女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

「恋してみない?」

2022-05-31 22:27:11 | 日記

 

きのうはFちゃんとHちゃんと会いました。

コロナ感染者が少なくなったので半年ぶりのランチ会。

いつもはFちゃんの姑と小姑のグチなのですが、きのうはちょっと違いました。

 

Hちゃんが先日LINEで送ってきたレストランのことを話しているときでした。

「あっ、それ友達と行ったのよ」

「いつも一緒に海外に行く人?」

「ううん、じゃなくて・・・」

「えっ、もしかして男の人?」

「うん」

「それって彼氏ってこと?」

「うん、それってダメかな」

「いやいや、いいよ!」

「そうよ、ダメじゃないわ」

 

Hちゃんはわたしより1歳年下の66歳、Fちゃんは64歳。

ふたりとも一番最初に勤めた会社の同期でした。

そのころは海やスキー、飲み会でいつも一緒に行動していました。

会社を辞めてからも、ときどき会っていましたが、

定期的に会うようになったのは、この6、7年。

Hちゃんが夫とうまくいっていないのは聞いていましたが、

最近は前よりも関係がよくなったと言っていましたから、

まったくその言葉を信じていました。

 

「いつ知り合ったの?」

「50歳のときのクラス会の二次会で恋してみない?って言われたのよ」

「キャ~、ロマンチック~」

「じゃ、付き合いは長いよね」

「そうねもうすぐ17年。旅行やゴルフはよく行くし、

食べるのもアルコールも好きだから、一週間に何回かは会ってる」

「ダンナは知ってるの?」

「知らないよ。わたしには関心ないもの」

「彼は結婚してるの?」

「離婚して、今は独身」

「Hちゃんが教えてくれたお店に行ったらふたりに会っちゃうかもね」

「そうだね~」

 

Hちゃんは旅行やゴルフ、色々なレストランよく行くので、

お友達が多いなって思っていましたが、そうか、そうかと合点が行きました。

いつもその人と一緒だったんですね。

夫の悪口を言っているHちゃんよりも、

楽しそうにその人のことを話しているHちゃんがいい。

60代後半、これからの人生は楽しく明るく過ごして行きたいです。

それを実行しているHちゃん、アッパレ!だと思います。

 

「一緒に暮らせばいいのに」とわたし。

「いや、生活が一緒にならないほうがいい、このままで」とFちゃん。

「そうだよね」とHちゃん。

ちょっとワクワクしたランチ会でした。

 

ランチは竹芝の『Singapore Seafood Republic』

海を眺めながらおいしいシンガポール料理をいただきました。

 

 


ツユクサの行く場所。

2022-05-26 20:08:54 | 映画

 

きのう『ツユクサ』を観ました。

いつもは邦画は観ないのですが、松重豊さんが出演しているので出かけました。

松重さんというよりも、孤独のグルメの井之頭五郎ファン。

 

伊豆のタオル工場で働いている芙美は、

同僚の直子と妙子とたわいもない話をしながらの毎日。

そんな日常のある日、夜空が明るくなっていくつかの隕石が落ちてきました。

ひとつは直子の息子の航平が望遠鏡で星空を見ていた山の向こうへ、

そして、もうひとつは芙美の乗っていた車に当たって、

車は横転して芙美も軽いケガをしました。

 

ある日、航平は隕石探しに芙美を誘いました。

たくさんの石の中から隕石をみつけ、芙美はペンダントにしました。

これは奇跡の証し、そう思いながらペンダントを首から下げました。

 

芙美がジョギング中に、警備係の吾郎と何回かすれ違いました。

そして食事に寄ったスナックで吾郎と再会します。

ツユクサの葉の草笛を吾郎から教えてもらったり、

お互いを意識したようにたびたび会うようになりました。

でも、芙美にも、吾郎にも、伊豆の田舎でひとりで暮らすわけがあったのです。

 

中年の恋はお互いが歩んできた人生が重しになって、

若い人たちの恋のようにグングンとは進めない。

それでも熱くなり始めた心に背を向けることはできないふたりです。

ツユクサの花言葉は尊敬、でも、尊敬は大きな愛でもありますよね。

ふたりは大きな愛を得ることができるのでしょうか。

 

ネットで評価の高い作品です。

いつも観ている洋画ではエンドロールが流れ始めると、

何人かが席を立って出ていくのですが、きのうはだれも立ちませんでした。

みなさん余韻に浸っているのでしょうか。

でも、わたしは早々に席を立ちました。

劇場よりも家のテレビで観ればよかったかな・・・。

芙美と吾郎のぎこちない恋を、

もう少しロマンチックに描いてほしかった初老のわたしです。

 

ポスター画像

 

 


今月のおいしい。

2022-05-23 21:34:05 | おいしい

 

先日久しぶりに外でランチをしました。

口コミの評価が高いので、前から行きたいと思っていた『Pizzeria ALLORO』です。

以前通っていたスポクラの近くだったので場所は分かっていたのに、

なんだかグズグズしていました💦

店内はカウンター5席、テーブル2席と4席。

13時少し前でしたがほぼ満席、でも、カウンターに2席空いていました。

よかった~、待つのは苦手です。

 

Pizzeria ALLOROはナポリピザのお店です。

なので、ナポリピザ代表のマルゲリータを注文。

小さなサイズの20㎝にしました。

飲み物付きで935円、プラス220円でモッツァレラチーズを水牛にもできますが、

今回は初めてなので普通の牛乳のモッツァレラにしました。

ランチはマルゲリータのほかにも7種類あって、

ピザの種類やサイズやトッピングで料金が違います。

どれもおいしそうなので、次回は別のピザを頼んでみようと思います。

 

10分ほどするとマルゲリータが運ばれてきました。

ピザをおいしく食べるにはスピードが大事、

チーズが熱くてとろけているうちがおいしいと思います。

それで、さっそくいただきました。

う~ん、生地はもっちり、ピザソースはすごくやさしいけれど深い味わい。

これは、これは、すごくおいしいです💗

昔食べた本場のナポリのピザにも引けを取りませんでした。

 

飲み物はジンジャエールの辛口にしました。

ジンジャエールの辛口って初めて飲みましたけど、これはおいしい!!

これからの季節、暑い日にぴったりの飲み物だぁ。

さっそくAmazonで注文しようかと思います。

 

ランチにクレジットカードが使えなかったのは残念でしたが、

すぐまた行きたい感じです。

 

とてもおいしかったので水彩画にしてみました。

 

 


月給はTシャツ3枚分。

2022-05-20 22:46:17 | 映画

 

きのう『メイド・イン・バングラデッシュ』を観ました。

バングラディシュの首都ダッカの縫製工場で働くシム。

家には働かない夫がいて家賃は数カ月も溜まっています。

1日1,650枚のTシャツを縫っていますが、

シムの月給はそのTシャツ3枚分。

夫婦ふたりが生活できるものではありません。

 

職場環境は劣悪というより最悪、

ミシンで作業する女性たち30人ほどを2、3人の男性が監視して、

製品の出来上がり具合などを厳しくチェックしています。

ある日、作業中に火事になって従業員ひとりが亡くなりました。

またある日は、残業になって全員が工場に泊まることになりました。

寝具もないまま床の上で休みましたが、その日の残業代は支給されません。

シムたちの不満はたまる一方ですが、とどうすることもできませんでした。

 

そんな折、シムは労働者権利団体の人に声をかけられ、

労働組合の結成をすすめられます。

そして、労働の法律を学び、同僚たちを説得し、

組合設立のための署名集めに奔走します。

でも、それが会社に知れることになり解雇を言い渡されます。

窮地に立たされたシム、それでも踏ん張り続けるシム。

イスラム圏の女性たちの切ない話の終わり方を想像していましたが、

その踏ん張り方が予想外にたくましくて、ちょっと、グッときました。

 

実際にあった話がモデルになっているそうです。

わたしが着ている安価なTシャツが、

シムや他の女性たちの汗と涙の結晶だということを知って、

とても複雑な思いもした映画でした。

 

ポスター画像

 

 


きょうの出来事、✕と〇。

2022-05-17 22:43:52 | 日記

 

去年の12月末、1階のゴミ置き場の前に

ゴミやミカンの皮が落ちていたことがありました。

そのときはわたしの部屋の上の階(何階かは不明)から、

ミカンの皮を捨てている目撃情報があって、

管理組合からの注意書きが掲示板に貼り出されました。

その効果か、その後しばらくは落ち着きましたが、

ここ3、4ヶ月、ゴミ置き場の前にゴミが散らかるようになりました。

 

わたしは毎朝の犬の散歩のときに、犬を連れてゴミを出して、

ゴミ置き場から外へ出ています。

すると毎日何かしらのゴミが落ちているのです。

今朝は起きてベランダに出てみると、スナック菓子の袋が落ちていたので、

下を覗くとゴミ置き場前や道路にまでいくつもゴミが落ちていました。

「あ~ぁ・・・」

朝からちょっと気分は⤵⤵⤵ 

なぜゴミを外へ捨てるのかしら? なんで平気なんだろう?

これは直らないのかな・・・。

 

お昼前に前から欲しかったニトリのボックスを買いに行きました。

事務用品をひとつにまとめたかったのです。

いつもバラバラに置いてあったので、探すのに大変でした。

自転車でも行ける距離ですが、

帰りの時間に雨が降りそうなのでバスで行きました。

お目当てのボックスがなかなか見つからなかったけれど、

おかげで他の商品がいろいろと見られてよかったです。

 

家に帰ってすぐに事務用品をボックスにまとめてみました。

あら、これって、いいじゃん!

今までバラバラだった事務用品たちの場所ができました。

テーブルの上に置きっぱなしでも、見苦しくない。

手前には筆記用具、ホッチキスやメジャー、ハンドクリーム、

後ろには家計簿、スケジュール帳、メモ用紙、電卓、ハサミ・カッターなど。

スケールも斜め入れで収まりました。

一番手前には100均の小物入れをつけて、ステックノリやセロテープ、

ふせんや消しゴムなどの小さめ事務用品を入れてみました。

 

収支もほとんど毎月同じだし、管理するほどの予定はほとんどないけれど、

ボケ防止と整理整頓のために、

できるだけ家計簿やスケジュール帳に書くようにしています。

これで、いちいち事務用品を探さなくてすみそうです。

きょうの✕と〇、〇の勝ちってところです。