菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

物語の成分の半分。

2006年10月31日 05時55分57秒 | 映画のあれこれ
バファリンが半分は優しさで出来ているように、物語の半分は毒で出来ている。 もう、それはさまざまな毒で。 ご存知の通り、薬は過ぎれば、毒でもあるわけで。 逆にいえば、多くの毒は薄めれば、薬になるのね。 そして、もう半分が何で出来ているか。 これが問題なのだ。 『フィルム・メモワール』DVD発売! http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=entanohosi 下の方 . . . 本文を読む
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最初から開かれてはいなかった 『トイレの鍵は内側から閉まっていた』

2006年10月30日 04時49分10秒 | 死ぬ前に観れるか?
【死ぬまでに観れるか?】第8回は『トイレの鍵は内側から閉まっていた』(1975) パトリス・ルコントの長編デビュー作のミステリー・コメディ。批評的にも興行的に失敗。 この失敗によって、ルコントは作家生命を断たれそうになったそうです。 物語。 密室殺人が起きた。 それは密室は、トイレ個室。鍵のかけられた個室で殺人が起きたのだ! いまや、世界の名匠でもあるパトリス・ルコントは、1947 . . . 本文を読む
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コトワザざわざわ。シリーズ   その29

2006年10月29日 01時13分28秒 | クダラナイ、ノボラナイ
馬の耳に念力 . . . 本文を読む
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封筒は筒か。

2006年10月28日 07時42分17秒 | 言葉の根
封筒は、紙束などを入れる袋のことだよね。 あれって筒?だって、平べったくて、折ってあるんだもの。 確かに筒状といえば筒状かもしれないけど。 ポスターを入れるヤツとかは確かに筒だけど。あれ、両方を塞ぐよね。 筒を封をした状態で、封筒?それをさらに封をするもの? 昔のは、筒状だったのかしら?巻物とか入れてたのかな? でも、時代劇でも封筒は紙を折っていた。 ご祝儀の袋とかは、確かに上と下を . . . 本文を読む
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生真面目な暴走  『遊びの時間は終らない』

2006年10月27日 10時33分01秒 | オレは好きなんだよ!
【俺は好きなんだよ】第41回   『遊びの時間は終らない』(1991)日本的シチュエーション・コメディは、生真面目さというのが色濃く出てくる。スタッフ。監督:萩庭貞明 製作:結城良煕 プロデューサー:吉田雅彦         坂本至徳         垂水保貴 企画:植木実 原作:都井邦彦 脚本:斉藤ひろし 撮影:高瀬比呂志 美術:斉藤岩男 編集:奥原茂 音楽:高木完 助監督:井原真 . . . 本文を読む
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エンターテイメントかエンタテインメントか?

2006年10月26日 05時07分22秒 | 言葉の根
【entertainment】なので、カタカナ表記なら、エンターテインメントってとこかしら。 でも、よく見るのは、エンターテイメントやエンタテインメントね。 会社名とかね。 これってワザとなのかしら。 英語のカタカナ表記って、難しいね。 音なのか、綴りなのかってとこもあるしね。 というか、日本語になっている場合もあるし。 わざと耳や目に残るように“ン”とか抜いたりするのかしら? それとも、法律的 . . . 本文を読む
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コトワザざわざわ。シリーズ   その28

2006年10月25日 09時06分50秒 | クダラナイ、ノボラナイ
隣の芝生は刈りたい . . . 本文を読む
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オルゴールが奏でるから、調べる。

2006年10月24日 00時09分16秒 | 言葉の根
オルゴールって、不思議な響きよね。 あの独特の音色は、ホント不思議な気分にならせてくれますね。 オルゴールが鳴らす音もそうだけど、言葉の響きもね。 これって、オランダ語だそうです。 “ORGEL”と書く。 自動楽器の一つで、ぜんまい仕掛けなどで、金属の櫛をはじくことで音楽を鳴らす。 漢字では、【自鳴琴】、もしくは【風しょう】とのこと。 他にも、幼児玩具で、筒に握り柄がついていて、振ると音の鳴る物 . . . 本文を読む
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ウディ・アレンの鍵の鍵   『どうしたの、タイガー・リリー』

2006年10月23日 03時03分36秒 | 死ぬ前に観れるか?
【死ぬまでに観れるか?】第7回は、『どうしたの、タイガー・リリー』(1966) 原題は『What's Up, Tiger Lily?』。 ウディ・アレンの初監督作品といっていいのかどうか。 実際には、谷口千吉の『国際秘密警察 鍵の鍵』(邦画です)を勝手に編集して、全く違うセリフを吹き替えして、違うストーリーにしてしまった作品です。 アメリカでは出てるんですけど。 日本では東宝がOKしないと . . . 本文を読む
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タイトル・パロ・スペシャル。シリーズ   その1

2006年10月22日 07時41分29秒 | クダラナイ、ノボラナイ
『そろそろ あぶない刑事』 . . . 本文を読む
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鑑賞と観賞。干渉と感傷。

2006年10月21日 04時20分18秒 | 映画のあれこれ
映画には二度楽しみがある。 まず、観る事。 その後、鑑みること。 そう、映画をスクリーンとかで初見で観る事と、観た後、思い出してみることの二つが。 将棋も実際の戦いと感想戦があるように。 俳句にも、作ることと、他の人の句を味わうという二つの味わいがあるように。     『フィルム・メモワール』DVD発売! http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I . . . 本文を読む
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仇討ちで返す恩?     『花よりもなほ』

2006年10月20日 04時47分25秒 | 映画(公開映画)
『花よりもなほ』を観た。 日本映画の時代を超えた傑作が生まれた。 2006年に発表された『花よりもなほ』のラストシークエンスは見事と言いたい。 公開で、受け入れられなかったことが残念だが、時代に抗う作品の宿命かもしれない。 2006年だからこそ、見事と書いたのは、復讐がこれだけテーマになる時代において、復讐を物語で胸に収めるのと、物語になった実際の復讐を対比させて見せる鮮やかさがるからだ。 . . . 本文を読む
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“ちょんぼ”して、・・・ちょぼ~ん。

2006年10月18日 01時45分12秒 | 言葉の根
“ちょんぼ”は間違ったり、しくじったことを指す言葉。 “ちょんぼ”って、なんか愉快な響きよね。 ゆえに、失敗といっても軽い失敗な感じ。 これ、麻雀用語だそうです。 中国語の「錯和」(cuohuo=ちょうほう)、「冲和」(chonghuo=ちょんほう)から来ています。  麻雀は、簡単に言うと、文字や柄の描かれた牌で特定の組み合わせ。いわゆる<役>を役を作って、点数を得るゲーム。 で、<役>が完 . . . 本文を読む
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ブログよ、この世には僕の大好きな映画がある。   『親愛なる日記』

2006年10月17日 00時17分00秒 | オレは好きなんだよ!
【俺は好きなんだよ】第41回   『親愛なる日記』(1993)  原題『CARO DIARIO』、英語題『DEAR DIARY』も日本題と同じ意味。  1994年のカンヌ国際映画祭にて、監督賞を受賞したナンニ・モレッティのごく私的なエッセイ映画。映画の新しいスタイルを示した映画にもなった。  スタッフ。監督:ナンニ・モレッティ製作:アンジェロ・バルバガッロ   ナンニ・モレッテ . . . 本文を読む
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メメ名言・・・。シリーズ   その14

2006年10月16日 08時08分32秒 | クダラナイ、ノボラナイ
女心と天気予報 . . . 本文を読む
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