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こんな気持ちになったのは
はじめてだった


抱きしめると
それだけで
なにもかも忘れた
ただただ幸せで満たされてた

はじめて、
愛したひと


その声も指も後ろ姿も
ただひたすら愛しかった
君が笑ってくれるだけで
報われるんだよ


こんなふうに誰かを想うこと
愛すること
愛し方
君がおしえてくれた　すべて

ありがとう


君に会えてよかった
今まで知らなかった自分にも出会えたんだ

熱

わたしが迷う時には
いつも手をつないでくれたね

その手の感触　温度

今度はわたし

あなたが泣きたい時には
そばにいるよ
不安な夜、ひとりになんてさせない

その熱をいつも感じていたい
これからもそばにいさせて

ラストシーン

こんなに想っているのに
伝えられないのなら
存在していないのとおなじ

すれ違って
掛け違って

遠慮して
遠回りして

ごめん

近づいて触れたいのに
躊躇して
そこになんの意味があったんだろう

傷つけるつもりなんてないのに
いつも傷つけてしまった

ごめん


ごめん　が最後の言葉になってしまうなんて
出会った頃は思いもしなかった
こんなに辛くして
今まで　ずっと　ごめん


いつか傷が癒えたら
笑ってほしい
僕の隣で
いつも笑っていた
その笑顔が
いちばん好きだったから

絆

会わないでいるだけで

夜が長い

会わないでいるうちに
あなたが消えてしまったら
わたしは一生後悔する

素直になるのがこわくて

精一杯のメール

あなたもおなじ気持ちでいてくれること
奇跡だ


この世界のどこかで
なんのつながりもなかったのに
今では　無条件に必要

愛おしい気持ちだけでつながっている

今夜、
わたしたちは違う場所にいて
お互いを想っている


ずっとそばにいたい
そばにいて

離れていても、想っているよ

肯定

すぐ不安になる
自分がゆるせなかった

しあわせなくせに
真正面から見つめられず、
否定も肯定もしない

そんな自分がゆるせなかった


言ってあげたい

いいんだよ
不安になっても

当たり前だよ
不安になるのは

これから
見たこともない景色の中で
生きていくことになる

信じていても裏切られるかもしれない

どんな約束を交わしても
それが守られる保証はない

あなたが離さなくても
わたしから離してしまうかも





誰も言ってくれないのなら
わたしが言ってあげる
抱きしめてあげる

不安になるたびにそうしてあげるから

これから先、何度でも不安になっていいよ　ゆるすよ


強くなろうと思って
強くなんてならなくていい

ブルー

色々考えると
不安で

なにもなくて不安だった過去のわたしと
なにかを成し遂げなきゃいけない今のわたしと
状況はまるで違うのに
不安だけはおなじ

誰でも通る道だと言うけど
わかっているけど

ただ楽しいだけならいいのに
ただ幸福なだけならいいのに

あなたの手を握っている時だけが
わたしには真実

あなたに依存せず、甘えず、強くありたい
あなたの支えになるように


誰もが言う
幸せだって

確かにそうだけど
その言葉に　きずつく