ひかり

思ってること
全部吐き出した

嫉妬　嫉妬　嫉妬

わたしの不安の元凶は
わたし自身の弱さ

誰かを攻撃する時
結局誰よりも自分を痛めつけている

叩き終わったあと
血まみれなのは、　自分

天に向かって吐いた唾のよう

強固な結びつきに
怯えていた
当たり前のことを悲しんでいた


どっちが大事なの？

じゃあ、
あの人が何もかも捨てて
わたしだけを見てくれれば
わたしはそれで満足する？

違う
そうじゃない



これでもかって
殴り　傷つけ　苦しめ
憤り　ぶつけあい
壊して壊して壊して
足掻いて
それでも、まだ落ちる？
まだ落ちることができるなら
まだ底辺じゃない
浮上できないほどの
一縷の希望すらない真っ暗闇まで
そこまで落ちた時に
ようやく出会える
ひかり　がある
あると思う


わたしはずっと
そのひかりを　さがしている

全否定したその先に
肯定のかけらが
あると

それをさがしている

問い

わたしはあなたを
幸せにできていますか？

みんなの前で
誓った日から

わたしはあなたを
大切にできていますか？

あなたはいつも平穏な海のよう

ささくれだったわたしを包んでくれていた

あなたはどれだけ我慢していたんだろう
辛かったろう


この世界でたったひとりぽっちだと思った夜

誰からも必要とされないと思った日

誰もが幸福で満ち足りているように思えて
誰にも責められていないのに
いたたまれず逃げ出すように歩いた


ぼんやり
月明かりに照らされた寝顔
その頬に触れて
こんなにもこんなにもそばにいること

両親でもない
親友でもない
血のつながりもない
ただの遠い遠い他人だったあなたと
いまこうしていること


当たり前の日常に埋没していく
奇跡のような　しあわせ

しあわせ


わたしは、あなたに返せていますか？
あなたを少しでもしあわせにできていますか？
わたしがいて、よかったと　思ってもらえてますか？


あなたはいつも
穏やかな海のように
わたしを泳がせてくれたね

不確かな

愛を試すなんて、しなくていいんだよ

ずっと
あなたを
疑ったり試したり
そんことばかりしていたの

いつも
与えてもらって
赦してもらって
奪うことばかり

わたしのなかにある
あなたへの想い

あなたのかわりに
死ぬことだってできる
言い切れる

どれだけ深く愛しても
想っていても
し尽くせない
言い尽くせない

いつもいつも
怯えていた
いつか消えるんじゃないかなんて・・・、

あなたをなくす
ことに

今日からは、
もういいんだよ

いいんだよ

義務

誰かとくらべることでしか
自分の価値を見出せない

誰かとくらべて
幸せだとか
順位だとか

もう、つかれた

「しなきゃいけない」の義務に縛られっぱなし
わたしの意志や希望は？

それでも抗おうとするから
また傷つく

傷ついて疲弊して
日々の「しなきゃいけない」から逃れられるはずもなく

もう、
足音を聞くのも嫌だ

同じ場所で同じ空気で
存在することが嫌だ

もう、嫌だ

これからさきも、きっと　ずっと



「しなきゃいけない」を課せられて
もう歩けないよ

言って

最初から
かみさまに
「だめだ」って言われたらよかったのに

そうしたら
こんなに　苦しまなくて済んだ

不確かなものを信じようとして
泣いて
今日も日が暮れる

わたしは、わたしは・・・

100も200も望んでないのに
それでも、わがまま、ですか？

なにひとつ思い通りになんか、ならない


最初から
出逢わなければよかったのに

そうしたらこんな思いせずに済んだ


だけど、だけど・・・

かみさま
もしいるなら
もう、言ってくれませんか？

無駄だよ、って
だめだよ、って


そうしたら　諦められる　　？