過去 未来

いつか後悔するだろうか

分岐点でなにを捨てたのか
なにを選んだのか
捨てることと選ぶことはおなじ

どれだけ
傷つけただろう
愛されただろう
忘れられないひとが　まだこの胸の中にいるの？

今日、決断できなかったことが
明日のわたしを苦しめる
いっそ、未来のわたしに委ねたいけど
結局過去だろうと未来だろうと
わたしはわたし

しなかったことを
１年後のわたしは後悔するだろうか

なにもかもを選んできたと思ってたけど
結局なにも選んでなんてなかったのかもしれない

覚悟 ？

腹を決めるとか
覚悟して　とか

もう迷わない

“せーの”で、飛び降りることなんて

きっと永遠に出来ない

ずっと迷ったままだ

崖っぷちの気分で
で？

ほんとはまだどこかに逃げ道をつくっておきたいでしょ
まだ迷っていたいでしょ
グレーの世界で
白と黒　行ったり来たりしていたいでしょ

いっそ、
誰か決めてくれればいい
大きな運命の力で
動いてしまえばいいのに

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目に痛い青に突き刺されて
ひとりぽっちで歩いてた

絶望感だけ
抑え込んでも抑え込んでもあふれてきて
もう受け皿がない
誰に訴えればいい
誰のせいにすればいい
誰かのせいにすると、救われるの？

わたしが　いなくなればよかった
取り替えっこできるのなら
迷わずそうした

こんなふうに浮いていても
鼓動やまばたき
呼吸
なにも変わらない

優しくなれるとか強くなれるとか
ならなくていいし
そんなもの欲しくないし
欲しいのは
みんながあたりまえにもってるもの

どうしよう

あなたがいるのに
わたしは　ひとりぽっちだ

あなたの指で何度もこの涙をぬぐってもらったのに



時が経てば
今日の日もただの思い出になる？

あなた

あなたが抱えてる
そのちょっとでいいから
背負わせてくれないか

きっとあなたは言う
だいじょうぶだから

そしていつまでだって歯を食いしばって
限界のラインの上を歩いていく

いろんなものを病みながら

あなたは　強い
あなたは　優しい

もうわかってる
わかってるから

もう、なにも言わないから
どんな言葉もあなたには届かない

だからその抱えている
ちょっとだけ、ここへおろしてみないか？