スーパーカブの歴史
ロングセラーモデルの変遷 1952-2012
自動車史料保存委員会 小林謙一責 任編集
去年 ホンダの50ccスクーターのTODAYがおうちに来ました。
久しぶりの50ccは自転車とバイクの中間な感じで、なかなか楽しいです。
しかし
本当はリトルカブが欲しかったんです...
でもちょっと予算オーバーでしたので、一番安いTODAYになったのです...
そんな今日この頃に出版されたのがこの本です。
1952年(昭和42年)に発売されたカブ号
しりませんでしたが、これは完成車ではなくて...
普通の自転車に後付けで取り付ける補助エンジンのキットだったのです!
駆動用のスプロケットがスポーク固定なのが、ちょっとびっくりです。
これがバカ売れしたので完成車としてスーパーカブを発売したのが1958年。
基本的な外観が変わらず今でも製造されていて、世界で累計8000万台!
そんなスーパーカブの歴史をそれぞれの時代のカタログをメインな史料として紹介してくれます。
最初は女性も大事なターゲットであり、女子高生がセーラー服にノーヘルでカタログに登場してます!
当時は14歳以上で許可をうければ免許がなくても乗れたそうです!
おそば屋さんがそばを持って片手運転+ノーヘルな写真のカタログもあったりします。
長い歴史にはいろいろなムーブがあって...
ホンダが世界GPで躍進し、CR110なんてレーシングカブもあった60年代
商業車としての地位を確立し、いろんなお店の用途に合わせて車種が34種類もあった70年代
ガソリン高騰でMAXでリッター180kmも走る超低燃費だった80年代
豪華装備の90年代
おしゃれアイテムになった2000年代
そんな日本を代表するバイクであるスーパーカブですが
なんと国内生産は2012年で終了...
中国での生産となりました...
グローバル化なのでしょうがないかも ですが
バイク屋さんで中古カブを見ながら、なんか悲しいなぁと思いました。
昔、緑色のカブ持ってましたが、転売してしまいました(汗
今乗るんだったら、90ccのプレスカブがいいな。
そうなんですよ。
中国カブは値段はいいのですが、モデルチェンジもしてるので、いままでのモデルの国産カブ買うならいまのうちですね。