病の皇帝「がん」に挑む
シッダールタ・ムカジー著
「古代エジプトのパピルスにイムホテプはこう記した「この病の治療法はない」。この病を「カルキノス」と呼んだ医聖ヒポクラテスもまた「がんは治療しないほうがよい。そのほうがより長く生きるから」と述べている。人類は4000年にわたって、この怖るべき病気と闘い続けてきた。」
死ぬときはセリーン様に銀弾を打ち込まれたり、彩様に日本刀で惨殺されたり、夜々様に撲殺されたりするのが男の子の本懐だと思うのですが
統計的に考えれば、たぶんYAYAが死ぬ原因の予想ランキング1位。
「がん」とはなにか...
怖いのでいままで意識的に避けてきた「がん」について、少しななめからアプローチする的に「がんとの戦い」を歴史書的にしてあるこの本を読みました。
「外科手術による病巣の切除、X線による放射線療法、抗がん剤と骨髄移植を組み合わせた超大量化学療法、さらに「がんに対する魔法の弾丸」になると期待される分子標的療法……
不治の病から治癒可能な病へといたるその治療の歴史と、「がん」をめぐる患者、医師、研究者たちの人間ドラマを見事に描きだした「病の皇帝」がんの伝記。」
やっぱり怖いですね。
病気関係の本はへたなホラーよりも怖いです。
特に近代のがん治療のアグレッシブなところが、とてつもなく怖いです。
治療しないで死んだ方がいいんじゃないかと思ったりするような...
「がん」は初期であれば治療可能になったと言われますが...
「がん」にはいろいろな種類があるし...
治療方法がある程度分かっているのばかりじゃ、ぜんぜんないし...
我が一族の男子は早死なので(ave60いかない...)
そろそろ死に現実感が漂う今日この頃...
先週読んだ、その他の本
未確認飛行物体-UFOの奇妙な真実-
ポール・ホワイトヘッド/ジョージ・ウィングフィールド著
「本書は古今東西のUFO事件を収集しその真実を解明する。中世のUFO飛来譚「マゴニアの船」、第2次世界大戦中の謎の空中戦「ロスアンゼルスの戦い」から、不気味なアブダクション(宇宙人による誘拐)まで興味津々の事実を収集。」
YAYAはビッグフットを目撃したことはないですが、UFOらしきもののは目撃をしたことあります。
薄く輝く球体が50~60rpmで回転しながら夜空を横切っていきました...
そんなUFOをまじめに教科書的にまとめたのが本書です。
アメリカが最近やっと存在を認めたエリア51等々 UFO関係のエビデンスはUMA系よりも充実してます。
でも やっぱり
YAYAはUMAを追い求めるのでした。
第二次世界大戦の主役-勝利を実現した革新者たち
ポール・ケネディ著
「勝利の決め手は組織のミドルたちが持つ現場力にあった!ベストセラー『大国の興亡』著者が新しい視点から描いた画期的大戦史!」
戦争では著名な将軍やスター戦士の活躍で勝敗が決まった的な本が多いですが
本書では黒子的な補佐官や技術者の勝利に果たした地味だけど実は偉業な働きにクローズアップしています♪
Uボートからどうやって物資の輸送船団を守るか
空母をどのように効率的に運用するか
戦闘機のエンジンをどのように選定するか
等々
でも
やっぱり地味な内容で やや盛り上がりに欠けますが...
恋物語
西尾維新著
「“片思いをずっと続けられたら―それは両想いよりも幸せだと思わない?”阿良々木暦を守るため、神様と命の取引をした少女・戦場ケ原ひたぎ。約束の“命日”が迫る冬休み彼女が選んだのは、真っ黒で、最悪の手段だった…。「物語」はその重圧に軋み、捩れ、悲鳴を上げる―。」
囮物語の続き
現在放映中の物語シリーズ第2シーズンの原作♪
題名的にはラブストーリーですが
命をかけた欺瞞合戦のお話。
撫子ちゃんがヤンデレでステキです♪
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