女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

デ~ンと構える。

2020-05-31 10:59:15 | 老化現象・老後準備

 

最近は些細なことで怒ることが増えました。

テーブルの上のカギを取り損ねた、

スエットパンツがスッと履けなかった、

柱の角に足の小指をぶつけた、

いっぺんに取り込んだ洗濯物から靴下がひとつ落ちた、

などなど、些細過ぎて笑い話にもできません。

ほとんどが自分の小さな失敗に対する怒りですが、

頭が沸騰しそうになるんです。

「モーォ!!!」って怒鳴って叫んでいます。

10年前だったら軽くこなせたことができなくなった・・・。

老化していくことへの焦りなのか、

現状の自分を受け入れることができていません。

今までだっていろいろなことはできなくなっていましたが、

がっかりすることはあっても、激しい怒りは持ちませんでした。

 

そんな老化現象の戸惑いの解決にならないかと始めたこのブログ、

自分を見つめ直すのに役立ったと思っています。

でも、最近は身体の老化現象がはっきりしてきて、

そのこともイライラの原因になっているのでしょうか。

初めは家の中だけでしたが、

この頃は犬の散歩中もブツブツ言ってしまっています。

ジークとモナが一度にう〇〇をして、その始末を終えないうちに、

向こうから人が歩いてくるとき、

犬たちに「モーォ!!!」って大きな声で言ってしまう。

その内、ヘンなおばさんが犬虐待か?なんて、

ネットにアップされるかもしれない・・・💦

 

あまりにもしょっちゅうなので、

これは気をつけないといけないなと思い始めました。

じゃあ、それにはどうしたらいいのか?

完璧さを求め過ぎない、

ありのままの自分を受け入れる、

失敗は些細なことだから気にしない、

そうすればいいとは思いますが、実行できないでいます。

老化とうまく付き合っていきたい。

もう少しゆったりとした気持ちで過ごしたいのです。

デ~ンと構えろ !わたし!

 

 

 


コロナと熱中症。

2020-05-29 22:56:52 | 健康・体調

 

緊急事態宣言が解除になりました。

そのため仕事で作業しているテナントのテレワークも少しずつ減り、

出勤者数が増えるようです。

でも、それは感染のリスクが大きくなることに繋がります。

そのため、今まで以上に感染予防の作業が必要で、

会社からはいろいろな注意事項が言い渡されました。

 

「すべての作業に手袋を着用してください。

作業別にどの手袋を使用するか、

プリントにしてありますので、それに従ってください」

(ざわざわざわ)

「それとフェイスシールドを全員にお配りします」

(ざわざわざわざわざわ)

「でも、本部には、これを使ってトイレの作業をしていたら、

死んじゃいますって言いましたよ(笑)」

(笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑)

「お客様と対面で仕事をする部署では全員が使います。

みなさんもテナントさんのオフィスに入って、

お客様と話すときは必ず使ってください」

(ざわざわざわ)

「ほとんどの人は必要はないかと思いますが、

オフィス内で作業する人は念のため常備していてください」

(ざわざわざわざわざわ)

「それと飛沫感染が気になるという人は、

熱中症に気をつけて、トイレの中で使ってください」

 

マスクと手袋だけでも暑くて仕方ないのに、

フェイスシールドなんかしたら、ホントに死んじゃいますよ。

今週から水分補給を麦茶からポカリに変えました。

コロナウィルス、熱中症、どちらでも倒れるわけにはいきません。

それにしても作業後のわたしはひどい顔です。

頭から流れる汗で、ファンデーションがはがれ、眉毛は半分なくなって、

10歳は老けて見えます💦

これから本格的な暑さがやってきます。今年の夏も暑そうです。

10歳、いやそれ以上歳をとるかもしれません。

枯れないように気をつけて、乗り切りたいと思います。

 

ジャックマニーも咲き始めました。

 

 


いつまでできるか、自立生活。

2020-05-27 23:36:17 | 老化現象・老後準備

 

きょう仕事から帰ると、

マンションのエントランスに高齢の女性が立っていました。

時々会ったことのある住人の方でした。

いつもは付き添いの方が一緒ですが、きょうはひとりでした。

「こんにちは」

「こんにちは。あの、お願いがあるんです。ドアを開けていただけますか」

「はい。今、わたしが開けますね」

「開け方が分からなくて・・・」

「部屋のカギは大丈夫ですか」

「はい。やったことはないけれど」

エレベーターに入り何階か聞きました。

「3階です」

エレベーターは3階で止まり、女性は降りましたが、

心配だったので、エレベーターのドアを開けたまま様子をみていると、

「あら、〇〇さんってお宅だわ」

そう言いながらエレベーターに戻ってきました。

「2階だったかもしれないわ」

でもエレベーターは、もう少し上のわたしの部屋の階へ。

その階で降りようとする女性を止めて、2階へ一緒に行きました。

今度はわたしもエレベーターを降りました。

「ああ、うちだわ」と女性が言うので、

わたしも女性のお宅の前まで行って、カギを開けるのを確認しました。

 

80代のその女性は杖を突きながら、

いつも50代の女性に支えられながら歩いています。

でも、きょうはひとりで出かけたのでしょうか。

個人的な付き合いのないマンションなので、

お名前も、家族構成も、何も知りません。

普段はそのほうが楽でいいのかもしれませんが、

何かあったとき、どうなるのかちょっと心配です。

自分が困っているときもそうですが、

きょうのように、困っている人に手伝いができないことも・・・。

2階に住んでいる△△さんだと知っていれば、

もう少し素早く手伝えたのではないかと思いました。

 

わたしもいずれ、腰が曲がり、杖を突き、

自分の部屋が何階だったかの記憶が、あいまいになる日が来るでしょう。

できるだけ長く自立した生活送りたいと望んではいるけれど、

それがいつまで可能なのかは分かりません。

自分の部屋が分からなくなったら、

そのとき、わたしはどうしたらよいのでしょうか。

 

 

 


もしもピアノが弾けたなら。

2020-05-25 21:38:23 | 日記

 

わたしの好きなテレビ番組がいくつかありますが、

海外の旅番組、食レポ番組、海外ドラマ・映画など。

旅番組というのではないけれど、

NHKの『駅ピアノ』と『空港ピアノ』も好きです。

駅や空港に設置してあるピアノを、

旅行者や地元の人がそのピアノを弾きます。

弾いた人や曲のエピソードが、

ナレーションではなくて、テロップで紹介されます。

テロップは淡々と流れますが、

それで、かえって映像とメロディが心に入ってきます。

 

驚いたのはピアノを弾く人たちの年齢や職業が様々なこと。

そして、特別に音楽教室や音楽学校へ行ったのではなく、

お祖父さんやお祖母さん、お父さんからピアノを習った人が多いこと。

独学の人も多かったです。

はっきりしたデータはないけれど、

日本人よりピアノを弾ける人たちの割合は多いように感じます。

家にピアノがあり、家族から教わることができる環境があるのですね。

わたしが観たのはヨーロッパの各地が多かったですが、

うらやましいと思いました。

もしもピアノが弾けたなら、

わたしの人生ももう少し豊かになっていたかもしれません。

 

この間観た『駅ピアノ』はアイルランドのダブリンのコノリー駅。

旅行で来ていたイタリア人男性が弾いたのは、

菅野よう子さんの『花は咲く』、一緒にいる恋人が好きな曲だそうです。

いつかふたりで日本に旅行したいと言っていました。

ちょっとうれしくなりました。

他の人たちのエピソードも感慨深くて、

遠く離れている異国の人たちも同じ人間だなと、

海外旅行での街角の出会いのような感覚になりました。

 

この駅のピアノはカラフルにペイントされていて、とても可愛い。

この回の放送はとてもよかったので、再放送があったら、

もう1度観たいと思います。

 

フロリダとビクトリアとデュランディー、いつもバランスよく誘引ができません💦

来年こそは!!と毎年思い続けています。

 

 


再建と再生の行方。

2020-05-23 10:09:10 | 日記

 

きのう美容院の予約のため電話を入れました。

いつもは10日ぐらい前でないと予約が取れません。

でも、このコロナウィルスのせいで、まったくお客さんが来なくなりました。

それで、ここ2ヶ月は前日でも予約が取れました。

今回も直前でも大丈夫だと思って、きょうかあしたの予約の空きを聞きました。

するときょうから1週間の予約は一杯だと言うのです。

「え~?ど~して?」

「うちが閉店するのが知られて・・・」

「それでみんな最後だからって殺到したの?」

「うん、そうなんですよ」

「じゃ、来週にします。それと来月の最終日の予約も入れてください」

「それもいっぱいなんです」

「え~???」

「その週も全部一杯です」

「なんてこった~!!!」

 

結局、来月の予約は取れませんでした。

それにしても、閉店するからってお店に殺到するのって、

ちょっと、えっ?って感じです。

美容院を閉店に追い込んだのは、最後だからと殺到した常連客でしょ。

毎日シャンプーに来る高齢の女性、

小学生や幼稚園や保育園へ通う子供を持つお母さん、

それらの常連のお客さんたちにも、

それぞれの理由や都合があったのでしょう。

いつもとは違うたいへんな状況であったから、

仕方がないと思う反面、

もう少しどうにかならなかったのかとも思います。

 

これから日本や世界で経済の再建や、

生活の再生が行われることでしょう。

どんなことにも絶対に正しいということはないと思いますが、

冷静に考えて、冷静に行動することは、とても大事です。

自分にとっても、社会にとっても、

いい方向へ向かうことをわたしも目指したいと思います。