーリング

 

陽が傾き 夜の帳が落ちます

 

勝手知ったる マリーナ近くも

ふだん見ることのない

闇の海原・・・

沖によこたわる巨人

 

引き波頭に うねうねと怪しくひかる夜光虫 

 

知らない世界を覗いてしまった気分の

ため息つくような帰港でした