楽しみを作る時は、作る側も楽しんでなきゃね。
だけど、それは観客の楽しみとは違う楽しみ。
その楽しみは、熱狂した時に冷静で、平静な時に情熱的でなければならないものだ。
それは、まるで補色のよう。
白い光を赤・緑・青の光の三原色に分解して、それぞれの色で輝くよう。
イカルスの蝋の翼で飛ぶよう。
耳かきで耳の中を掻くよう。
もちろん、物語は、楽しみばかりを語るものじゃないものなのだけど。
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アリクイは舌出る
説明:出る杭は打たれるけど、アリクイは舌を出して、蟻を食います。
長く細く蟻塚に侵入したりして。
必要な形なのです。
出る杭もまた、杭から見れば、必要な形を求めた結果かもしれない。
外から見れば、出てしまった杭かもしれませんが。
待てよ。
杭の長さって決まってる . . . 本文を読む
【死ぬまでに観れるか?】第3回
『THE WORLD’S FASTEST INDIAN』直訳だけど、『世界一速いインディアン』インド人じゃなくて、たぶんネイティブ・アメリカンのことだと思う。もしかしたらバイクのことなのかも。これ、2005年のアメリカ映画。しかもアンソニー・ホプキンス主演。単純に、日本未公開で、DVD・ビデオの発売も不明なだけ。アメリカ行ったら、普通に . . . 本文を読む
物語には死の匂いというようなモノが付きまとうと思う。
物語には、と言ってもいいのかもしれない。
“メメント・モリ”という言葉もある。
ラテン語で、“死を忘れるな”って意味。
武士道というは死ぬことと見つけたりととも。
まぁ、コレはいろいろ解釈があるのだけど。
死は生の終わりではなく、死があるから生があるという一枚のコインでしょうが、
人は生まれたことはあっても、死んだことはないものなぁ。
な . . . 本文を読む
繰り返す擬態語があるよね。 ドキドキとか、ワクワクとか。 これを、クワクワクと、書いてみると、連鎖して、ずっとワクワクが続く気がしないかい? キドキドキとか、クゾクゾクとか、ズウズウズとか、ワソワソワとかさ。 キドキドキド‥‥を音読して、繰り返しているうちに、なぜかドキドキドキ‥‥に聞こえるよね。 その感じこそ、ホントのドキドキっぽいんじゃないかと思ったのだ。
で、これを"どきめく"と . . . 本文を読む
『劇画 最後の弾左衛門』
画・清水おさむ/作・清水ひろ子
渾身の時代劇である。
摂津の国に生まれ、江戸・浅草に広大な屋敷を構え、関八州をはじめ、伊豆、
駿河、甲斐、陸奥までも支配した被差別民の頭領、第十三代弾左衛門直樹の波
瀾の生涯を描いた感動の被差別民衆史。
ここを読むと分かりやすいです。
http://www.as . . . 本文を読む
ぬか漬けにクギ
説明:“ぬかにクギ”は、“のれんに腕押し”と同じ、屋っても効果がないことを表しますが、うちのバァちゃんは、ぬか漬けの樽にクギとガーゼに包んで入れてました。実は、釘の鉄分の影響で、野菜の色が良くなるとのこと。
ガーゼは錆がつかないように。
そう、意外と、ぬかに釘は意味があるのです。
だ . . . 本文を読む
【死ぬまでに観れるか?】第2回は『80とおり世界一周』(1986)
また、オーストラリア映画ですね。 劇場未公開ですが、ビデオは発売されてます。 コメディとのことなので、コレは機会があったら見れそうだなぁ。
監督・共同脚本は、スティーヴン・マクリーン。 製作は、デヴィッド・エルフィック、スティーヴ・ナップマン。 共同脚本、ポール・リ . . . 本文を読む
コイケヤ 買わず飛び出る コンビニを
説明:
コイケヤはポテトチップスを発売してるメーカーです。
海苔塩が旨いのよ。
で、これは、ダイエットを意識しての川柳。
まぁ、例の有名な句「古池や 蛙飛び込む 水の音」の
パロディだよ、どうせ。
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『Vフォー・ヴェンデッタ』を観た。
原作では、管理社会を描いてたけど、映画では、その分かりやすさにはまらないで、曖昧に描いて、どちらにでも、簡単に染まる大衆を描いていると観た。
それによって、独裁者も、民衆も、同等の立場におくことに成功している。
アクションも多くないのも、その思想の強調としてのバランスとして選択している事が分かる。
その仮面の意味深さは、この映画の肝である。
仮面のモデル、 . . . 本文を読む
『ラストワルツ』 島田虎之介
短編の連作かと思わせて、読み進める内に、実は、すべてが一つの物語の一部であると気づかされる。
物語ること、物語られることの持つ強さをじんわりと伝えてくれる。
この世のすべての物語られなかった物語・人生に捧ぐ傑作。
そして、自分の人生もその大いなる物語りの一部であることさえ感じるのだ。
すべての人生は物語である、と。
副題の『シークレットストリーツアー』が意 . . . 本文を読む
なんかここんとこ告知多いですネェ。
まぁ、がんばってるんだなぁ、とあたたか~い目でみておくんなまし。
で、 『死づえ ~呪縛病棟~』
の上映が、いよいよ5/26(金)までで、残り1週間を切りました。
以前にも、告知しましたが、本日5/20(土)には、
舞台挨拶を催します。
懐の寒いプロデューサーなので、出来ることは何でもやっておかなきゃね。
舞台挨拶は10分ぐらいを目処なんですが、問題は出 . . . 本文を読む
『ドラいもん』
説明:
のり太「ドラいも~ん!シャイアンがいじめるんだよぉー」
ドラいもん「しょうがないよねぇ、だって、のり太って、いじめられキャラだもん。なら、キャラ変える?」
のり太「う、うん。ど、どうやるの?」
ドラいもん「まず、ファッションでしょ。髪型も変えなきゃねー。あ、メガネ変えるのが先決 . . . 本文を読む
【灯りが消えるまで】 第11回[3時間は映画には長いのか?]映画の上映時間が3時間だと、長いと感じる方が多いのかいね? それとも、それは人間の生理の問題なのかい? インドもイタリアも3時間て普通の上映時間のようだ。 それに、映画の傑作には、3時間近い作品てのは多い。 ならば、3時間を許されたってことは傑作である可能性が高いと言うことにならないかな? それとも、現代のスピードの速さや、現代人の余裕の . . . 本文を読む
ブリジストンをたたんで渡す
説明:
折りたたみ自転車を渡すときは、そのたたみ方や戻し方を教えてあげる必要がある。
なら、、戻し方を教えてから、たたみ方を教えると、あげる時に親切だよね。
まぁ、乗って帰る人には、たたみ方を教えてから、戻し方を教えた方が良い。
相手の状況に合わせて、最初の状況を考えておくのは大事な事だと思うのです。
. . . 本文を読む