わたしが犬を飼っていると言うと、
「たいへんね~」
「散歩がたいへんでしょ」
と言われることが多いです。
でも、
たいへんだと思ったことはありません。
犬と暮らしている人のほとんどは、きっと同じだと思います。
ジークの前に暮らしていたオズは、
わたしにとってソウルメイトのような存在でした。
わたしがしたい遊びと彼がしたい遊びはいつも同じ。
オズは楽しいことするのが大好きで、
毎日の散歩は新しい楽しさでいっぱいでした。
雨が降ろうと、風が吹こうと、散歩で土手を歩きました。
ジークもモナもほんとうにうれしそうに歩きます。
匂いをかいで、オシッコをして、草をムシャムシャ食べたり、
その姿を見ているのは、わたしも楽しい。
モナは女の子なのに、片足をあげてオシッコをします。
あははは、なんでだろう???
以前飼っていたパピヨンの雑種だった女の子は、
逆立ちでオシッコしてました。
家族のいない私にとって、
一緒に暮らす犬たちは家族のようなものです。
お互いに必要としています。
ジークは5歳、モナは3歳。
あと10年は一緒にいられると思いますが、
そのあとはどうなるのか、どうすべきなのか。
10年後、73歳のわたしが子犬を飼うことはできません。
その子犬が寿命を全うする前に、
わたしが寿命を全うしているか、人の介助で暮らしていと思うからです。
そういう意味では88歳まで犬の散歩ができた父は、
幸せだったと思います。
世間話が苦手な父が、犬たちのおかげで、
いろいろな人に声を掛けられ、
犬仲間ができ、犬仲間の忘年会にも参加できました。
犬と暮らす楽しさを少しでも続けたい。
でも、
ジークとモナが旅立ったら、
犬散歩の代行のアルバイトでもしようかしら。
そのためにも健康で元気で、腕力と脚力は維持しよう・・・。
うん! そうしましょう!