誰か有名人や文化人、たとえば、ミュージシャンの聞いている音楽のリストを、
曲も一緒にまるごとダウンロードできるサービスなんてどうだろうか?
音楽をデータで聴くのが当たり前の時代だから。
誰かのある日のセット・リストとかね。
誕生日や梅雨の時期には、どんなリストで聴いているのかとか。
バンドメンバー全員のセットリストを聴いて、そのバンドの今後の音の方向性を推測したりね。
首相のセットリストから、今後の政治方針だって分かるかもしれない。
個人的コンセプト・アルバムというか。
いづれは、誰かの本棚のリストを(本ごと)や、
写真アルバム(写真ごと)なんていう、
嗜好が中身ごとまるごと、売られるようになるのだろうか?
解説:
情報を売るということは、こういう個人の嗜好を売るということも始まるだろうなぁ、と。
リストだけでなく、そこにそのデータそのものをつけて。
大量の情報を送れる、ということは、そういうことができることだ。
ウィニーのなどの違法共有ソフトの流出で考えたことです。
SFで、相手の思考まで共有できるシーンはよく出てくるしね。
『ニューロマンサー』や『攻殻機動隊』とかね。
ということは、相手の嗜好だって共有できる。
このまま、科学が進歩すれば、相手の感覚器で生きることまで出来るようになるかもしれない。