Re:

わたしがとりとめもなく
かんがえている こと。

風化

2011-11-29 15:33:48 | something new
ずっと沈んでいたくても
時がそれを赦さない

汚い言葉を吐きつくして
のたうちまわって
痛みをこらえて
泣くことが
どうしても、必要だった

あの子とくらべて
幸せだとか
不幸だとか
一日中やっていた
そこに救いはないのに

自暴自棄になっているのも悪くない
悲劇のヒロインになりきるのも悪くない
まわりはもうついてきてはくれないけど
裸の王様してるだけ

絶対に癒せないだろう
永遠に消えないだろう
何をしていても泣けてくる

それでも、
時が風化させてくれる
流した涙がいつの間にか乾いている
忘れたくないのに
忘れたらいけないのに

縛りつけなくても
甘い傷になって残っていて欲しい
夢物語にするには早すぎるから

時が
無情に、柔らかに、冷たく、優しく
撫でるように
そっと見えなくさせてく
降り積もった落ち葉のように
最初の一枚が見えなくなってく
それでいい

それでいい


誰にも
自分にも癒せなかった傷が
見えなくなってく

今は、
そのままでいい


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2011-11-21 15:21:19 | something new
正論も
責める言葉も
「しょうがないよ」も
励ましも


何も聞きたくなかった
聞けなかった

どんな言葉も
心が納得しない

どうして傷つかなきゃいけないの?
無意味な悲しみだと思った

とても残酷だけど
あなたがどんなに苦しくても
世界とは関係ない

あなたが絶望の淵にいても
誰かを道連れにする権利なんかない

あなたが泣いていても
あの子の笑顔を消すことなんかできない


世界は残酷だ

だいじなものはなくしちゃったのに
まだまだ歩いていかなきゃいけないらしい

納得できる言葉を自分で探さなきゃいけないらしい

きっと長い旅になるだろう
そういう旅になるだろう



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悲劇的な

2011-11-21 15:10:31 | something new
気付いた

あの子が泣いてる日に
わたしは笑っていた

絶望的な宣告を突きつけられて
立ち止まっている彼の横を
幸せそうなカップルがすり抜けていく

わたしは

いたわって欲しかったのかな?

甘えたかったのかな?

自分だけが一番不幸だって自慢していた

ナニモカワラナイ

わたしがどんな1日を過ごしていても
誰にも同じ時が流れていて

ナニモカワラナイ

どうしてこんなに悲しいのに
街は変わらないんだろう
ぬけるような青空
まっさおな あおぞら

同じ人間なのに、どうしてこんなにも違うんだろう
同じ場所にいるのに、どうしてこんなにも違うんだろう

幸せを体中に詰め込んだ人のとなりに
からっぽのわたしがいる

誰も悪くないのにね

わたしは不幸ですって泣いても仕方ないのにね


今は
あの子のためにひとりで泣こう
誰かとくらべるのではなく
不幸自慢ではなく
ただ ただ 泣こう


誰も悪くないのに

誰かを責めたかった
誰かを憎みたかった
誰かを妬みたかった
自分の心の痛みから逃げ出すために


逃げ出すために


絶対に癒されない傷だというのなら
ずっとここに持っていよう



やがて知る日が来る





その傷がいつのまにか癒されてることに



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お別れ

2011-11-19 20:31:27 | something new
 じっとしてるからね

 静かにしてるからね

 いい子にしてるからね


そんなんじゃ、いるのかどうかわからないよ。
だからわたしはいつまでも半信半疑
そうして、あの子は
ちゃんと生きる分の命を使い果たして
ひとりでいっちゃった
さびしく なかったかな


 誰にも、内緒だよ

そっと
ひっそりと、消えちゃった

優しく消えてしまった


 ちゃんといい子にしてたでしょ?
 ね?


 最後に
 バイバイって手を振るよ

 ちゃーんと、生きてたよ
 みんなを、笑顔にしたよ

 だから、泣かないで。


最初から最後まで、いい子だったね。
いい子にしてたね。



 ここで、お別れ。

バイバイ!って言ってくれたね
今日まで待ってくれていたね

たくましく、
強く、
ひっそりと
静かに
そうして、誰よりも誰よりも優しく。


一番最後に
わたしの苦しみも悲しみも
汚い感情すべてひとまとめにして
ぜんぶ、持ってってくれた


わたしも言うね。
バイバイって。

ありがと。

バイバイ。



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そら

2011-11-19 20:21:08 | something new
やたらに空が高くて

青くて


わたしはどうしてここにいるんだろう


たくさんの悲しみがあったのに
このからだのなかにひとつ
抜け殻がはいってるのに

なにひとつ かわらない


ふしぎにこわくなかった

だけどたまに痛む ちくり

幸せそうなあの子

わたしは、妬んでいるのかな・・

癒えたようにみえる傷だから
だいじょうぶなんて笑って
そうしてまた 

  傷つく・・


無意味としか思えなかった
実際そう口にした
あなたを傷つけた




だけど、

ただ 一緒に泣いてくれたね

あなたが背負う必要なんか
これっぽっちもないかなしみのかけらを
引き受けてくれた


ありがとう



からっぽになっても
また、歩き出すのかな
性懲りもなく、夢をみるのかな
そうしてまた傷つくかな?


だけど、 ふしぎ

今はこわくない


わたしのからだは
ずっと
抜け殻を抱きしめていた
そうして時が過ぎて
バイバイってさよならした

必要な 時 だったの

そうだよね?



からっぽになっても
また

歩き出せるよね


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ふ た り

2011-11-18 14:18:21 | something new
これ以上傷ついたらいけないって
それしか思えなかった
だから必死に虚勢を張って
強がって
毛を逆立てることしかできなかった
どれほど
叫んだろう?
恨んだろう?
泣いただろう?
発作のように襲ってくる涙を止められなくて
止めなくていいよ
朝日の中で
ベットの中で
1日の終わりに
ただ、泣いた

後悔して
憎んで

あの日から
ことあるごとに泣くしかなかった
こんな事実いらない

あなたを拒絶して否定して
殴って貶めて
あなたの優しささえ
自己満足だ って言って
あなたはどれほど苦しかったろう?

それでも

そこにあるのは 優しさ
1ミリもブレない優しさ
ただ、ただ、優しさ
優しさの裏にあるのは強さしかないだろう
きっと

荒んだわたしを支える為に
あなたはどこまでも強くなったんだ
どんな悲しみも昇華してしまうくらい
あなたはわたしより先に
強くなるしかなかった


あの日から
あの日より前から
ふたり
ずっとふたりだった

なにをなくしても
笑顔の日もそうじゃない日も
ずっとふたりだった

悲しみを知って
あの日から世界はグレーになった
はずだった
今は見たことのない色で
世界は彩られている
あざやかに



あなたの腕だけが
その身体だけが
からっぽのわたしを包んでくれる

ふたりで
泣いて、ただ泣いて、
あなたの前からいなくなることが
最善だと思った

引き止めたのは あなた


そうして
今また ふたり

同じ色の悲しみを知って

また固く結ばれて

見たことのない美しい世界を
歩き出す






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呪い

2011-11-16 15:32:14 | something new
どうして わたしが


口からこぼれ落ちた
呪い


もしわたしが獣になれるなら
今すぐ
その爪で切り裂き
その牙で噛み殺し
幸せそうな人たちを皆殺しにするだろう

そして、わたしは
さっきよりもたくさんの空虚を手にする

誰かを傷つけても
全然幸せになれない


どうしてわたしだけが

誰かの幸せそうな笑顔が
どうしようもなく
荒んだわたしの心を踏みつけていく
これでもか これでもか

誰かの幸せそうな言葉や
同情や
そんなものが
わたしの心をもっともっと荒ませていく

そんな自分がきらい

自分の
身体がきらい
思考がきらい
運の悪さがきらい

追い詰めて追い込んで
荒んで荒んで荒んで
それでもまだ自分いじめをやめられない
そんなことして何になるの?
わかっていても
えぐることしか出来ない

時が過ぎるのを待つだけ
ただひたすらに待つだけ
泣きながらでもいい
恨みながらでもいい
憎みながらでもいい
誰をきらいになってもいい


何も見たくない聞きたくない傍にいてほしい人なんかひとりもいない


絶望 って言うの?


もうこれ以上傷つきたくないから
わたしは
爪が欲しい
牙が欲しい
自分をまもりたいだけ


ただそれだけ






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こうかい

2011-11-16 14:50:24 | something new
最初からなければ
ここまでは傷つかなかったのに

そうでしょう?

もう、あの頃に還れない

傍にいなきゃよかった
愛さなきゃよかった
出会わなきゃよかった

こんなことになるなら

結局 不幸になっただけ

これから先もきっとずっと不幸なだけ

きっといつも
顔色をうかがって
何か足りなくて
イライラして
焦って
おびえて

ここには永遠に消えない傷がある


優しい生ぬるい言葉なんかいらない
いっそ切って欲しい
とどめを刺してよ
もう二度と立ち直れないくらいに

希望なんかいらない
あるからまた傷つく



どうしてふたり
幸せになりたくて
その手をとったのに

この結末は
ふたりが選んできた末のことなの?

だったら
わたしは永遠に後悔する
その後悔さえも、「無駄」だけど





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無題

2011-11-16 14:42:57 | something new
なんでこんなとこにいるんだろう

なんの為に

感情や思考がなかったら
どれほど楽になれるだろう

こうなってもまだ
抗おうとして傷つく
愚かな自分がいる

目を閉じても

あなたの励ましも優しさも
その慈悲深ささえも
いらない わたしには

今ただ心地いいのは
他人の無関心

ひんやりとして

火照った頭を少しずつ冷してくれる

あなたの優しささえも
受け入れられなくなったわたしは
どこへ行けばいいんだろう?

ただ、みじめ

あなたの泣き顔も笑った顔も
見つめる瞳も
もういらない わたしには

今ただ心地いいのは
他人の無表情

泣くことも、
考えることも、
怒ることも、
生きることも

あの時 なくしてしまったみたい


ひんやりとした壁にもたれて
雑踏を聞いていた
目を閉じても

ぜんぶ いらない
忘れてしまえばいい



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なみだ ?

2011-11-15 16:29:08 | something new
ずっと一緒にいてくれたのに


もう、何も返せないことが
わたしにはわかっている

あなたが泣いてくれたけど
わたしは
どうしてあなたを泣かせているんだろうって
苦しかった

決して嫌いになったわけではなく。

ただあなたをいつもより遠くに感じていた

誰も悪くなんかない

ただ少し違ってるだけ
見てる方向が

あなたの心の声を聴いても
わたしはただ ひんやりと思ってる
「もう 一緒にいても 幸せになれない」
予感
確信

業 のようなもの


なぜこんなに辛いか考えてた
逆らうから辛いんだって
全部受け入れてしまいなよ
何もかもを飲み込んでしまいなよ
強くなる必要なんかこれっぽっちもない

流れるものはそのままに

痛みがあればそれすらも






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