【俺は好きなんだよ】第173回
『ブエノスアイレス』(1997) 原題は『春光乍洩』。翻訳ソフトを使うと『春の景色は急に現れます』てな感じになります。英語題は『HAPPY TOGETHER』。スタッフ。監督:ウォン・カーウァイ 製作:ウォン・カーウァイ 脚本:ウォン・カーウァイ 撮影:クリストファー・ドイル 美術:ウィリアム・チャン 音楽:ダニー・チャン 出演。レスリー・チャン . . . 本文を読む
ZOO-ZOO-Cで、“ずうずうしい”です。
漢字では、“図々しい”ですね。
“厚かましい”など、人に迷惑をかけても、平気でいる様を示す形容詞です。
“図”は、「企み、計画」という意味の漢語。
日本的な用法として、他に“図に当たる”、“図に乗る”などがあr。
ただ、“図太い”などの“図”は当て字だそう。
本来の形は“づうづうしい”だったそうなのだが、この図を使った用法からの変化で、“図々 . . . 本文を読む
監督・脚本を務めました新作短編『「遠距離デート」』をyoutubeにアップしました。
(先日、P-LABO映画祭で上映したものをネット用に修正したものです)
撮影が、REDONEなので、当然ながら、HD画像も観れます。
せっかくなので、大きめの画面で再生していただけると。
あと、冒頭の夜景シーンのみCanon5Dを使っています。
編集はFinal Cut Pro。
カラコレ作業はCo . . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第76回。「なんか最近面白い映画観た?」「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』 実はこの作品、来月公開です。知人の映画ライター/宣伝プロデューサーの わたなべりんたろう さんから、「観てもらって、そんで、良かったら、応援コメントちょうだい」と渡されたDVDで観賞したのです。 前に、『HOTFAZZ . . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第77回。
「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『ドゥームズデイ』
ニール・マーシャルは、イギリスでは珍しいB級系監督。
コレ入れて、まだ3本しかないけど、デビューが『ドッグ・ソルジャー』で狼男モノのサバイバル・モノ。
『ディセント』は、洞窟でのモ . . . 本文を読む
傑作映画の、映画のカットとメイキング・ビデオで同じカットを映した映像を比べれば、映画とはなんなのだろうか、ってのを考えるヒントがあるんじゃないかしら?
映像が映画になるか、ならないか、の違いを示してくれるんじゃないかって思うのさ。
フィルムでも、ビデオでも、狙いと技術によって、映るものは映画になっているものとなっていないものがある。
メイキングだって、映画になっているものとなって . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第172回
『天使の涙』(1995) 原題は、『堕落天使』。英語題は、『FALLEN ANGELS』。『恋する惑星』の第3話としてあった物語を拡大。姉妹編となっている。スタッフ。監督:ウォン・カーウァイ 製作:ジェフ・ラウ 脚本:ウォン・カーウァイ 撮影:クリストファー・ドイル 美術:ウィリアム・チャン 音楽:フランキー・チェン/ロエル・A・ガルシア . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第171回
『恋する惑星』(1994)
原題は、『重慶森林』。英語題は、『CHUNGKING EXPRESS』90年代を代表するスタイルをつくった作品。
スタッフ。監督:ウォン・カーウァイ 製作:ジェフ・ラウ 脚本:ウォン・カーウァイ 撮影:クリストファー・ドイル/ケン・ラーワイ 美術:ウィリアム・チャン 音楽:チャン・ファンカイ/ロエル・A・ガルシア . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第170回
『楽園の瑕(きず)』(1994) 原題は、『東邪西毒』。英語題は、『ASHES OF TIME』。有名武侠小説の映画化作品。スタッフ。監督:ウォン・カーウァイ 製作:ツァイ・ムホー 製作総指揮:ジェフ・ラウ 原作:キン・ヨウ 脚本:ウォン・カーウァイ 撮影:クリストファー・ドイル 音楽:フランキー・チェン 出演。レスリー・チャン レオン・カー . . . 本文を読む
東京には空きが無い
解説:
元は“東京には空が無い”。
高村光太郎の『知恵子抄』からです。
知恵子が言うわけですよ。
「東京には空が無い」と。
そんで、慌てて、見上げると、そこには切り取られた空だったものがあるというわけ。
山の上にアレほどのびのびしていた空はいったいどこに行ったんでしょう。
で、彼女は、「ほんとの空が見たい」というのです。
それは、機械的人間 . . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第75回。
「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『火天の城』
武将・織田信長に任命された大工の岡部又衛門による、安土城づくりを題材にした時代劇。
力作。
ひさびさに映画館で見てと言いたい邦画大作。
決めの絵や大工仕事のシーンがかなりしっかりし . . . 本文を読む
虎の意を狩る狐
解説:
元は“虎の威を借る狐”で、というコトワザ。
強い者の力をただ借りて、自分の力もないのに、威張ること。
“威(い)”は、権力の意味。
こちらは、最近、言葉の表の意味への脊髄反射的に反応してしまって、裏に潜んだ意味を理解されないという風潮をたとえたコトワザ。
こないだ見たのでは、富野監督の「ゲームの本質は悪」発言。
そこだけをとり . . . 本文を読む
ここんとこ、『96時間』、『30デイズ・ナイト』、『3時10分、決断のとき』と時間がタイトルに入った、制限時間付きの映画が続いた。
で、ふと、思いついて、時間を区切られた物語を探してみた。
中身を見て、実は、限られた時間のものは大変なので、あくまでタイトル上で、時間が入っているものを探してみました。
映画とテレビ映画に限りましたので、『24』なんかは入ってないです。あしからず。
. . . 本文を読む
【いない、いない、バラエティ】
説明:
久しぶりの思いつきネタ集。
今回は、「いない、いない、ばぁ」のアレンジ。
名づけて、【いない、いない、バラエティ】
実は、『大人のジョーシキ大学』でコーヒブレイクとして作ったのが最初。
「いない、いない、ばぁ」の手が影絵の鳩になって飛んでいくという「いない、いない バード」。
その後、ある若い女優さんと撮影の休憩時間に遊ん . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第169回
『ウォーターダンス』(1991)原題も『THE WATERDANCE』。あのダンスのシーンほど、人生を象徴するダンス・シーンはなかなかない名ダンス・シーンだ。スタッフ。監督:ニール・ヒメネズ/マイケル・スタインバーグ 製作:ゲイル・アン・ハード/マリー・キャンティン 製作総指揮:ガイ・リーデル 脚本:ニール・ヒメネズ 撮影:マーク・プラマー 音楽: . . . 本文を読む