いつから
あなた自身を見なくなったのだろう
いつから
あなたの中にいる自分の願望を見ていた
最初からそうだったのか
降り出した雨が
熱いアスファルトを冷やしていく
頬を伝うのは涙か雨か
やがてわたしの頭も冷えて
いつか身体の芯まで冷え切るだろう
口に出すまでは
とても言えないと思っていた
別れは
切り出すまでが辛かった
これで本当にさよならだね
どうしてこうしようって決めたのに
もうそうしたのに
迷うのだろう
あふれかえるのは、思い出
ふたりを引き離そうとしないのは過去
捨てなくていい
笑ったあなたは
わたしの思い出と生きる
きっとしばらくは
わたしもそう
一緒に歩いた夏も
お互いの名前を知り合ったあの日から
それでも、わたしたちは別れる
ずっと傍にいるのが自然だった
そう信じていた
今も
あなたはわたしの指を
わたしはあなたの背中をうしなった
いつも、触れていた 見ていたのにね
あなた自身じゃなく
わたしの願望だけをあなたの中に見続けるようになったの
さよならと笑ったあなたのことを
わたしはどれだけわかっていたのだろうか
あなた自身を見なくなったのだろう
いつから
あなたの中にいる自分の願望を見ていた
最初からそうだったのか
降り出した雨が
熱いアスファルトを冷やしていく
頬を伝うのは涙か雨か
やがてわたしの頭も冷えて
いつか身体の芯まで冷え切るだろう
口に出すまでは
とても言えないと思っていた
別れは
切り出すまでが辛かった
これで本当にさよならだね
どうしてこうしようって決めたのに
もうそうしたのに
迷うのだろう
あふれかえるのは、思い出
ふたりを引き離そうとしないのは過去
捨てなくていい
笑ったあなたは
わたしの思い出と生きる
きっとしばらくは
わたしもそう
一緒に歩いた夏も
お互いの名前を知り合ったあの日から
それでも、わたしたちは別れる
ずっと傍にいるのが自然だった
そう信じていた
今も
あなたはわたしの指を
わたしはあなたの背中をうしなった
いつも、触れていた 見ていたのにね
あなた自身じゃなく
わたしの願望だけをあなたの中に見続けるようになったの
さよならと笑ったあなたのことを
わたしはどれだけわかっていたのだろうか