題名: HHhH プラハ、1942年
著者: ローラン・ビネ
ドイツ第三帝国で最も危険な男 金髪の野獣 と呼ばれたラインハルト・ハイドリヒ
国家保安本部RSHAの若き長
アイヒマンの上司、ヒムラーの右腕
HHhHとは「ヒムラーの頭脳はハイドリヒと呼ばれる」の意味
類人猿作戦と呼ばれたハイドリヒ暗殺計画の全貌がここに♪
「新たな生存園を獲得するうえで必然的に生じる...二つのイデオロギーの最終衝突」
ハイドリヒの追い求めるこの聖杯を阻止するためにロンドンより送り込まれた二人の刺客
ひんしゅく的ですが 美しき漆黒のSS将校と連合軍空挺部隊の刺客とが魔都プラハを舞台にして繰り広げる戦いは...
なんか もう あまりに できすぎたフィクション的なノンフィクション
先週読んだその他の本...
たまたまですが戦争物が多いです。
題名: 日本兵を殺した父 ピュリツァー賞作家が見た沖縄戦と元兵士たち
著者: デール・マハリッジ
「第二次世界大戦が終わり、大勢の男たちがアメリカに帰還した。けれども良い戦争の名のもとに無数の美談が語られるばかりで遠い海外で男たちがほんとうに経験したこと、そして彼らが家に戻ったあとのことは無視されている。」
沖縄戦はアメリカの圧勝とのイメージありましたが、実際にはアメリカ軍にも1万人を越える死者がおり...
著者の父も沖縄で追った凄惨な記憶が癒えることなく PTSD を死ぬまで抱えていたのでした...
戦争中のことをほとんど何も語らずに死んだ父が沖縄でどのような経験をしたのか...
それを知るために始めた父の部隊の生存者達へのインタビュー
戦場のリアルは まさにカオスのひとこと...
題名: レックス戦場をかける犬
著者: マイク・ダウリング
イラクの治安維持のため派遣された軍用犬レックス
テロリストのしかけた爆弾や隠された武器弾薬の捜査を行なう軍用犬は
当然的にもっとも爆弾に接近します。
インディアンの血をひく相棒との壮絶な作戦行動...
で ありながら 陽気で元気なレックスのけなげさに...
シェパード欲しい病にかかります。
題名: 世界恐慌(上下) 経済を破綻させた4人の中央銀行総裁
著者: ライアカット・アハメド
1929年に始まった世界恐慌が起きたときのアメリカ、イギリス、フランス、ドイツの中央銀行総裁達...
彼らが属していた通称「世界でもっとも排他的なクラブ」
そのクラブ活動の全貌...
第一次大戦後の破綻した欧州経済を復活させるために死力をつくしたはずが...
滅びゆく金本位制度の呪縛と、既に始まっていたバタフライ効果的なグローバル化のカオス...
経済は もう人のコントロールできる領域を超えてしまっていた...
題名: シティ・マラソンズ
著者: 三浦しをん、あさのあつこ、近藤史恵
「走り終えた皮膚は、冷めることを知らぬ熱を宿している。」
ニューヨーク、東京、パリ
三都のマラソンを舞台にした市民ランナーたちの思いと戦い
YAYA的には初しをん様のニューヨーク・マラソン編のドタバタ感が過去マラソン経験となんか合致してました♪
題名: 猫物語 黒
著者: 西尾維新
最近はまっている物語シリーズ
相変わらず主人公は暦君は 腕ももぎ取られたり、胴体を真っ二つにされたりとかたいへんな目にあいますが
相手が美しきダークな猫娘であれば きっと死んでも本望かも
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