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6月6日(日)のつぶやき/ももクロ新三郷イベント

2010年06月07日 | アイドル
ららぽーと新三郷スカイガーデンにて正午スタート(予定)の、
ももいろクローバーのイベントを見る。
早めに現地に着いたものの、どう動いたらいいかわからずやや困惑。
しかも暑い。正直少しくじけそうになる(笑)。
どうにか場の流れをつかみ、とりあえず握手会への参加権を確保。
客が若い若い。
当初は、「ももクロが宣伝役をしている(出演はしていない)映画の
前売券を買うと握手会に参加できる」という摩訶不思議なシステムだったが、
早く前売券がはけてしまい、その後は「CD+写真」を前売券と同じ値段にし、
それが参加要件になった。この転換はありがたかった。

客は数百くらいか。
両翼の前のほうは女性&家族客。
センターの「砂かぶり」(要・高タニマチ度)には固定ヲタ。
その周囲を、MJ以降覚醒したライト系(俺とか)が囲む感じ。
客はものすごく多いというほどでもないのだが、会場があまり
広くはないため、人口密度が高い。
商売っ気があるのに要領がイマイチ悪かったりする不思議な
レコード会社だなぁ、というのがここまでの感想。
どうやら、単に要領が悪いというより、「MJ」効果が彼らの想定を
はるかに超えていたようだ。

歌姫的に開始予定時刻を過ぎた頃、安全のため停止させた
エスカレーターからももクロ降臨。ふっと出現したので驚く。
みんな愛想がいい。
すぐ歌うのかと思いきや、小ネタというかそういうトーク。
普段紫の衣装の高城れには、ピンクのジャージと どうも君帽子。
彼女たちの認知度が広まるきっかけとなった、先週日曜放送の
NHK「MJ」への感謝の意を込めてのものらしい。

たぶんいつも行ってるとおなじみなのだろうが、初めて見るので
ここでちょっと当惑したトークが「マスカラ・コントラ・カベジェラ」とか
「ビッグ・ザ・武道」とか、プロレス/キン肉マンネタ。
本人が詳しいとはとても思えないので、スタッフが好き物に違いない(笑)。
魂をつかまれたのは、
(当初マスクで顔を隠していたメンバーに対し他のメンバーが)
お前平田だろ」と振った部分。
台本通りやっているだけで、おそらく「平田」が誰かはわかっていない(笑)。
だってメンバーはみんな'90年代生まれ、でもこのネタの事件は'85年だから。
「持ちネタ」みたいだ。今度イベントに行く際はプロレスTシャツでキメたいと思った。


以下の文中では持ち色から、
紫(今日は全編ピンクジャージ)=高城れに、緑=有安杏果、桃=佐々木彩夏、
黄=玉井詩織、赤=百田夏菜子、青=早見あかりと表記。

いよいよライブ開始。最初はもちろん「怪盗少女」。
WWEのエヴァン・ボーンのシューティングスタープレスのようにきれいに反る
赤ジャンプもばっちり見えた。間奏部分で、赤が緑を飛び越えるムーブは
リープフロッグと呼びたい。
途中で、誕生日を迎える桃を祝ったり、スカパーで始まるももクロの番組の
告知を挟んだりしつつ、本編9曲(フルコーラス)のライブ終了。
玉置成実の「Believe」もカバー。
いったんはける、と見せかけ、入場時とは逆にエスカレーターを昇り、
ターンしてまた降臨→アンコール(笑)。
アンコールは「怪盗少女」をもう一度+3曲。
彼女たちの持ち歌は半分以下しか知らないのだが、
基本的にどれも動く動く。スポーツという感じである。
特に紫は汗だく。1時間超はライブをやっていたと思う。
俺ら大人はいいが、子供の客にはこの長丁場はしんどかったかも知れない。
水分を補給しつつ休み休みやるアイドルはたくさん見ているが、
その傍ら、アキレス腱ストレッチをしているアイドルは初めてだ。

握手会は右から左に移動しながら。紫→緑→桃→黄→赤→青の順。
後ろからスタッフにコントロールされはするが、ゆっくりめなので
普通の話をすることが可能だった。
緑に「(PVでの)キーロック」と言って通じず説明し直したり、
桃に「「プロレスネタはまったくわからないでやっている」という趣旨の
回答を聞いたり、青に「男前ですね」と言ったりしつつ握手会を通過。
むろん他の三人とも話はしている。

初めて生で見た各メンバーの印象/
紫=ちょっと綾瀬はるかっぽい・緑=アスリート度が高い・
桃=キラメロっぽい匂いがする(桑門そら系)・黄=実直そうな感じ・
赤=笑顔がとても良い・青=カツーンの曲でいうと田中の役、だった。
「MJ」でも話題になった彼女たちの自己紹介。あれは要するに、
(またWWEネタで恐縮だが)ザ・ロックやDXが試合前に客とかけ合いをする
みたいなものなのだ。

ももクロ、身の丈に合った楽しみ方をするぶんには
非常に良いグループだと思った。
ただ夏場に屋外でこの手のイベントをやるとしたら、
本人も客も体がキツそうだなー。
自分にとって「アイドル」の魅力の一つに、「バカ負けしてしまう、
いい意味でのやり過ぎ感・過剰さ」というものがあるのだが、
ももクロはまさにこの部分を満たしていた。
「狙ったわけではなく、後から振り返ったときに感じる『あの空間・瞬間に
居合わせた喜び』」が、このイベントにはあった。

とにかく今は、楽しいイベントをどうもありがとうという気持ちだ。

*後で知ったのだが、イベント特典の撮影会などは数時間後、暗くなるまで
続いており、その最後の最後にまた2曲歌ったらしい。
おそらく文化祭前日状態みたいな空気が漂っていたのではないかと推察する。
すごい体力。でも体壊さないようにしていただきたい。周囲の大人頼んだぞ。