フロントガラスに
ぱらぱら
オレンジ色の葉っぱ
ひとあめごとに
季節が移ろう
秋の気配が近づいてくる
柔らかな腕に守られていた時は過ぎて
ひとはかならず旅立つ
だけど
こころのなかでいつも一緒だと思えば
だいじょうぶ
落ちて落ちて
降り積もる
潔く 落ちてゆく
そんなふうにありたい
死んでしまったように見えても、
かならず再生するから
また咲くから
あなたを旅立たせたひとだって
涙をこらえていた
だからだいじょうぶ
その腕をじぶんからほどいて
わたしは行く
ぱらぱら
オレンジ色の葉っぱ
ひとあめごとに
季節が移ろう
秋の気配が近づいてくる
柔らかな腕に守られていた時は過ぎて
ひとはかならず旅立つ
だけど
こころのなかでいつも一緒だと思えば
だいじょうぶ
落ちて落ちて
降り積もる
潔く 落ちてゆく
そんなふうにありたい
死んでしまったように見えても、
かならず再生するから
また咲くから
あなたを旅立たせたひとだって
涙をこらえていた
だからだいじょうぶ
その腕をじぶんからほどいて
わたしは行く