Re:

わたしがとりとめもなく
かんがえている こと。

2011-12-29 21:40:09 | something new
どうしていいかわからなくて

このかなしみが、なにになるっていうんだろう

泣いても仕方ないのに
抗えば抗うほどに傷つくだけなのに

こんなに大事なものを失っても
まだ歩くしかないみたい

不幸ぶって泣いて
もっと不幸な人を探して

誰だって胸の中に痛みを抱えてることくらい
容易にわかるのにね

それぞれの痛みが
溶ける雪のように優しく消えてゆけばいいのに

なにかに理由をつけることで
納得したかったの
それだけ

わたしたちには
おなじ傷がある 苦しみがある
おなじ色の おなじ形の

いつか
その傷が風化していっても
きっと痕に残るだろう
そのたびにまた傷つくだろう
えぐられるような悲しみに
身をよじられる苦しみが幾度となくぶり返して
永遠の休息はこないかもしれない


それでもまだ、
歩いていくしかないみたい

癒しきれない傷と一緒に

 

あきらめ

2011-12-19 20:48:54 | something new
半分掴みかけた たからもの
そんなものを諦めるからタチが悪い

いつまでたっても
何年たっても夢に見る

逃したものほど大きく見えるものだから

どうしても納得なんかできないけど
疲れ果てたわたしを慰めてくれないかな
「運命」って言葉で
簡潔に締めくくってくれてもいい

誰の手も及ばないところ
かみさま の領域

諦めることから
また始まる

たぶん
さよなら が言えたら
少し
強くなれる


どんなことにも美しく耐えていける

今はもう少し
叶わなかった夢と遊んでいてもいい?
コドモみたいに



あのころ

2011-12-19 20:29:57 | something new
10年前みたいにね

あの頃みたいにね

なにも知らなかったの

わたしたちは


一緒に歩いていた
まだ、その先の悲しみも
幸せも
知らない

時間は無限で
くだらないことで潰してた

わたしたちは



昨日は久々に一緒に歩いた
もうそんな日々はないのかなと思ってた
それぞれに背負うものや
守るものが
できたからね

なによりも優先されるのは日々の暮らし
尊いものは・・



つかのまの休息ってことにしよう

あの頃みたいに
ぼんやりと過ごして
笑って

そうして、
時の流れを想うの
変わってしまったことを感じるの
で、
少しさびしいんだけど。
それは内緒
それってね
不思議だけど
心地いい痛み なんだよ・・



無題

2011-12-19 20:21:42 | something new
あしもとをすくわれただけ

過去の自分に
勝手な空想に
「きっと」は「きっと」のままだった

あたりまえのように
続いていく
昨日の続きが今日のように
苦労しなくても
夜は明けてくれる

結局
あの頃空想してた何もかも
ひとつも叶わなかったけど

ああ、
自分の思うようになんてならない

自分自身に裏切られただけ

随分たくさんの人や時やそんなものたちを
憎んでいたけど
なんてことはない
自分の思惑が外れただけ

そして
いつまでたっても
ふいに
永遠の孤独がやってきて
動けなくなってしまう
振り払っても、ついてくる    影のように?


わたしは・・
それでも
その痛み ぶり返すたび
過去にゆり戻されるたびに
何度でも呑みこんでいくだろう
強がるだろう


そうしていつか、
本当に強くなる