女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

抵抗力低下か?

2018-03-31 23:53:10 | 老化現象・老後準備

今週は疲れました。とくに足。

仕事で歩き回るせいか、足がとても痛くなります。

半年前ぐらいから足裏の痛みがひどくなり、

ネットで症状などを調べたら、足底筋膜炎らしい・・・。

5年ほど前から症状が出始めたけれど、

いつもは痛み出してから1ヶ月程で治っていたのですが、

今回は期間が長く、痛みが強いのです。

かかとの前部分を菜箸で押されているような感じ、

就寝時にも痛みが取れずにいました。


いろいろな原因があるらしいのだけれど、

わたしの場合は老化のため、足裏のアーチが崩れているのだと思います。

靴には足底筋膜炎用のインソールを入れていますが、

痛みに劇的な変化はありません。

外で履く靴よりも室内履きに、アーチを支えるものを

使うといいとテレビでやっていました。


友人のKちゃんは昔から、

足裏をサポートする室内履きを履いていました。

マラソンが趣味の彼女には、足は大切な道具です。

日ごろから体を整えておくことは、

アスリートには必須。

そして高齢者にも必須・・・かな。

Kちゃんに教えてもらったので、

わたしもその室内履きを試してみようと思います。


ひとつ年上のMちゃんの所へ、

平成30年度 高齢者用肺炎球菌予防接種予診票が届きました。

わたしはインフルエンザの予防接種は、

それほど必要ないと思い、2回ほどしかしていません。

インフルエンザになったらなったで、

自分の抵抗力で乗り越えるんだ!と思っていました。

肺炎球菌の予防接種も同じような認識でした。


でも、最近の疲労感は老化が一因のような気がしています。

自分の唾液でむせることも多くなりました。

これから肺炎になる可能性は、今までよりずっと増えていきます。

今までかかったインフルエンザも、わたしにまだ抵抗力があったから、

タミフルなどの薬を服用しなくても治ったのでしょうね。


今週は疲労感が気持ちの抵抗力も下げました。

明日はちょっとリフレッシュしてきます。





チュンチュンが遺したもの。

2018-03-29 23:26:47 | 日記

きょうスマホで、

フリーランスライターの石田雅彦さんが書かれた、

『なぜ保護したスズメを飼ってはいけないのか』

という記事を読みました。


鳥獣保護管理法という法律で、

スズメを含む鳥獣の狩猟には狩猟免許、

駆除や捕獲には捕獲許可が必要になり、

狩猟で捕獲したスズメをどうするかは、

捕獲した本人に任されていて、焼いて食べてもよいし、

飼養の登録をすれば飼育できるそうです。

ただし、

玩目的の飼育の許可は、

なかなか出ないのが現状のようです。


今から20年ほど前、

巣から落ちたスズメのヒナを保護したことがあります。

よく見るとほとんど裸で、片方の翼が折れ曲がっていました。

これは親鳥が巣へ戻したとしても、

飛ぶことはできず死んでしまう・・・、

そう思って手に取ると、

とても温かく、とてもはかなげでした。


鳥の飼育に詳しい知人に聞いて、

2時間おきに栄養価の高い穀類の餌を与えました。

勤めていましたので、毎日一緒に出勤。

当時の上司はおおらかな人で、

わたしがロッカーにスズメを置いておくことも黙認。

昼休みはみんなで餌やりし、手乗りのスズメに成長し、

チュンチュンという名前を付けました。


っかりわたしに慣れたチュンチュン、

わたしもチュンチュンに慣れて、緊張感が緩んでいました。

半年ほどしたある日ロッカーで、小鳥箱から出しておきました。

どうせ飛べないから大丈夫だと思って・・・。


しばらくしてロッカーへ行くと、

チュンチュンが床で横たわっていて、すでに息絶えていました。

ロッカーで大号泣、お岩さんのようになった顔で席に戻り、

事情を話して早退しました。

わたしの人生で一番泣きました。


石田さんは言っています。

厳しい表現になるが、

人間に保護されなければ死んでしまうような個体は、

自然界の生存競争でも淘汰されていただろう。

死ぬことは新しい生命への再生でもある。

人間が自然に介在しすぎないことは重要で、

野生生物とペットは違う。

スズメを含む野生生物は、

野生の環境で自然のままに観察することが基本だ」


わたしのチュンチュンへの対応は、

ペット扱いそのものでした。

わたしの心を温かくしてくれて、

ダイビングのために八丈島へも一緒に旅しました。

でも、それまで鳥には関心がなかったわたしが、

ライオンや、ザトウクジラなどの、

ほかの動物同様に見ることができるようになったこと。

チュンチュンがわたしに遺したものです。





美しくあるために。

2018-03-28 22:49:05 | 日記

先日、白髪染めとカットをしました。

いつもの料金の安い美容院です。

10時開店ですが、わたしはいつも9時30分に開店前に並びます。

この日はもうふたりが並んでいました。

日曜日とあって、あっという間にわたしの後に5人並びました。

 

ここでカットするようになってから、

自分のヘアスタイルがザンギリ頭のようで、

ちょっと不満でした。

カットしてくれる人がいつも違うので、

 毎回違うイメージで仕上がります。

でも、料金が安いので仕方がないのだと思っていました。

 

この日はカットは今更ながらイマイチ。

少し軽くしましょうと言いながら、

ジャキジャキとすきバサミで切る、切る、切る。

・・・うっ、うっ、うっ。

・・・やめて~。


すきバサミで、ジャキジャキ、ジャカジャカ、

切っていただいたおかげで、

シャンプー後タオルドライするたび、

細かな髪の毛がタオルにたくさん。

・・・。

やっぱりカットが上手な美容院へ行こう!

そのために費用がかかってもいい!

そう決心したのでした。


朝、髪を濡らしてセットしますが、

なかなかうまくいきません。

ムースで誤魔化し、スプレーで固めて、出勤しました。

すると、

「あれー!前髪どうしたの?」

とOさんに言われました。

「ちゃんと濡らしてセットしたの?」

「はい、でも、うまくいかなくて、カットしたばかりで」

「襟足ももっとすっきりさせたいよね」

「1200円カットのお店なので、あまり上手ではないんです」

「そーか。じゃ文句言えないね」


職場のみなさんのヘアスタイルも、

決してステキとは言い難いのですが、

ただひとりOさんだけはいつもきれいにしています。

その後昼礼の始まるまでの15分間、

Oさんの髪の毛トークが続きました。

耳が痛い所もありましたが、

Oさんの美意識の高さに刺激を受けました。


いつまでも美しくいたいと思いながら、

少しずつ、その思いを手放していく。

でもそれは、心が老化していくことのように思えます。

お金がかかりすぎるからと、

気持ちの余裕まで切り捨てていく・・・。

若くありたいというよりは、年相応の美しさで、

人生の締めくくりを歩いていきたいのです。





おじさん事件③

2018-03-25 23:20:56 | 日記

わたしの前の家のガーデニングスペースは、

小さな駐車場でした。

そこには鍵がかかる扉があって、

おじさんはその鍵のかかった扉を乗り越えて、

プランターやジョウロを取っていったのです。

たくさんの物を置いて、

3日後には引っ越さなければなりませんでした。


おじさんとおばさんの執拗な物への催促、

ちょっと怖くなって、近くの交番へ相談に行きました。

あの家に何かあれば、

売却が無効になるかもしれないと思ったからです。

事情を説明して、しばらくの間の見回りをお願いしました。


わたしより30歳ぐらい若い巡査の方が、

説くようにわたしに言いました。

本当に信頼している人以外には、物をあげてはいけません。

世の中にはいろんな人がいて、

一度味をしめると、もっと、もっと、と言う人は多いんですよ。

今後はあなたももっと気を付けて行動してくださいね」


いろいろな問題のきっかけをわたしが作っていたのだと、

そのとき初めてわかりました。

どちらかと言えば、あげたがり屋のわたし。

そのことが、

おじさんとおばさんに付け入る隙を与えていたのです。

いい人生勉強になりました。

詐欺などに遭うときもきっとそうなのだと思います。

もちろん、詐欺をするのは悪いことですが、

付け入る隙は与えてはいけないんですね。

 

ご近所にも、おじさんとおばさんにも、ご挨拶を済ませました。

そして、引っ越しました。

でも、また、前の家へ行かなくてはなりません。

電話の撤去工事の立ち合いがありました。

そのことは誰も知りません。

4日後、前の家に行くと、鍵のかかった駐車スペースに、

父の自転車がさかさまになって置かれていました。

サドルは抜かれ、見るも無残な姿でした。


前の家から大好きなクレマチスだけは持ってきました。

今はどんどん蔓が伸びて、葉がフェンスをおお覆い始めています。

残してきたほかの花たちやプランターが、

少し気になりましたが、

もう、前の家の嫌なことは忘れることにしています。

これから歳をとって、

いろんな判断が鈍ることが増えるでしょう。

でも、あのとき、若い巡査の方に言われたことは、

忘れないようにしたいと思います





おじさん事件②

2018-03-24 22:44:07 | 日記

わたしのプランターやジョウロは、

おじさんの家の前に移動していました。

欲しいのならば、一声かけてくれればいいのに・・・。

それに自分の家の前に置かずに、

見えない所へ置いておけばいいのに・・・。

わたしはものすごく腹が立って、

全部わたしの家に置きなおしました。

あ~あ、そのままにしておけばよかったのかな・・・。


おじさんとわたしの両方を知っている

犬友のおじさんに相談したら、

「〇〇ちゃん、もうこれ以上深入りしないほうがいいよ」

と言われました。

犬友のおじさんは大人のアドバイス、

そのとおりにしておけばよかったのですが・・・。


でも、これ以上ゴタゴタするのは嫌でした。

そこで、

家の押し入れにあった引き出物の箱に入った毛布を3箱、

キルトマットを1箱を、

角のおばさんに持っていき、

使えるなら使ってほしいと渡しました。

それですべてが収まると勘違いして・・・。


そのとき、おじさんは留守、

でも、しばらくしておじさんが家に来ました。

「さっきはどうも。それでさ、あれも欲しいんだけど」

と言いながら家に上がってこようとしました。

もうー、どーなってるの!!! おじさん!!!

「失礼します!!!」

と言ってドアを閉めました。

おじさんは帰ったものの、

頭はカッカッカッ、心臓はバクバク、手はブルブル。


でも、また玄関のチャイムが鳴りました。

えっえっえっー!!!!! どーしようー!!!!!

恐る恐るドアを開けると今度はおばさんでした。

「いろいろありがとね。ほかにタオルケットはない?」

「・・・あっ、タオルケットは母のとき全部使いました

「使ったやつでいいんだけど」

「いえ、母のでしたから、もう汚れてしまっていますから」

(母は長い間寝たきりでした)

「あっ、そうなの。じゃ、2階の物干竿もらえない ?」

「・・・はい、じゃ、今取ってきます」


どうしたんですか?おばさん?

わたしが悪かったんですか?

もう終わりにしてください!

(次回に続きます)