Re:

わたしがとりとめもなく
かんがえている こと。

日々

2014-12-29 19:06:30 | something new
まるで水底にいるみたいに
息のできない日々

同じ時間に来る電車に
乗れぬまま立ちすくんでいた

ここじゃない どこか

どこかに行ってしまいたい

ガラス窓がため息で曇っていく
結局、乗るしかない

じぶんが死んでいく

1日
1日

じぶんを殺していく

昨日信じていたことが
今日はもう見えない

ぜんぶ 麻痺してしまえばいい
ぜんぶ 忘れてしまえばいい

そうできないから苦しんでいる

逆らえない運命 だとしても?


流れる景色に色がない
暑くもない 寒くもない

涙も出ない

わたしが 死んでいく




ドラマ

2014-12-29 16:57:31 | something new
もう夢はみれなくなったと言う

みんな浮いたり沈んだりを繰り返して
やがて必ず海にたどり着く

騒がしい雑踏を抜けて
今は 静寂の方がうるさいの

いつだって
戦いにはひとりでいくもの

どんな花も美しく咲いて 枯れてゆく

縋ってしまう
どうせあなたを完璧に消し去ることなんてできないんだから

最後のドラマをください

引き際はじぶんで決めるもの

騒がしい雑踏を抜けて
今は 静寂の方がうるさいの






2014-12-23 11:51:41 | something new
ひっそりと消えて
どこにもいない

死に方まで教えていくのが役目だって

5人だけの黒い列
ひだまりのなかで

風は冷たくもない
やさしい日差しが

ひとがひとり いなくなっても
世界はなにも変わらない

しんとしてる
耳の奥

生きていることと
そうでないことの
境界線みたいなもの

枯葉が 舞って 舞ってく

世界が変わらないことに
安堵しながら失望しているんだ

そうしてまた
その非情さに
その「あたりまえ」に
深く傷ついてる自分がいる

ひっそりと
ひっそりといなくなって
もう どこにもいない

遺る

2014-12-23 11:39:18 | something new
わたしがもう
あなたを必要としなくなったように

あなたも もう
わたしを必要としなくなった

一緒に歩いてきて
なにも変わってないはずなのに
ふしぎ

すこしも寂しくはないの
ちょっと寒いだけ

わたしたちはなにも変わってないのに
ふしぎに
もう
お互いがいらなくなってしまった

強がらなくていいと教えてくれました
孤独な夜の乗り越え方や
喜びの共有や
ありがとうやごめんなさい
全部 あなたがくれました

いちばん最後に
その背中で
別れ方を 教えてくれました


幼稚な愛でも愛だった
すこしも悲しくないの
ふしぎに
明日からもきっと歩いていけると確信してる
永遠に別れたのに
「あなた」がそこらじゅうに残っている
わたしのからだや思想や
そこらじゅうに





ゲーム

2014-12-19 13:49:40 | something new
どっちがさきに落ちるか
シーソーゲームみたいに

どのカードを出すか
どのカードを引くか


下心を隠して
優しく振る舞う
それは世の常だと
お互い理解してる
太古の昔からのやりかた

そこをいちいち突かないで
野暮なことしないで

触れそうで触れないのが
いちばん刺激的

どんな言葉でも言ってあげる
どんなことでもしてあげる
全部脱がせてあげる
どこまででも連れて行ってあげる
愛してあげる

もうとっくに落ちてる
どこまででも落ちてる

何億って繰り返されてきた凡庸な凡例

どのカードを出したって
わたしの負け

望み

2014-12-19 13:42:54 | something new
もう、これにはきりがない

そう気付いたから
きつく握りしめていた手のひらをあけてみる

クリームのような甘い日々だった
ときめき ばかり集めて
幸福に酔っていた
美しいものばかり
美味しいとこだけ

じぶんのなかの
大切なところが
みるみる枯れていくよう

さらさらと

今日までの
笑顔
優しさ
思い出
指輪
喜び

こぼれてゆく


永久に永遠に満たされることなどないだろう

だから
わたしはじぶんから手をはなしたの

2014-12-15 21:12:52 | something new
どんな欲望だって
飲み込んでしまう

どんなふうにもかたちを変えて
何度でも何度でも
果てがない

君の方がずっと強い

君を思い通りにしてるつもりでいるけど
実はそうじゃない
とっくに知っている
思い知らされている

この夜は君にあげるから

2014-12-15 21:00:58 | something new
悪戯に
誰かの日常生活を盗み見たりして
ひとりで落ち込んで
焦って
いじけてみる

かさぶた剥がしたってどうにもならないし
だったら
その傷が癒えるようにしてみたら?

強いふりをして
楽しいふりをして
毎日がパーティーのように
駆けていた

こどもの頃みたいにできたらよかったのに

誰かそばにいてよ
あなたがそばにいてよ

彼女とくらべて
勝ちか負けか
白か黒か
そんなことを繰り返し
ただ疲弊している

あなたがとめてよ
もうそんなことしなくていいって




本当はわかってる
自分しかいないって
くだらない繰り返しに終止符を打つのは
自分の役目だって





無題

2014-12-15 20:54:14 | something new
あなたをとても愛しているけど
ごめんね

最近おなじ夢ばかり
目が覚めるときゅうっと胸が痛む
もうずっと会っていないけど
元気でいますか
いつも思うの
会えなくてもいい
この空の下
あなたもおなじ時代を生きている
そう思えば
無限に強くなれるの

あなたがいつからか
上手に自分を偽りだして
夢を封じ込めて
語らなくなったのは
わたしのせい

思いやればやるほどに
すれ違って
ほんの少しの隙間が
今は渡ることできぬ川のよう

とても愛しているのに
ごめんね