Re:

わたしがとりとめもなく
かんがえている こと。

本についてのメモ13

2005-07-28 22:15:15 | books
最近読んだ本。

「カンガルー日和」村上 春樹
「シンプル・ビューティ 改訂版」川原 亜矢子
「本日は悲劇なり」赤川 次郎
「誇り高き週末」赤川 次郎
「十字路」赤川 次郎
「万有引力の殺意」赤川 次郎
「崩れる」赤川 次郎

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消す

2005-07-26 22:38:43 | something new
くだらないことに
神経をすりへらす、自分の
愚かさに うんざりする。

で、わたしはなんで
こんな苦い気持ちを
味わっているんだっけ?

たとえば
期待が裏切られたこと。
なんでもっと早く言ってくれなかったの?
とか。

たとえば
楽しそうな素振りや近況を聞いて
なんとなく 疎外感。
これって嫉妬?
とか。

そうやってぐるぐるして
ちっちゃい自分を
ちょっと嫌いになる。

べつに
あなたのいちばんはわたしじゃないし。
わたしのいちばんだってあなたじゃない。
だったらおあいこじゃないか。


0から100まで
つけられた順位に
いちいち反応したって・・・。

でもこの苦ささえ、
わたしはすぐに忘れてしまう。

そして
大切も大切じゃないも
なにもかも曖昧で緩くて
怒っても怒らなくても
進んでも進まなくても
なにもかも、どうでもよくなる。

ここに居たいわけじゃないの。
でも他に行くところがないの。
ここに居れば、とりあえずの保証があるから。

消極的選択を繰りかえすたび
実感 と呼べるものが
次々に消えていく。

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折れる

2005-07-25 22:18:05 | something new
ただの他人に戻るには
あまりに傍に居すぎてしまった。

一緒に創りあげたり
言葉を交わしたり
時間を過ごしたり

そういうことを
しすぎてしまった。

わたしはこれからさき
あと何回、
あなたを失ったことを
思い知ればいいの?

かけがえのないものを
もらいすぎてしまった。

かけがえのないものを
あげすぎてしまった。



覚悟の重さがちがったの?
ぎりぎりまで生きるひとの
傍に、いられないと思ったの?



わたしは
わたしが ぽきりと折れてしまった
理由がわからない。


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所在

2005-07-23 17:34:50 | something new
あなたの言葉を
みんな じっと聞いている。

そして
あなたの言葉に
がっかりする。

真っ白な平面に
ぽつり 落ちた黒いシミのように
じわり 広がる。

失望が不信感に変わるまで
時間はそれほどかからない。

昨日と同じ風景なのに。
この居心地の悪さ なんだろう?
この後味の悪さ なんだろう?

さりげなくすり替えたはずの
責任の所在は何処?
なにもないふりを装って
転嫁した責任の所在は 何処?

見たくないから顔を背けて
恐いから逃げ出して
放り投げた責任は
一体誰がとってくれるっていうんだろう・・・。



その場しのぎの言い訳で
一番傷つくのが誰なのか
あなたはもう、とっくに知っている。


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上書き保存

2005-07-20 21:35:38 | something new
思い出すたびに、
都合良く書き換えて
上書き保存。

そんなことばかり続けているから
忘れるどころか
どんどん美化されてしまう。



思い出には勝てない。



とっておきの
純粋培養された思い出は
わたし自身でさえ、どうすることもできないまま。



食べ尽くせない霞を食べて
いつまで経っても満腹感がくるはずもなく。



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日和見感染

2005-07-18 15:11:30 | something new
最近、朝起きると
ちょっとだけ喉が痛かった。

今朝になったら悪化してた。
大抵、わたしの風邪は喉から始まる。

粘膜が弱いんだろうな・・・。




弱さが弱さを呼ぶ。
弱さにつけ込まれる。

どこかで、
ここまで
と、線をひいておかなきゃ、
なにもかもぐずぐずになりそう。

別に誰が喜ぶとか
誰かに怒られるとか
そういうわけでもない。

常識、とはまた違う。

自分の中の許容範囲。

ひとつ ひとつ。
心が落ち着けるポイントを
手探りで見つけて
設定してゆく。

どこまで良くて
どこからはダメかって。

自分が心地よく生きられるように。

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戻らない、選択

2005-07-16 16:25:13 | something new
いちにち24時間のなかで
必ず1回は考える。

崩れないように積みあげてきたのは嘘だったのか。

ひとりで積みあげたんじゃない。

あっとゆうまに進んだときも
おそるおそる手探りのときも
後をついていったときも
散々迷ったときも


だけど。

ここまでくるのに
気持ちや時間や手間や
そんなものを随分、費やした。

わたしがなにか持っているとしたら
それを出すことなんて惜しくなかった。
わたしがなにか持っているとしたら
あなたがそれをぐいぐいと引き出したんだ。

想いを
言葉に換えて
この手から放す。
放した瞬間から
もう、わたしのものであって
わたしのものでない。
誰かの心に届いて
寄り添う言葉であっただろうか?


戻ろうとすれば
必ず戻れるのに。
わたしは戻らないことにした。
したんだ。
とっくにそっちを選んでいたんだ。




愚かなひとは
いつまでも他人を赦すことができない。

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あつめる

2005-07-14 21:26:26 | something new
ちいさな幸せ感、を
できるかぎりたくさんあつめて
じょうずに積みあげて
崩れないように。

そういうのをここに
たくさんあつめておかないと
むなしい空きが埋まらなくなってしまう。

あっというまに
わたしは、見失う。
だから。


 

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知らない

2005-07-12 21:47:03 | something new
知らないってことは
不幸だと思う。

いっそずっと無知なままならば
そのほうがましかも。

だけど知らないことの代償はおおきい。

知らないひとは
搾取され続ける。

例えばひとの真似して
糾弾する側にまわっても、
本質を知らないから
結局損をする。
喉が嗄れるだけ。

例えばひとの真似して
おいしいはなしに乗ってみる。
でもあなたが気づいたとき、
そこはすでに食い尽くされていて
あなたの入る隙などない。


搾取するひとと
搾取されるひと。
二者択一しかない、の?


傍観しながら思う。
知らないってことは
不幸だって。

ある場所で、
わたしは
「知っているひと」で、
だから口をつぐんでいる。
有限の利益は
取り分が決まっているから。
搾取する側にいる。

ある場所で、
わたしは
「知らないひと」で、
だから気づかぬうちに
はぎとられ、むしりとられている。
搾取される側にいる。

バランス とれている?

知らないってことは
不幸でいて
そして罪であるとさえ 思う。

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無題

2005-07-10 15:20:27 | something new
あるだけの
知恵とちからをつかって、
出来る限り、まもりたいと思ってた。

大切だったから。

あたまで考えて
煮詰めていかなきゃいけないのに
どこで間違えたの?
煮詰まっただけで
焦げついた。


この虚無感 どうしたらいいんだろう・・・。

じぶんと
じぶん以外のものに
こころを砕く気力がない。


くたりと折れた茎は
もとには戻らないの?
どんなにお空から
雨をもらってもだめなの?
もう根っこから吸いあげるちからは
どこにものこっていないの?

1回だめになってしまったら それっきり?
なの?


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