Re:

わたしがとりとめもなく
かんがえている こと。

2011-05-31 15:18:37 | something new
これが最後だなんて
思いもしなかった

あなたに触れ

見上げた空もいつもと同じ青かった

いつもそう
これが最後だなんて
結果はあとになってわかる

もう二度と
あの日より前には戻れない

みんな一緒だけどね
唯一それが救いかな?

慰めてくれるのは
誰かの不幸
なのに
暖めてくれたのは
誰かの優しさ

ひどく泣きたくて
泣き続けて
疲れ果てて
ひとを憎んで
傷つけて
そうして自分も傷ついて


あなたに触れたい

もし
願いがかなうなら
もう一度
あなたに触れたい



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のこさない

2011-05-31 15:12:28 | something new
夜中にあなたからのメール

そのつぶやきが

こころを苦しくさせた

色は違っても
そこでもがいているのはおなじなんだね


「なにもない日常」こそが
かけがえないもので
幸福そのものだと
わたしたちは わかっている

だけど。

砂を噛むように流れる時間

侵食されて
わたしが 消えそう

先週もこうだった
1年前もこうだった

花でさえ
咲き誇り
種をひとつ 残して枯れる

わたしは なにを残しただろう?


ありふれた ありふれた
グレーの街で
いつもと同じ顔して
歩いている
永遠に満たされることはない
どんな色を落としても
きっと黒く染まるだろう


一体どうやって大事にしたらいい?


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そんざい

2011-05-30 13:37:08 | something new
あなたが抱きしめてくれないのなら
この身体は意味がないかも

どんな素晴らしい歌だって
知らなければ
永遠に聴くこともない
聴いたことないのなら
その歌は存在すると言えるのか?

あなたのお気に入り
ひとりぽっち
車の中で歌ってみる
それだけで

思い出に浸って
すこし しあわせで
たくさん かなしい

知らなかったけど
わたしは、
あなたに必要とされたかったんだ
こんな気持ちは知らなかった
こんな感情は生まれてはじめて

あなたが抱きしめてくれる時
わたしはわたしのかたちを知る

どうか
できるだけそばにいて


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ふたり

2011-05-24 15:46:47 | something new
ふたりのこと

だけどいつも
ひとりで考えていた
だから
こたえ
でなかった?

どうにもできない未来を思って
涙する夜に
なんて無意味なんだろうと
自嘲する

先が見えない不安は
全員一緒

ああ、だからもう
それほどまでに嘆くこと ないのに

あなたの腕を握っても
見えないものがある

いつもひとりで
怒ったり泣いたりしていた
わがままに
あなたを巻き込んでいたんだね

ふたりのことを
ひとりでどうにかしようとして
結局できなくて
途方に暮れていた
そんなことしなくてよかったのに


誰でも
平等に老いてゆく
同じようなペースで進んでいたスゴロクも
そうじゃないことに気付く
どの目がでるかなんて
誰にも決められない
ノルマなんかない
急に別れることもある

だから
どうしようもなくひとりを感じる時も
怖れることなんかない
だいじょうぶ

だいじょうぶ

あなたにばかり
重いバケツを持たせるわけにいかない

ふたりで生きることを
選んだんだから


ふたりのことはきっと
ふたりにだけ出せる
こたえがある



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ともだち

2011-05-24 15:40:18 | something new
あなたの悲しみに寄り添えたら

なにもしてあげられない

きれいごとじゃなくて
わたしに魔法が一個だけ使えるとしたら
あなたを笑顔にしたい

あなたがたったひとりだと
この空の下考えているのなら
ただそばにいたい

つらかったね

真面目なあなたは
きっと吐き出せずに
ずっとずっと堪えていたんだろうって
わかるから

強がらなくていいよ
もういいんだよ

わたし自身がきっと
求めている言葉しか言えないのかもしれない

押し付けじゃなくて
ただふっととおりすがりの
そよ風のように
一瞬でいい
そんな存在になれたら

わたしは何の言葉も持っていないことに気付くの
どんなふうにすれば
あなたが今よりほんの少し楽になれるだろう?
想像してみて
結局何も出来ない
おもいあがり

だから
そっとそばにいたい
あなたがほんの少し
陽だまりの中にいて
呼吸できるように
そんなふうに

そんなふうに





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悔い

2011-05-19 10:13:29 | something new
もう、窒息しそうになっていた

髪揺らす風のにおいも
新緑のみどりも
目の前にある事実すべてが
ぼんやりとしていて
息している実感がない

当たり前の日常を
当たり前に生きる

いつまでもいつまでも
焦点があわないもどかしさ
はがゆさ

どこにいるの?

わたしは どこにいるの?



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ねがい

2011-05-10 16:09:16 | something new
おねがい

わたしを嫌いにならないで

どんなにダメなわたしでも

どうか、
迎えに来てください


雨の中
傘もささず飛び出した
半袖のまんま
帰るところがないって思った
悲しくて
ひとりぽっちのわたしがかわいそうで
自分で自分を抱きしめて
慰めるしかなかった

あなたに出会わなければ
もっと強いわたしでいられたのに
あなたの心地良い腕を知って
わたしは弱くなった


おねがい

どうか、待っていて
わたしがどこかいなくなったとしても
生きているであろう限り


そうしてわたし
いつかこの世からいなくなる時は
なにも残さないから
あなたを引き止めたりしないから
あなたの幸せだけを祈るから


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わがまま

2011-05-10 16:02:44 | something new
いろんなわがままを言ってきたけど
もう
自分の人生が自分だけのものでないこと

こどもの時から
はやく自由になりたかった
なにを自由と呼ぶのかも知らないくせに

心配してくれるひとがいる しあわせ


夕日のオレンジ色の中で
ふらふらみちくさ
時にしゃがんで
眺めていた
おうちに帰ればあったかいベッドと
ごはん
おかあさんの柔らかな手
さびしいって泣いたら
撫でてくれた

もう、そっちの立場じゃないんだなあ

いつまでも甘えていられたらいいのに

大概のことができるおとなになって
自由になって
そして。


たくさんのわがままを

もうそれを卒業しなきゃいけない



いつの間にか
母の背を追い越していた



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共振

2011-05-05 19:47:13 | something new
あなたの痛みがわたしの痛みになればいいのに

あなたがどんなに痛くても
わたしはどこも痛くない

それがひどく 残酷な気がして

こうして少しずつ
忘れていって
取り戻したように見えて
失ったものは

何が正解がいまだに分からなくて
ただ 日々をやり過ごしている

さがしても ない




あなたがわたしを大切にしてくれたように
わたしもあなたを大切にしたい
ただ それだけ

明日
わたしたちが共に生きれなくなったとしても


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