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Monkey-ATAX

北米に生息する伝説の獣人 ビッグフット を追い求め、いろいろ活動しています。

祝 シングルスピード・クロカンレース開催!

2006-10-02 22:07:00 | シングルスピード



適当にページをめくっていた先月号のサイスポに、その案内広告を見つけた。

”第11回MTBクロスカントリーレース イン 野田

今年の野田は辛口だぜっ!!

シングルスピード集まれ!!

うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!


このときをずっと待っていた!

千葉県野田市で開催されるこのクロカンレースは野田市サイクリング協会が主催する、関東エリアでは有名なMTB大会のひとつ。

年に何回かの大会が行われているが、11月19日の大会に
60分ソロのエンデューロのみだけど、なんと!なんと!なんと!シングルスピードクラスがある!!!

アメリカではシングルスピードのレースは盛んで、国際大会まであるようだけど
日本ではまだまだ珍しい。

もしかしたら初めて?


シングルスピード乗りとしては(YAYAの今年の自転車乗り回数の70.7%がシングルスピード)、これはもういくしかないでしょう!!!

関東一円から集まるシングルスピードクロカンレーサー!

ああ!きっと変態、もとい素敵な人たちばかりなのだろう!

みんなどんなバイクなのだろう!

なんかすごい盛り上がるんですけど






GARYFISHER RIG

2005-12-22 06:07:22 | シングルスピード
20日発売のバイシクルクラブ誌の表紙はGARY FISHERさんとRIGであった。
RIGは29インチのシングルスピードバイク。ロックショックREBAとディスクブレーキが付いて、15万円ほど。KARATEMONKEYがフレームで7万、REBA単品で8万なので、かなりリーズナブル。スタイルも良いし、お勧め。
GARYさんとRIGの特集はサイクルスポーツなど他の自転車誌にも載っていたので、29インチやシングルスピードに興味を持ってくれる人が一人でも増えてくれるとうれしい。
RIGはエキセントリック方式のBBなのでリヤエンドがよりシンプルになっている。ギヤを変えるときなどのブレーキの調整が要らないし、ホイールもクイック式が普通に使える。チェーン張り調整にこつが必要そうに見えるが、やったことがないのでよくわからない。ぜひ実車を見てみたい。

シングルギヤライフ17で04王滝編

2005-12-08 06:31:22 | シングルスピード
約80K地点のCP3に到着。ここに制限時間内に到着できると完走はかなり確実になる。CP1、CP2までの制限時間は4時間、7時間とちょっとだけ楽にしてあるが、CP3の制限時間は8時間とかなりきつい。CP2を制限時間ぎりぎりで通過した場合、CP3までの間15Kを1時間で走らなくてはならず、これはかなり早い人でないと無理がある。
CP3で水を補給し、出発する。残りの上りはあと2つだけなので気分的にも楽。いままで抑え目にしていた走りも、思いっきり全開モードとする。天気も良くなっているので王滝のコースを満喫できる。そして最後の上りを終えるとそこからはゴールまで7k続くダウンヒル。もうペダルをこぐ必要のない開放感はすばらしい。フルリジットの下りはつらいが、シングルなので振動でチェーンが外れることはまずない。そしてゴーーーール!
シングルギヤ、フルリジットでありながら95Kを完走できた。タイムも7時間前半とまずまず。カラテモンキー&29インチの恐るべき実力!これならば多段ギヤ、サス付きで走ったら、どんなに早いか!来年は入賞を狙ってみようかなどと野望がわきあがり、ひとり盛り上がる。


シングルギヤライフ16で04王滝編

2005-12-06 02:20:54 | シングルスピード
CP2後の長い上りを終えると、王滝の最高地点である。ここを過ぎても上り下りは続くが、下りの割合が少し増えてくる。しかしすでに手は相当弱っていて、上りよりも下りのほうがつらい。雨はやんでいたものの、各部の油分はすでに無く、メカトラブルが心配になってくる。
シングルギヤは変速機がないので、メカトラブルの起こるところは少ない。しかしギヤにかかる負担が多段ギヤのように分散されないので、フロントギヤのボルトゆるみや脱落が起き易い。またチェーンやギヤの磨耗や破損もよく起こる。サーリーのHPではシングルではコンパクトドライブは使わず、前後ともギヤ枚数は大きなものを使うのが望ましいとある。特に後ろは少なくとも16枚以上を使うことを勧めている。テンショナーの無いシングルではギヤ磨耗などによる走行中のチェーン外れが起き易く、さらにもがいているときに外れるので、とても危険だ。自分もフル加速中にチェーンが外れて転倒したことがある。

シングルギヤライフ15で04王滝編

2005-12-02 06:10:42 | シングルスピード
CP2はスタートから約65Kである。このあたりまで来れると、完走できそうな気がしてきた。ここまで自分にはパンクやブレーキなどのトラブルはなかったが、後からブレーキのトラブルが多くの参加者にあったことを知った。雨や長い下りによるVブレーキのシューの磨耗がすごく、ブレーキがほとんど利かなくなった参加者もいたらしい。自分のカラテモンキーもVブレーキであったが、下りがゆっくりだったのでブレーキの負担が少なく大丈夫であった。
しかしディスクブレーキではトラブルは少なかったようだ。Vとディスクのシューの磨耗速度は同じぐらいと自転車屋さんで聞いたが、雨の王滝のような過酷な条件では差がでるのだろうか?
今年になって自分も油圧ディスクとした。パットの磨耗速度の違いはまだよくわからないが、ブレーキングがとにかく楽だ。手にかかる負担がまったく違う。

シングルギヤライフ14で04王滝編

2005-12-01 22:29:22 | シングルスピード
カラテモンキー04仕様はフルリジットであった。つまりダートの凸凹による衝撃がまともに効いてくる。王滝のCP1以降は道幅は広いものの、かなりガレている。登りはスピードが遅いので凸凹の衝撃は少ないが、下りでは強烈に衝撃が加わる。29インチタイヤの大きなエアボリュームをもってしても、かなりつらい。特に手の負担が大きい。自分はそんなに握力などがあるほうではないので、CP1以後はだんだん手の感覚がなくなってきた。ちょっと油断するとハンドルから手が外れそうになる。王滝でフルリジットとシングルギヤのどちらがつらいか?と聞かれたら自分はフルリジットと答える。
トロトロ進んでいくと、なんとかCP2たどりついた。ここで水の補給。王滝は天然エイド(川などの水場)がけっこうあるので、普通はCPの水に頼らなくても良いのだが、雨で水場がにごっているような感じがしたのでCPでのみ水の補給をした。

シングルギヤライフ13で04王滝編

2005-11-30 05:37:19 | シングルスピード
シングルギヤでのガレた山道の昇り降りは、もちろんつらい。でもギヤ付きしか経験の無いころに想像していたほどでは無かった。スピードを気にしないマイペースであれば意外にどんどん進んでいく。面白いものでギヤ(変速機)付きではインナーロー(前22枚後34枚でとても軽いふみ心地)で走ってしまうところでも、シングルだと前32後22で走れてしまう。スピードもあまり変わらない。つまりシングルだと重いギヤでもがんばるが、ギヤ付きだと甘えてしまい、もっと重くても、もっとスピードを上げてもOKなのに、ついつい楽をしてしまうのだろうか?
雑誌などではギヤは軽めにして、毎分70回転以上でクランクを回すのが効率的というので、軽めでクルクル回すほうが体力の温存にはなるのだろうが、自分程度ではギヤ付きでも王滝の登りで70回転確保などできないので、あまりかわらないのだろうか?

シングルギヤライフ12で04王滝編

2005-11-29 04:18:46 | シングルスピード
ここからは登り降りが延々つづく王滝名物無間地獄。最初の長い坂では路面状況はまだ良かったが、ここからは登り降りとも路面はガレてくる。登りでガレているとリヤタイヤが空転したり、フロントが蛇行したりして体力を消耗するばかりでなかなか前に進まない。こうなると渋滞も起こり、ひどい場合は自転車を降りて押すことになる場合もある。
このようなガレた登りではしかし29インチの威力が発揮される。大きなタイヤは多少の突起や溝を強引に進むことができる。リヤサス付きの26インチも良いと思うが自分はほとんどリヤサスの経験がないので、比較はできない。
04王滝で使用したタイヤはIRCのミトスXCⅡ(www.irc-tire.com参照)一世を風靡したミトスXCの29インチモデル。安定した直進性と走破性を備え、アグレッシブな前後別パターンでかっこよい。ブロック間の隙間が適度に少なく、王滝名物のパンク地獄への対策もOK。しかし常時生産しているものでは無いらしく、たまたま在庫が残っていたのが運よく手に入った。ワイヤービードなので折りたためなかったり、重量が720gと26インチより1~2割重いところがたまに傷。

シングルギヤライフ11で04王滝編

2005-11-24 20:52:08 | シングルスピード
ここからはひたすら続く上り下りの連続。ここで気になるのは第一チェックポイントのタイムリミット4時間。この時間を過ぎると、その時点で走りは終わってしまう。こうなると登りも下りも全力こぎになる。わずか35kで1万円の参加費はつらすぎる。もちろんその後も第2、第3チェックポイントが待ち構えるのであるが、それはさておき、とにかく第1チェックポイントクリアに全力を注ぐ。
ガーと突き進むと第1チェックポイントが見えてきた。なんとタイムは3時間を切っていた。ABCDイイかんじじゃない!

シングルギヤライフ10で04王滝編

2005-11-24 06:06:07 | シングルスピード
最初の長い登りをなんとかクリアし、下りに入る。しかしこの下りは大きな石がごろごろしていて、とてもガレている。カラテモンキー04王滝号はフルリジットなので小さな石でもバイクは暴れまくる。ダブサスのようにサドルに腰掛けることはできない。腰を浮かせ、ハンドルを全力で押さえてなんとか下る。足、手とも負担が激しい。
この下りはあまり長くなく、すぐ登りが再開されるが下りきったところの風景には圧巻される。
山道には良く川沿いに石や土砂が流れるのを防止するために小さなダムのようなものがあるが、ここにもそれがある。しかしその規模がむちゃくちゃ大きい。コースにもなっている一つのダムは幅が30mくらいある。その上流にもダムが50m位の間隔でえんえん続いている。見渡す限り石石石の日本とは思えないようなスケールである。