口ずさむの「ずさむ」ってなんだ。一語なのか、それとも「口」と「ずさむ」なのか。
「口ずさむ」の意味は、歌やメロディなどを何となく声に出して歌ったりすること。漢字では、「口遊む」と書く。「くちずさぶ」ともいうことも。
「遊む」だけで「すさむ」と言い。古語の「すさぶ(遊ぶ)」が転じたもの。こちらですでに、「詩歌などを吟ずる」という意味があるので、「口」が付いたことで、なんとなく、人に聞かせるでもな . . . 本文を読む
ちょっかいとは、どういう意味か、ちょっかいを出して調べてみる。
どうやら、「ちょっかい」は漢字はないのだが、一応、「ちょっ掻い」となるよう。「ちょっ」は「ちょっと」で「ちょっと掻く」で「ちょっかい」。そこの「ちょっと掻く」とは、猫がじゃれるときや獲物へ手を出すときの引っかく動作から由来しているそうで、実際、今も、この猫の動作が、「ちょっかい」の第一義。「ちょっ掻き」から「ちょっか . . . 本文を読む
上の空は、ぼんやりしていることみたいな意味だが、なんで、空の上ではないのだろうか。
調べてみる。
まず、「上の空」は、読み方は「うわのそら」。そう、「うえのそら」じゃあないのよ。「上澄み(うわずみ)」とかの「上」の読み方。
で、意味は、3つほど。
1、他の事に心が奪われて、そのことに注意が向かないこと。また、そのさま。心が浮ついて落ち着かないさま。2、天空。空中。そら。 . . . 本文を読む
「ふざける」ってぇのは、どういうものかをふざけないでしっかり調べてみる。
ふざけるの意味。1,冗談を言ったり、おどけたりすること。2,子供などが浮かれて騒ぎまわること。3,人を馬鹿にしたようなふるまいをすること。4,男女がたわむれたり、いちゃつくこと。
1~3には、漢字がなく平仮名だけです。
「ふざける」の語源は、くだらないことや適切でないことを言ったりすると . . . 本文を読む
相手を惚れさせるのを「男たらし」、「女たらし」、「人たらし」、略して「たらし」なんていう。
これやっぱり、人の何かを垂らすんだろうか。
「たらし」は漢字では「誑し」と書きます。
「たらし」→「たらす」の意味は、たぶらかす、あざむく。なのですが、「誑し」は元々は、女性を女性に対して節度のない男性に対して用いられており、それは女性の場合も衆道もあるので、「女たらし」「男たらし」となり、 . . . 本文を読む
「そもそも」は、漢字だと「祖も祖も」か「素も素も」だろうと、勝手に思いこんでいた。漢字で書いたこともないのに。で、「そもそも」と改めて打つと、変換候補に出て来たのは、「抑々」と「抑も」と「抑」が出てきた。これは、抑の一字で「そも」「そもそ」「そもそも」ということなのか。
「そもそも」の意味は、「最初、元来、はじまり」に同じ。この場合には、「は」がつきがち。用例は「悪という字は、そもそもは強いを意 . . . 本文を読む
「かいつまんで」または「かいつまむ」の意味をかいつまで説明すると、事の次第などについて、要点を抜き出すさま。あらましを簡略に述べることを「かいつまんで説明する」などと使う。
これ、「つまむ」はつまむって分かるけど、「かい」ってなによ、話。
これ、漢字で書くとすぐ分かるのよね。漢字では、「掻い摘まむ」と書きます。「搔い」は「搔き」の音便形(意味:もとの音の一部が発音しやすいように変化したもの)な . . . 本文を読む
指切りは、日本の口頭契約の仕草の一つだが、世界のいたるところで行われている。インド(「Gatti fu」)、イタリア(「ジュリン・ジュレロ」または「ジュリン・ジュレット」)、アイルランド(「豚の約束」)、台湾、韓国、北米、ベトナムなど。北米では19世紀頃から確認されており、「pinky swear」という。(最近だと、映画『月影の下で』でやっていた) 歌もあり、「Pinky, pinky,Whoe . . . 本文を読む
いつか、やるときとかに「いずれ、やります」と言ったりする。
おいら、「いずれ」は時間のことだから、「いつ」に濁点で「い(づ)れ」だと思っていた。なぜ、「い(ず)れ」なのかしら。
調べたら、すぐ出てきました。「いづれ」が古い使い方=古文で、「いずれ」が現代文ということらしい。
だから、「いづれ」でも間違いではないそうです。なので、おいらは「いづれ」、こちらを採用していきたい。できれば、いつまで . . . 本文を読む
だらしないは、だらをしないのか、だらしがないのか、「だらだら」しているのか。
だらしないの意味は、だらしないとは、けじめがない。しまりがない。だらしがない。
ネットによると。その語源は、同じ意味の形容詞「しだらない」の音節順序を入れ替えが起こったという。では、「しだらない」の「しだら」は、「自堕落(じだらく)」が訛ったとする説や、「ふしだら」の「しだら」とする説があるが未詳。近 . . . 本文を読む
「図々しい」は「ずうずうしい」と読む。意味は、自分勝手にふるまい、他人に迷惑をかけても気にしないような態度や行動を形容する表現。図太く動じない様子。
似た意味の言葉に「厚かましい」がある。「厚かましい」は、他人に迷惑をかけた上に、そのことを恥じたり気にしたりしないさま、厚顔無恥のような意味になる。
ずうずう弁とは関係ない。ずうずう弁は、東北地方に特徴的な鼻音の強い話し方、方言。 . . . 本文を読む
「だらしない」は、「だらっとしない」のか、「だらしがない」のか。
意味は、きちんとしていない。整っていない。しまりがない、ぐうたら、で、行いや態度、身なりなどに締まりがない、乱雑な状態を指す形容詞。
ネットを調べると、これ、「だらしがない」だそう。
しかも、「だらし」は元々「しだら」だったようなのである。元々は、「しだらない」とつかわれていたが、その「しだら」が音転したようです。偶然なのか、 . . . 本文を読む
ためしがないのためしは試しでいいのか?
なぜ試してみたことがないのか。怖いからか。考てみたことがないってことなのか。
いや、おかしい。たとえば、例文を出すと。勝ったためしがないとつかったりする。
勝つことを試みたことがない?こりゃ、おかしい。
で、調べてみた。
「試し」の意味は「こころみる」ことだが、ためしがないの「ためし」は「例」と書く。
そう、ためしがないとは、前例 . . . 本文を読む
しかめ面のしかめは、死か目と書くわけではない。「顰め」と書く。
しかめっ面と小さい「っ」が入ることもある。どういう顔かというと、不快さなどから顔を顰めた状態、もしくは、そのような顔。眉根を寄せたり、歯を食いしばったりといった顔つきだそう。
困ったことに、「顰める」は「しかめる」とも「ひそめる」とも読む。だから、「顰め面」は「ひそめ面」とも読めるし、「眉を顰める」は「眉をしかめる」とも読めるのだ . . . 本文を読む
全然違うところを見ているのを「やぶにらみ」という。
「やぶ」は、「藪」と書いたりする。やぶ医者なんていうのと、同じ「やぶ」だが、他のについてるの様子もない。
やぶにらみ(藪睨み)の意味は、片一方の視線は合っているが、もう一方が合っていないような斜視のこと、見当違いの方を見ている見方のことをいう。
雑草や雑木しかない藪はぼわっと広いので、どれを見ているかわからないということなのか?
ネットで . . . 本文を読む