短歌を啖呵を切るように。 6/29

ストーリーは　基本的には　数通り　だが人物は　千差万別 好き合って　付き合って　つつき合って　突きつけ合って　向き合って 愛で出て　勇気で生きて　金で入り　希望で過ごし　夢にてゆけり 穴にさえ　目をつぶったら　あら不思議　あなたにとって　世界は完璧 耳に一匹　今日もブーン　叩いても　毎日シフト　ワンオペなのか   鳩ぽっぽ　これっぽっちで　空ぽっぽ　ぽっと出ポッポー　ポチよな . . . 本文を読む

つぶやきのまとめ 6/27

映画において、既視感は、敵であり味方。     〈インスタグラム〉とカタカナで見ると、ふと『パトレイバー』に思いを馳せてしまう。     我々は集団。俺々はサギ。君々は呼び止める。僕々は笑っちゃいます。     多様性は大事、でも、多様性に頼りすぎな作品は苦手。       &nbs . . . 本文を読む

アメリカからの報告。

報告。 『超能力がほしい』がアメリカのJapan Film Festival Los Angeles2024の中編部門にて、オフィシャルセレクションに選出されました。おかげさまです。ありがとうございます。 ▼HPにて発表されています。https://jffla.org/ . . . 本文を読む

つぶやきのまとめ 6/23

映画とかで、＜なぜそうなる？＞と思うところがあったら、＜そうなってしまう理由＞を考えることで＜裏にある意図＞が読めるものだ。ただ、その＜裏にある意図＞を、まずは＜映画の中の狙い＞として考えてほしい、＜映画の外の事情（圧力とか経済とか）＞で考えるのは、最後の最後にしてあげてください。     違和感からは＜何か違う感じ＞だけでなく、＜和を乱す感じ＞を感じる。   . . . 本文を読む

共感よりも距離感。

映画を楽しめるようにさせるのは、共感よりも距離感なのかもしれない。 主人公や題材や物語と観賞者自身との距離感の近さがあってから、ようやく共感の入り口に立てるのではないか。同じ映像物語でも、メディアやその形式との親密さは単純接触回数で増す。今は、映画というメディア自体との距離感が広がっていることが影響しているのかもしれない。日本では、アニメ、ゲーム、ＴＶドラマ、配信映像などが親密になり、ある種の実 . . . 本文を読む

短歌を啖呵を切るように。 6/20

我が内で　パキっとなった　骨の音　知ってはいても　泡の音だと ピンチとは　チャンスでもある　つぶやいて　きしむ心の　友とするなり 獲りすぎて　マグロは減って　綱渡り　獲ろうを抑え　未来へつなぐ ルッキズム　ルックを刻む　押し付けて　羊大きく　足を小さく 殴るよに　握るナックル　骨が鳴る　成せばならんと　腕を鳴らして   レストラン　祝い隣席　もらい歓喜　棚牡丹餅と　デザート追 . . . 本文を読む

つぶやきのまとめ 6/19

『蛇の道』の製作会社の一つがタランチュラ（オリジナル映画の続編が『蜘蛛の瞳』）で、『チャレンジャーズ』の製作会社の一つがWHY ARE YOU ACTINGと絶妙に映画の中身に絡む社名で、そこさえ映画の一部なのかと唸る水曜日。     小ぢんまりぢんまり中ぢんまり大ぢんまりぢょうぢ     ＜面白い＞には、どこにくるかをいうと分かりやすくなるので . . . 本文を読む

ヒッチ俳句 六月十七日

古傷が　知らせる客は　傘がいる 雨の鳴る　夢に沁み入る　BGM 雫打つ　夢でうっとり　起きて鬱　　 ライブする　窓外しっとり　リズム隊　 パチパチと　弾けるように　窓が呼ぶ   雫鳴る　予定失くして　泣く泣くと 傘外し　雨冠に　我を置く 雨垂れの　紫陽花見入り　項垂れる 日の床に　まだ濡れ裾の　ズボン置く 獲ろう止め　マグロ大減り　綱渡り   . . . 本文を読む

ジャンルの人気で、時代の流れを読む。

映画では、ジャンルの人気のあるなしを見ることで、時代の流れが読めたりする。 海外、特に西洋では、今、アクション（アドベンチャー）とラブコメが人気を失い、ＳＦとホラーとサスペンス（スリラーとミステリー含む）が人気が上がっている。あと、もう一つはあるが、これは後述。これは二つの理由を推測できる。それは、厭戦気分と映像技術の発達。アクションは、武力の能天気な勝利や武力対立があるし、映像技術の発達で人間 . . . 本文を読む

つぶやきのまとめ 6/15

映画は、＜何を見せる＞と＜何を見せない＞のバランスこそ大事なのだが、現在は＜見せる＞の比重が大きくなっている。＜見せない＞は想像力の発揮を促したり、観客それぞれへの働きかけ、上品さや曖昧さや問いの要素が強かったが、今や隠蔽や手抜き、都合が悪いもの、予算不足という意識で受け取られてしまう。     映画を見る人にとってはそれぞれに関心領域がある。 例えば、それが主演キャス . . . 本文を読む

短歌を啖呵を切るように。 6/14

人生は時価　直に触れ自戒　次回放免　自家薬籠中　実感愛でよ 今わたし　シームレスに　分裂中　あなたの前で　私とワタシ 改めて　蚊とか酢とかの　ネーミング　その簡潔さ　感嘆さえす 左利き　左手きっと　右の手を　我が右に出る手と　期待している おひっこし　遠くにいくのね　おわかれも　画面越しなの　リモートバイバイ   映る身は　写す心も　うっすらと　疑えるように　移すなりけり . . . 本文を読む

お知らせとお詫び。

現在、こちらのブログ。救済が続いております。申し訳ありません。 お仕事の方が、急遽連続で来て、その準備などで、少々時間をとられております。なんとか今週中に再開しますので、少々お待ちください。 . . . 本文を読む

映画やドラマにおける字幕や言語の扱いに新たな発想

『胸騒ぎ』ではオランダ語に字幕がふられない。『ありふれた教室』ではトルコ語に字幕がふられない。『告白 コンフェッション』では韓国語に字幕がふられる。TVドラマシリーズ『Eye Love You』は韓国語に字幕がふられたり、ふられなかったり。『猿の惑星　キングダム』では猿の手話に字幕がふられる。『ゴジラXコング』では部族の言葉に字幕はふられない。配信ドラマシリーズ『ショーグン』はオランダ語などもほぼ . . . 本文を読む

つぶやきのまとめ 6/9

映画館に行ったとき、体温や呼吸感知で、寝たら無音で起こしてくれる装置が、オプションであったら、レンタル料払って、お借りしたいときはある。映画業界だけでなく、睡眠を回避させてくれる装置を開発すべきだと思う。     『告白 コンフェッション』や『FARANG／ファラン』ような映画タイトルには、どこか、ファーストサマー・ウイカを感じてしまう。     . . . 本文を読む

つぶやきのまとめ 6/8

寝てるとき以外、眠い。     それって、あなたのカンツォーネですよね。     ミを捨ててこそ、浮かぶファソラレ。     AIが人間のようだという状態よりも、人間がAIのようにしか思えないことがけっこうある。もはや、逆チューリングテストであって、人間が機械を模倣し、それに人間が人間だと思わないかを判別されているかのよ . . . 本文を読む