菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

ダイ・ハードに生きるか、さもなくば・・・。  『ダイ・ハード4.0』

2007年06月30日 00時14分51秒 | 映画(公開映画)
『ダイ・ハード4.0』を観た。 珍しく映画紹介。 いやぁ、なんつっても、おいらにとって、『ダイ・ハード』シリーズは、 特別な映画なのよ。 たぶん、ジャッキー映画とは違うアクション映画というジャンルをより強く意識した映画なのね。 日本公開の1988年は、おいら中学一年だしね。 おいらのマインドに、ビビっと、ビビッドにビンビンきまくりやがったわけ。 で、やっぱ、先行は逃したけど、初日の一回目 . . . 本文を読む
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逃げるから、追うのか?追うから逃げるのか?    『チェイシング・エイミー』

2007年06月29日 00時27分23秒 | オレは好きなんだよ!
【俺は好きなんだよ】第77回   『チェイシング・エイミー』(1997)原題も『CHASING AMY』。『エイミーを追いかけて』でいいのかな。スタッフ。監督:ケヴィン・スミス製作:スコット・モシャー脚本:ケヴィン・スミス撮影:デヴィッド・クライン音楽:デヴィッド・パーナー 出演。ベン・アフレックジョーイ・ローレン・アダムスジェイソン・リードワイト・ユーウェルジェイソン・ミューズケヴ . . . 本文を読む
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コトワザざわざわ。シリーズ   その62

2007年06月28日 00時37分51秒 | クダラナイ、ノボラナイ
             桜に新式 説明: “梅に鶯”は、美しく調和しているという意味。“松に鶴”も同じ。 こちらは、新しい家電などが発表される時期は、だいたい季節のかわりめで、最近は桜の花が咲いているCMが多いなぁというところから、似合ってんだか分からないし、季節が変わったのかどうか分からないけど、無理矢理季節感を出すという意味。 いまや季節ごとの家電や . . . 本文を読む
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色を好む

2007年06月27日 00時31分55秒 | 映画のあれこれ
色って、すごく快感だと思うんだよね。 白黒映画もある種の気持ちよさはあるけど、色の会館にどこか敵わないというか。 あの枯れた味わいもグッと来るンだけど。 色には、こう、陶酔があるといったらいいかな。 テレンス・マリック作品は、そういう部分が特にあるよね。 『天国の日々』を、ぜひ映画館で観たいな、と願っているのだが。 そういえば、日本語は、色に敏感だね。 青にも蒼、藍、碧、浅黄のように何色も分け . . . 本文を読む
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コトワザざわざわ。シリーズ   その61

2007年06月26日 00時09分54秒 | クダラナイ、ノボラナイ
             3人寄っても文殊の事件  説明: “3人寄れば文殊の知恵”といいますが、一人より、二人より、三人の方がよりよいアイディアが出るという意味です。 【文殊】は、釈迦の左に侍して知恵をつかさどる菩薩のこと。 こちらは、三人いても、知恵に満ちた方には行かないこともある、という戒めのコトワザ。 コチラの文殊は、あの事故を起こした原発のこと。 “朱に交わ . . . 本文を読む
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点数をつけることについて

2007年06月25日 00時05分33秒 | 映画のあれこれ
相対的なものだが、基準はどこにあるのだろうか? 芸術点をつけるスポーツにだって、基準があるわけだよね。 その点数をつける人の今までの傾向が必要な気がするなぁ。 得意なジャンルとか、見ている傾向とかね。 映画以外で、物語に点数をつけることって、あんまないよね。 こんだけ、多彩なジャンルがあるのに、簡単な点数だけでいいのか? 有名なミシュランの星(レストランの評価)は、優れているということに対して . . . 本文を読む
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擬人化の再考

2007年06月24日 00時08分19秒 | 映画のあれこれ
先日書いた、何かを擬人化して語られる物語については、よくネットで、モノを擬人化したキャラクター(冥王星とか)がネタにされていたのを見て、ふと思ったことを書いてみたこと。 書いた後で、あるCMの話を聞いて、再考したので、つづけたみようか、と。 あるCMとは、アップル社のマックのCMのこと。 詳しくは、ラーメンズによる、マックとパソコンをCMのことね。 マックを小林さん、パソコンを片桐さんがやっ . . . 本文を読む
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コトワザざわざわ。シリーズ   その60

2007年06月23日 05時21分16秒 | クダラナイ、ノボラナイ
         国の沙汰も金次第  説明: “地獄の沙汰も金次第”シリーズ。 世の中、どうも金が強いらしい。 元のコトワザですでに“地獄の沙汰も”といってるということは、“沙汰は金次第”であるということでしょうな。 あ、この場合の沙汰は、裁判、裁きのこと。 (沙汰自体の意味としては、指図、便り、事件などがる) まぁ、社会が、格差社会じゃなかったことなん . . . 本文を読む
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生きてりゃ、問題はいつだって山積みだ。               『大阪ハムレット』

2007年06月22日 12時05分51秒 | 萬画
『大阪ハムレット』  2巻(既刊) 森下裕美さん  双葉社(アクションコミック) 「質のいい苦労しとる人はちゃうわなぁ」に、ぐっと来た。 『大阪ハムレット』の2巻「オードリーの家」に出てくるセリフである。 おいらの経験に重なって、ぐっと来た。 特にこの回のセリフと来たら、もお!って感じ。 いちいち心にひっかき傷をつくって、しかもその傷に染みるのだ。 アニメ化もされたゴマフアザラシの赤ちゃん . . . 本文を読む
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劇中劇

2007年06月21日 01時34分40秒 | 映画のあれこれ
劇中劇というか映画中映画というのがある。 『トーク・トゥ・ハー』の『縮みゆく男』とかね。 アルモドバルは映画内で映画を扱うことが多く、結構出てくるね。 『アメリカの夜』など、映画を撮る話も無数にある。 『リビング・イン・オブリビオン』、『ラストショット』、初恋』、『夢翔る人』、『虹の女神』、『CQ』と山ほどある。 実際の映画撮影の再現をする映画もあって、映画内リメイクという感じの映画が見れた . . . 本文を読む
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役不足

2007年06月20日 07時06分46秒 | 映画のあれこれ
「あの役者にあの役はもったいない」とか、「あんなちょい役で出るなんて」 こういうこと意見をタマに聞きます。 まさに役不足ってヤツですね。 でも、それこそ、役者の味を活かしてるとも言えるかも。。 『インサイド・マン』のジョディ・フォスターとウィレム・デフォーとか。 その役者が持っている現実の状態、イメージ、歴史を利用したりね。 説明が要らないというか。 その俳優が持っている背景をも物語に利用する . . . 本文を読む
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咀嚼

2007年06月19日 07時10分10秒 | 映画のあれこれ
映画評を読むとかって、映画を咀嚼することなんだと思うのよね。 いわば、よく噛んで観るというか。 見る目を鍛えれば、流れていく映像を飲み込むんじゃなくて、よく噛んで見るなんて事につながるんじゃないかな、と。 それで味とか満腹感とか栄養ってずいぶん変わるわけだからね。 牛の反芻だって、ようは、そういうコトなわけでしょうし。 情報が多い時代だからこそ、咀嚼って必要なことなのかもって思うのよ、近頃。 . . . 本文を読む
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『バベル』の構成について、穿ってみる。

2007年06月18日 00時12分36秒 | 映画(公開映画)
『バベル』を観た。 観てからヒト月、イロイロ反芻して考えてみた。 で、気づいたことが一つ。 いや、結構勝手な思い込みかも知れぬので、話半分で読んでいただければ。 『バベル』は、登場人物の状況で物語の時間軸をずらし、大きな感情と物語のうねりを導きだそうとしていたのではないか?ってことだ。 どういうことかあっというと、リチャード夫妻は、ヤスジロウの妻の死の直前の状況にあり、チエコとヤスジロウ . . . 本文を読む
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擬人化

2007年06月17日 02時44分07秒 | 映画のあれこれ
事象を人に喩えるのも、擬人化。 神話とか、結構ありますね。 日本書紀じゃ、国誕生をイザナギとイザナミの性交に喩えちまってるぐらいだし。 キリスト教はキリスト教のお話を象徴的に取り入れることで、言葉外の何かを伝えるのがうまいよなぁ。 『Film Memoire~フィルム メモワール~』DVD発売中! ご購入希望の方は、このブロぐ。のコメント欄(管理者の許諾がないと閲覧出来ないよ . . . 本文を読む
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歴史と競う

2007年06月16日 07時58分14秒 | 映画のあれこれ
映画は今を切り取るものだが、と同時に歴史と競ってもいる。 たぶん、評論家は、歴史を重視しがちで、観客は、今を評価しがちから、その評価に乖離が起こるんじゃないかしら? 『Film Memoire~フィルム メモワール~』DVD発売中! ご購入希望の方は、このブロぐ。のコメント欄(管理者の許諾がないと閲覧出来ないようになってます)に、購入希望と書いて、メールアドレスとお名前、住所を . . . 本文を読む
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