堕悪饅 『ダークマン』

【俺は好きなんだよ】第２２６回は、『ダークマン』(1990) 原題も『DARKMAN』。 サム・ライミによるオリジナル・アメリカンヒーローです。 スタッフ。 監督：サム・ライミ 製作：ロバート・タパート 原作：サム・ライミ 脚本：チャック・ファーラー／サム・ライミ／アイヴァン・ライミ／ダニエル・ゴールディン／ジョシュア・ゴールディン 撮影：ビル・ポープ 音楽：ダニー・ . . . 本文を読む

鞭を入れて、そのサーキットの柵を飛び越えろですわ！ 『ローラーガールズ・ダイアリー』

　 で、ロードショーでは、どうでしょう？　第１４１回。 「なんか最近面白い映画観た？」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『ローラーガールズ・ダイアリー 』 ドリュー・バリモアの監督デビュー作。 　 原作の小説は『ダービー・ガール』、それを映画では『WHIP　IT』に変えている。 　 題材は、アメリカのある地域でリバイバル . . . 本文を読む

等身大ゴジラＶＳアメリカン・アーミー 『ヒルズ・ハブ・アイズ２』

【俺は好きなんだよ】第２２５回は、『ヒルズ・ハブ・アイズ２』(2007) 原題も『THE HILLS HAVE EYES II』。 あえて、『丘から覗く眼二つ』としたい。 　 スタッフ。 監督：マーティン・ワイズ 製作：ウェス・クレイヴン／ピーター・ロック／マリアンヌ・マッダレーナ 製作総指揮：ジョナサン・デビン キャラクター創造：ウェス・クレイヴン 脚本：ウェス・クレイヴン . . . 本文を読む

等身大ゴジラが見ている。 『ヒルズ・ハブ・アイズ』

【俺は好きなんだよ】第２２４回は、『ヒルズ・ハブ・アイズ』(2006) 　 原題も『THE HILLS HAVE EYES』。 『丘から覗く眼』ってとですかね。 スタッフ。 監督：アレクサンドル・アジャ 製作：ウェス・クレイヴン／ピーター・ロック／マリアンヌ・マッダレーナ 脚本：アレクサンドル・アジャ／グレゴリー・ルヴァスール オリジナル脚本：ウェス・クレイヴン 撮影：マキシ . . . 本文を読む

人生即是映画、映画即是人生。

最近ぐっと来た言葉。 【セガール気分で逢いましょう】より。 http://cows.air-nifty.com/seagal/ 今年のカンヌ映画祭より二つ。 審査員賞を受賞した中央アフリカのチャドの映画『Screaming Man』のマハマット・サレ・ハルーン監督によるスピーチより。 　　 「私の国はほとんど何もない。砂漠の国だ。そんな中で映画を作るのなら、それは日々の料理 . . . 本文を読む

緑の狸と赤い狐、マット仕上げの緑のグラス。 『グリーン・ゾーン』

で、ロードショーでは、どうでしょう？　第１４０回。 「なんか最近面白い映画観た？」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『グリーン・ゾーン』 　 　 イラク戦争の陰謀を描くポリティカル・アクション映画。 “グリーン・ゾーン”とは、バグダッド内のアメリカ軍が統治している地域。 グリーンとは言われているが、安全地帯というわけではない。 脚 . . . 本文を読む

カー、ガン、スパイとアクション映画に愛をこめて 『パリより愛をこめて』

　 で、ロードショーでは、どうでしょう？　第１４１回。 「なんか最近面白い映画観た？」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『パリより愛をこめて』 快作『96時間』のリュック・ベッソン（製作・原案）とピエール・モレル（監督）のチームの新作アクション映画。 タイトルはもちろん、『００７　ロシアより愛をこめて』より。 もちろん原題が . . . 本文を読む

それでも体は水に浮かぶ。 『プレシャス』

　 で、ロードショーでは、どうでしょう？　第１４０回。 「なんか最近面白い映画観た？」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『プレシャス』 １６歳で、学無し、愛嬌無し、肥満体、家庭内暴力、近親相姦による妊娠（しかも二度目）と、ここまで不幸だと逆にコメディになるんじゃないかとおもわれるほどの内容だが、それは世界のそこら中でありふれた現実 . . . 本文を読む

黄色い卵もかけよで醤油。

　 卵かけご飯には、やはり醤油である。 それ以外は認めないのでもないのだが、いわゆる殿堂入りなのだ。 ほら、卵かけご飯のための醤油というのがあるくらいだもの。 卵かけご飯を最近、ＴＫＧと略すんだけど、これって、昔の海軍っぽい。 海軍っぽいってことは海外っぽいとも言ええるんだけど、海外だと生卵を食べる習慣って、ほとんどないらしい。 生卵を安心して食べられる国というのは、少ないということだか . . . 本文を読む

イッツ・ア・ストレンジ・ワールド！ 『リチャード・レスターの不思議な世界』

【死ぬまでに観れるか？】第２９回は、『リチャード・レスターの不思議な世界』(1969) 原題は『THE BED-SITTING ROOM』。 ベッド・シッティング・ルームとは、ベッドに座るしかない狭い部屋という意味らしい。 公開時の邦題は『不思議な世界・未来戦争の恐怖』だったようです。 　 スタッフ。 監督：リチャード・レスター 製作：リチャード・レスター 製作総指揮：オスカー・ . . . 本文を読む

銃火で焼いた目玉焼きを醤油、ケチャップ、マヨ、胡椒で食らう。 『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』

　 で、ロードショーでは、どうでしょう？　第１３９回。 「なんか最近面白い映画観た？」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』 　 ジョニー・トーの名品２作『ザ・ミッション／非情の掟』と『エグザイル／絆』に続くノワール・アクション三部作の最終章。 だから、タイトル的には『ヴェンジェンス／約束の銃弾』とか . . . 本文を読む

継ぎ接ぎは次へ繋ぐ。 『９＜ナイン＞ ～９番目の奇妙な人形～』

　 で、ロードショーでは、どうでしょう？　第１３８回。 「なんか最近面白い映画観た？」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『９＜ナイン＞ ～９番目の奇妙な人形～』 これは、監督と原案のシェーン・アッカーの卒業制作の11分間の短編『９』を基にした長編作品。 その短編（youtubeで観られます。タイトルと監督名で検索）に惚れ込んだテ . . . 本文を読む

リバイバる。

久しぶりの１０日ぶりに、映画鑑賞。 『９＜ナイン＞ ～９番目の奇妙な人形～』と『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』を続けて観る。 評は、近日中にまたいづれ。 映画館に行くと、これから観る映画より、今度やる映画やら、お客さんの会話が気になるのよね。 で、今日の気になった会話は、６０歳をちょいと越えたぐらいの麦茶とぬれせんべいが似合いそうなおばちゃんが、『第９地区』を観たのを、友人 . . . 本文を読む

少し空を想う。 『On Your Mark』

【俺は好きなんだよ】第２２３回は、『On Your Mark』(1995) 　 チャゲ＆アスカの同名曲から生まれたＰＶ的発想の実験映画。 『耳をすませば』と同時上映されました。 スタッフ。 監督：宮崎駿 プロデューサー：鈴木敏夫 原作：宮崎駿 脚色：宮崎駿 . . . 本文を読む

カッコいい別れ方は学べますか？

先日、あるモデルで女優の子と杯を交わした時に聞いたこと。 彼女は、「男と別れる時が怖い」と言った。 それは彼女が寂しいから、独り身は、とかそういうことではない。 別れを切り出すときの話である。 相手に別れを切り出すと、自分より好きな人が出来たことで別れるのだ、と思われ、ただ好きでなくなったや、男に問題があって別れることを信じてくれないからだ。 まぁ、相手に問題があるから別れ . . . 本文を読む