Re:

わたしがとりとめもなく
かんがえている こと。

輪郭

2005-05-30 23:27:22 | something new
こうしておかないと
わたしは死んでしまうと思う。

じぶんの芯を剥いで 剥がして さらして



薄くなる。
せいぜい愛想よくしておこうと
笑顔がはりついて
好いも悪いもどうでもよくなる。
時間をかさねればかさねるほどに
わたし、が薄くなってく気がして

それでもいいの。

だけど じぶんのことを
もう少し知りたいの。
じぶんの輪郭をつかみたいの。
わたしは。

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言わせる

2005-05-30 23:16:52 | something new
わたしはきっと
これから先、
ひとからどんな言葉を言われても、平気。

あんなにかなしい言葉を
この耳が聞いた。

かなしくて
時間が経って、消えてくのかと思っていたら
そんなことはなく。

今も、かなしい。



あんなにかなしい言葉を
大事な人に言わせて。

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遺す

2005-05-23 21:23:35 | something new
昔から変わらずそう思っていた。

そこにいろいろな理由をつけることができたけど
どれも核心に触れていなかった。

今日、かたく縛られていた糸が
ほどけるように、
わたしは解ってしまった。

自分の遺伝子を遺したくない。

ただ、それだけだ。

ひどい思いあがり。
本能に背くの?

わたしは 24年間 「わたし」をやってきたけど
「わたし」のことが解らない。

本当に、自分が誰なのか、解らなくなる。
コメント (2)
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ご褒美

2005-05-18 22:35:41 | something new
電車を降りて、いつもの駅。
「わあ」という歓声。
カメラをかまえるひと。携帯を空にむけるひと。
おおきな虹がでていた。
そらに架かるアーチ。
タイミングよくであえたことが嬉しい。
今日は天からご褒美をもらったね。


いらない、と言っているのに
押しつけてくるひとがいる。
ことばをつくして伝えようとするのに、
はなしをねじまげ、いつのまにかすり替える。
たくみな技。
巧妙な手口。
そういうのと渡りあうと
ひどく自分を消耗する。

彼らの方法がきらいだ。

この方法しかないのだろうか?

技やちからじゃない。
まして 貶め、騙す、のではなく。

ひとを 大切にしろ。
相対するひとが、
なにを言っているのかを聞け。
なにを見ているのか見つめろ。

ひとを大切にすれば、かならず還ってくる。

ひとを大切にしなければ
ひとは離れる。
りゆうさえ教えてくれず
気づけば荒廃したからっぽの世界。
荒れた土壌で育つものは ない。

少なくともわたしは、
自分を育ててくれる土壌を
汚したくはない。

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マス

2005-05-17 20:46:03 | something new
雑踏に潜れば、ワタシはただのマスになる。
一人称を使わずにすむ。

ただの大衆になれば
個が尊重されないかわりに
巨大な力に委ねることができる。

前を行くひとの足並みに合わせて歩けば
見失うことも迷うこともない。

マスになる。
その代償は、
熟成しきれず腐る未来と不自由な現実。

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すこやかな

2005-05-16 19:54:44 | something new
かんがえることは尊い行為だとおもう。
だけど
かなしいこたえをだすために
かんがえるのならそれはまちがいだ。

結果のための行為なのか。
行為ののちの結果なのか。


昨日は久々に親友に会って、たのしかった。

なにかする前に
ひとりで先回りして、
深読みして裏読みして
こたえなんかださなくていいんだよ。

わたしたちのくうきはぜんぜんかわってない。
彼女がすこやかに生きていて
わたしは嬉しかった。

もっとはやく会いにゆけばよかったね。

誰と出逢っても。
こころが揺れても。
ことばや生き方に触発されても。
かどがたっても。
まるくなっても。
誰と別れても。
どんなことがあっても。

魂の本質は かわらないような気がする。

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戻る

2005-05-14 10:22:08 | something new
いつか戻れるようにと

なにもかもは捨てず
少しだけ理想を描き

大切ならば、必要ならば、
いつか必ずこころが戻るだろう。

そんなふうに100回おもっては
同じだけ打ち消す。

わたしはやはり戻らない。
戻れないんじゃない。
自分の意志で
はっきりと 戻らないことを決めたんだと。

このおわりかたは
静かに、悲しかった。
もっとちがう方法は
いくらでもあった気がする。

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選ぶ

2005-05-12 21:15:20 | something new
なにも 選ばない と。

みずからなにも選ばないと
装っているけれど。
そうすれば傷つかずに済むと期待しているけれど。

わたしはとっくに選んでいるじゃないか。
止めること。
会わないこと。
続けないこと。
さよならも言わずに。
適当でいること。
追求しないこと。

悲鳴をあげてる身体を無視して
失ったものの本質を見ずに
ほかのもので埋めようと。
手の届く場所にあるもので埋めようと。

それじゃ埋まらない。
埋まらないよ。

それでも わたしは選んでいるじゃないか。

だれもわたしと代わってくれない。

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共通の

2005-05-08 17:15:02 | something new
向き合う相手の弱さを
鋭く嗅ぎわけ、
入り込み、
ぎゅっとつかんで引きずり出す。

暗い陰に潜んでいたものを
太陽のもとにさらせば
殺菌できるかのように。

わたしたちは
弱さが嫌いだ。
大嫌いだ。

弱さはいつも嘘を呼んでくる。
弱さが呼び込む嘘で
わたしたちはたくさんたくさん傷ついてきた。

だからわたしたちは
嘘が大嫌いだ。
隠されることが大嫌いだ。
弱さが嫌いだ。
自分の弱さも
他人の弱さも
どうしても赦すことができない。

傷つけられたからと、
他人を叩く。
叩けけば叩くほどに、
ふと気づく。
わたしはなにを怒っているのか。
わたしは嘘に怒っている。
その嘘をつかせた弱さに怒っている。
この弱さはなにかに似ている・・・。
どこかで出逢ったことがある、と。
その正体がはっきりとかたちになる。
これは自分とまったく同じ、
弱さ なのだと。
だから叩くほどに痛む。
つっかかっていたのはこれだったのか。
みずからの弱さがくっきりと浮きあがってくる。

他人の弱さはすぐに見抜けてしまう。
他人と自分の共通点を見つけいくらか安堵しながら
憎くて憎くてたまらなくなる。

悲しみを呼ぶ弱さが。
相似形をしている弱さが。
あなたとわたしに、確かに存在している弱さが。

それは誰もが持っている
共通の業なのだと思う。

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叩く

2005-05-05 20:00:06 | something new
叩く 叩く 叩く

正義と倫理と道徳を楯に。

ただしいから、と。
まちがっているから、と。
ゆるせないから、と。


糾弾し、追いつめ、
ひたすら叩きつづけ、
相手が死ねばいいと思っているのだろうか?
当然殺していいと、思っているのだろうか?

叩けば叩くほどに
相手が腫れるんじゃない。

あなたが腫れる。

あなたが腫れてしまう。

叩いたあなたの手が、指が。
叩かれた相手の頬が腫れるよりも もっと激しく。
そこに涙が落ちれば 
傷に滲みる。

あなたがもっと傷ついてしまう。


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