老いては古に従え
【解説】
元は、"老いては子に従え"。
意味は、年を取ったら自分よりも子どもの言うことに従った方がよい。
老いて、頑固になったり、反d長二部漆、新しい時代とそぐわなくなるから、自分の古い考えよりも若い者の判断に従うようにした方がいいよ、というわけです。
昔の寿命が短い時にもう、そう言って残したほどなのに、寿命が延びて、高齢になった今こそ、このことわざが強く響く。
とはいえ、親を騙そうという子もさらに増えているので、簡単に信じていいかどうか。
下手すりゃ、子も昔の老いた親と同じような年だったりするのですから。
こちらは、子ではなく古。
つまり、さらに年上の古い者です。
人生100歳時代、年をとってもちゃんとした先輩が当たり前にいますから。
いうなれば、「人のふり見て、我がふり直せ」。
その良き古を見て、学べということです。
下手すると、子も初老だったりするわけですしね。