Re:

わたしがとりとめもなく
かんがえている こと。

再生

2007-10-29 23:00:03 | something new
傷んでも
枯れても
折れても

また咲くよ
再生の日が来ると信じていいですか
今 くちにする
「きっと」は希望に満ちていると

この姿
こんなんじゃ・・・、

かわいそう
同情されてもしかたないね

だけどきっと

照らされ、降られ
たとえば神様がそうしているのなら
天にツバしても
自分にかかるだけ


なんの価値があるんだろう
なんの価値もないさ

自問自答して、みて

真っ白なページに
なにを描いたっていいんだって

幸せを喜びながら妬んでいる
それにもう疲れた日
あの日も雨だった

だけどそれもいいさ

妬みながら喜んでいる
真っ黒と真っ白は表裏一体

ダメなわたしを
すくいあげて


きっといつか、再生の日がやって来る

candle

2007-10-23 22:35:31 | something new
寒い日は
キャンドルを灯して
風が窓鳴らす夜
ここは暖かいから ね

もう、
重なり合うことはないと思っていた
お互いの人生は

違う道を歩くのは 辛かったですか?

ここから先
会えても会えなくてもいいと思っていた

街中で交差点で
ふいにすれ違うことはあっても
きっとお互い気づかない
それでいい



とても不思議だけど
あきらめたものが
また再び戻ってくる時もある

消えかかった炎に
そっと息を吹きかけてみて
そのまま消えない
再び燃えるだろう

重ならないはずのふたりの現在と未来が
なぜか交差する日が ある



もっと燃やしてみて
消えるまでは
消えてしまうまでは

a woman

2007-10-23 22:23:57 | something new
「なんかあるかも」

偶然でも運命でもそこはどんな言葉でもいいんだ

めぐりあい
なんかないって
わかりつつある今日この頃

ただ、また
出会ってすれ違う それだけで
押し込めた想いが溢れる時がくるの?

「内緒」を含ませた会話が
楽しいのは最初だけ だし

また今夜も
このあとは反省会かな?

こころのどこかで
出会えると信じてる
そう思いながら、歩き続けている

そうでしょ?

「なんかあるかも」
が数時間後に
「なんもなかった」としても

もう一回
口紅ひきなおす

鏡の中の自分が
元気なさそうでも、笑えるよね



他意

2007-10-22 22:33:46 | something new
あなたを、ひきとめたくなってしまう

夜を越えて
海を見に行かない?
そこに他意はないんだけど

もうちょい
共有したい 時間

好きも嫌いも別にない

もうちょい
このまま、ではダメ ?

お日さまのにおいのブランケット
そっと掛けて 助手席のあなた
そのまま眠ってしまってもいい

思いつきで走らせるのも悪くない
ふたりなら

くだらない、も
心細い、も
簡単にほどけてしまうんだってね

今日はこのまま
行けるとこまで、ふたり


本についてのメモ29

2007-10-22 22:26:58 | books
真保裕一「ストロボ」「連鎖」
赤川次郎「血とバラ」「幽霊記念日」
「黒い森の記憶」「窓からの眺め」
「輪舞」「プロメテウスの乙女」
乃南アサ「ライン」「トゥインクル・ボーイ」
「再生の朝」「死んでも忘れない」「冷たい誘惑」
桐野夏生「錆びる心」
片岡義男「さっきまで優しかった人」
新津きよみ「愛読者」「招待客」「同級生」「女友達」

無題

2007-10-20 22:39:45 | something new
こんなことでつまずくなんて
かっこわるい


わかってるけど
どんな言葉も、届かない気がして

それは愚かなわたしの

あの頃のわたしを笑うのも
切り捨てるのも
いちばん かんたん

かっこわるい
わかってて、
流れる涙は流してしまえ

つかんでいたなにもかも放してしまえ

胸のなかにあふれる言葉
全部、伝えてしまえ

かがやき

2007-10-17 19:58:55 | something new
きらきら光る美しいものも
前ほどには欲しくなくなった

手に入れることすら諦めたの?
ほこりをかぶって曇ってく美しさを目の当たりにしたから?
際限ない欲望に疲れただけ?

いくら集めたって
この指は10本しかない
飾れる指はそれしかないよ

部屋中にあふれた
「あの時 欲しかったもの」

いくら集めたって
このからだはひとつしかないよ
毎晩パーティをひらくわけじゃない

飾り立てても、大事にできない
できてない

100万円のダイヤモンドの高揚感は
せいぜい一晩さ

なにもかも諦めなくたっていい
けど
なにもかも手に入れなくたっていいんだよ

少女

2007-10-16 22:46:19 | something new
たぶん
この憂鬱は慢性疾患

少なくとも今日が始まったことを実感するにはちょうどいい

おとぎ話じゃ
こんな結末はなかった
自分がお姫様じゃないとわかった少女は
鏡を割った

優しい夢をみれるよう
守ってくれたひとはもういない

風が髪を揺らす

辿り着きたい場所なんて
きっとない
運命もドラマもない

目の前にいるのは
くたびれた、ただの男性
生きることだけでいっぱいの、ただの


赤で止まって
青で動き出す
たくさんの憂鬱を乗せて
あなたの街はただ過ぎ去る風景でしかない

王子様もお姫様もいなかった
美しいはずのおとぎ話は今じゃ
血のにおいすらする かなしい物語


世界は広がるだろうか
自分のコンパスでまるく囲ったそこからは出ないの?

出れないの?

まだ、夢をみてるの?

雨霧

2007-10-15 23:12:43 | something new
疲れ果ててしまったあなたは

ぽきりと折れてしまうだろう

その背中は
なにもかもが剥がされて
それでも虚勢をはらざるを得ない

毎日が
泥の中を歩くようだったと

進まなきゃ、沈む

進んでも、沈む


たすけて

もがきかたまで忘れたあなたが
沈む前に

ぱきんと割れてしまう前に

疲れ果てたあなたは
ここから消えてしまうだろう

ぎりぎりのあなたは
淵からのぞくの
今の場所と
ここから見えるあの闇と


誰も
庇ってくれない あなたを


そんなにまで疲れ切ったあなたに
優しく降る雨はきっとある

ある

 

確信

2007-10-14 20:34:33 | something new
君がわらってくれるだけで

これ以上の幸せも
これ以外の幸せも
ない、と言い切ってしまえる
もう 確信に近い

その存在が
わたしの生きる意味と価値だと
迷い続けた過去にさよならを

君がわらってくれれば
それだけで