Re:

わたしがとりとめもなく
かんがえている こと。

2015-09-29 21:22:21 | something new
なにもかも
手放してしまえればいいのに

捨ててしまってもいいと
思えるような言葉をちょうだいよ

どうせ
なにも持ってゆけないのにね

固執すればするほど
不幸になるだけなのに

誰も一緒にはいてくれない
この身体さえも

愛おしさがあとからあとから落ちてきて
もういっぱい
この手の中になにも残らなくても
幸福しかない

なくしても
捨てても
手放しても
わたしにはしあわせでいっぱい

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静寂

2015-09-13 15:50:15 | something new
世界にふたりしかいないみたい

おなじ波に乗っているみたい

求めていることと
求められていることがわかる

どこまでも深く潜って
わたしの知らないぜんぶを見てきて

囁いてる言葉も
聞こえない

その熱をのこして
からだじゅうのいろんな場所に

奪われて
奪って
与えられて
与えて

愛と憎しみはおなじみたい

どこまでも果てがない



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喧噪

2015-09-13 15:37:04 | something new
少しも美しくなんかないから
シュガーコーティングされた美談になんてしないで

足掻いてみっともなくてもいい
嫌だと叫んで逆らっていたい
それで傷つくとしても
打ちのめされて言葉をなくしても
絶望の中を歩いてるだけだとしても

慰めが陳腐なフレーズにしか聞こえなくて
喫茶店のBGMみたい
なんの意味もない

まだ 傷ついていたい
こんなに傷ついてもいつか治ってしまうから
それをわかっているから

音の洪水の中で
怠惰な時を過ごしているうちに
気付いた
喧噪と静寂は似ている

まだ 足掻いていたい
それができるうちは希望があるような気がするから

やさしいひとのいろんなやさしさが
陳腐なきれいごとにしか思えなくて
喫茶店のBGMみたい
なんの意味もない

わたしにはわかっている
終わりの時も
諦めることも
なにもかも

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2015-09-13 15:31:09 | something new
あなたが無邪気に笑ってくれるほど
わたしは泣いてしまう

だけどその笑顔が
どんな日でも
わたしの背を押した

その先のことを知らぬまま
どうか笑っていて

いつかあなたが傷ついた日に
わたしはあなたを抱きしめられない

奇跡なんてないから

それでも
わたしは風になって
あなたを包み込むでしょう





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問い

2015-09-08 00:19:14 | something new
黒い服を着て

風を感じてた

ひとは この世界からいなくなって
どこにいくのだろう

骨だけ残して
逝ってしまった

問いかけても
囁きかえしてもくれない

こころにひとつ

信じても信じなくてもいいんだって

そこにいるような気がして
振り返ってみたけど
いるはずもないね

まもられていたし
これからも まもられているんだろう


想えば
そっと吹き抜ける 風が





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再生の日

2015-09-08 00:10:56 | something new
踊る雫を見ていた

雨に打たれてこうしているのも悪くない

いつもとは違う空
星をさがしても今日は見えない

だけど
あの雲の上
明日はきっと

ばらばらに散らばった想いを
集める旅に出よう

もうなにもできないと
立ち止まったあの日から
わたしを残して
時は過ぎている

いろんなものが壊れて
なくなって
また再生する




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