女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

お気に入りの病院。

2022-06-29 11:12:23 | 健康・体調

 

きのうは、コレステロールと胃の薬をもらいに行きました。

「最近はどうですか」

「ここ1ヶ月ぐらい、1週間に1度ぐらい逆流性胃炎の症状が出て、

みぞおちがとても痛くなります。すぐに水か牛乳を飲むと落ち着きますけど」

「あっ、そうですか。ほかにありますか」

「体重が少し増えました」

「pakuさんさん、それですよ、原因は。

体重が増えればウエスト周りに贅肉がついて、それが胃を圧迫するでしょ」

「あっ、そうか。体重が増えだしたのもちょうど1ヶ月前ぐらいです」

「そうでしょ」

「先生のせいじゃなかったんですね」

「そうですよ、僕のせいじゃないよ。ダイエット必要ですよ」

 

逆流性食道炎の症状が出始めたのは15年ほど前。

夜中にみぞおちの強い痛みで目が覚めて、

その痛みは次第に上に上がって奥歯が痛み出しました。

2、3日後にまた同じ症状になって、心筋梗塞かもと、翌日あわてて病院へ行きました。

一応心電図で検査しましたが、心臓にはとくに問題なし。

「もし心臓なら痛みはもっと激しいはずです。

胃酸が逆流しているのかもしれませんので、薬を出しておきますが、

できるだけ刺激のない消化の良いものを食べてください」

「あっ、先生、明後日から韓国に行くんですけど」

「・・・、ま、できるだけ刺激物は避けてください」

そのときの先生の呆れたような顔はよく覚えています。

 

10年前に内科だけだった病院を今の病院に替えました。

今の病院は内科と胃腸科があるので、1年に1度、胃カメラをしています。

「そろそろ、内視鏡検査しましょうか。去年は6月29日。

今空いているのは、来月の19日の午前9時からと、21日の午後4時からだね」

「9時・・・か」

「じゃ、21日にする?4時だからゆっくりできるよ。でも、朝、昼とも食事はしないでね」

「ごはんなしですか・・・」

「でもね、ダイエットするからちょうどいいんじゃない?」

「・・・はい」

「じゃ、これ。4時だけどダイエット中だから大丈夫」

と言って看護師さんにスケジュール表を渡しました。

「先生、何度も言わなくても・・・」

「いやいや、これくらい言わないとね」

スケジュール表を渡された看護師さんが笑っていました。

 

この先生とのやり取りは、いつも楽しいんです。

先生はほかのスタッフの人たちとも、いつも笑いのある会話をしています。

他院と比べると、どの看護師さんも注射が上手。

そして、胃腸科の先生の胃カメラもとても上手。

駅チカなのでいつも混んでいますが、少し待っても通い続けたい病院です。

 

 

ところで、話は変わりますが、

先月犬の散歩から帰って犬たちのリードを外すと、テントウムシの幼虫が落ちてきました。

急いでプランターの葉の上に置き、何日かして見てみるとさなぎになっていました。

そして、また、何日かすると、羽化して巣立っていました。

その瞬間は観察できませんでしたが、なんだか、うれしかったです💗

 

 


管理人さんの退職。

2022-06-27 11:00:31 | 老化現象・老後準備

 

先日、マンションの管理人さんに久しぶりに会いました。

3月上旬から2週間ほど膝捻挫のために、お休みをすると掲示板に貼りだされていましたが、

その後、1ヶ月を過ぎてもお休みは続いたまま。

掃除がゴミ出しなどていねいにされる方で、住人の方々にもよく声かけしていて、

住人としてはとても頼りになる存在でした。

もう復帰されないのかと心配していましたが、偶然にお会いできました。

 

「あっ、ご無沙汰です」

「あっ、pakuさん、お久しぶりです。

今回のことで来月の初めに退職することになりました。

きょうは管理室の引継ぎがあって来たんです」

「えっー!! 膝がよくないのですか」

「ええ、そうなんです。すぐ治ると思っていたんですが力が入らないんです。

なかなかよくならず今も通院しているんですよ。

あと3、4年は頑張れると思っていたんですけどね」

「あ~ぁ、残念です。でも、お体のほうが大切ですからね」

「一応、OB登録はして、欠員のときなどは代替で伺います」

「いつもよくやっていただいてホントに頭が下がる思いでした」

「いや、いや、あがとうございます」

「こちらこそ、ありがとうございました」

 

このマンションの管理人は、

今まで勤めていた会社を定年退職した感じの、65歳以上の人が多かったです。

体力があれば、リタイヤ後の仕事として受け入れやすいと思います。

でも、体力は70代でどんどん老化していきます。

自分では思いもよらない病気やケガが襲ってきます。

前の方は脳梗塞のため退職しました。

程よい人間関係・経済補助・体力保持などの、リタイヤ後の仕事。

でも、その仕事を辞めるとき、次はあるのだろうか・・・。

 

わたしは煩わしい人間関係がイヤになって、前のパートを辞めましたが、

まだ、体力も知力も余力がありますから、

今はダラダラしながらも、好きなように暮らせています。

あと10年、ちょうど病気で職場を去って行った管理人さんたちの年ごろになります。

体力も落ちて今の自分とは違っていると思います。

きっと、小さくなって、固くなって、頑なになって、

そして、犬たちも居なくて寂しいと思うことが増えているのでしょうね。

管理人さんの退職に、自分の10年後を重ねてしまったわたしです💦

 

10年後も心身ともに元気でいたいと思います。

 

 


どう生き、どう死ぬのか。

2022-06-22 21:47:59 | 映画

 

きのう『PLAN 75』を観ました。

いつも、洋画しか見ないのですが、前に観た『ツユクサ』があまり好みでなく、

やっぱり邦画は観るのはよそうと思っていました。

でも、『PLAN 75』の老人の生死問題は67歳のわたしにとって、

邦画といえど他人事でない気持ちが強くて足を運びました。

 

そう遠くない未来の日本は少子高齢化が一層進んで、

超高齢化社会になっていました。

老人にはいろいろなことの社会保障に税金が使われ、

それを不満に思っている若者たちが、

老人たちを殺害する事件が全国で頻発していました。

そんなとき、「プラン75」が国会で可決され、

満75歳になると個人で生死の選択できるというものでした。

 

ひとり暮らしの78歳の角谷ミチは、ホテルの客室清掃員として働いていました。

職場の同じ年代の女性たちとは、ときどき外でもカラオケなどで会っていました。

それはミチにとって、小さな励み、そしてささやかな楽しみ。

仕事のペアだった女性が作業中倒れ、そのことが原因で70代後半の4人が解雇されます。

その後連絡が取れなくなったペアだった女性は自宅で亡くなっていました。

収入がなくなったミチは仕事探しに奔走しますが、

高齢のミチを雇う会社はどこにもありませんでした。

今の住まいも立ち退かねばならず、アパートを探しますが、

ひとり暮らしの高齢者には住む家さえもどこにもなく、

深い絶望の中で、プラン75の申し込みをするミチ。

ミチのその日は一刻一刻と迫ってきます。

 

もっと辛く、暗く、悲しい映画だと思っていました。

でも、これは命の尊厳を考え、人間の情愛にあふれた映画だと感じました。

ミチを演じた倍賞千恵子さんの演技力は見ごたえがあり、

役所のプラン75の担当のヒロム役の磯村勇斗さん、

プラン75コールセンターのミチ担当の瑤子役の河合優実さん、

プラン75関連施設で遺品整理係マリア役のステファニー・アリアンさん、

俳優さんたちのしっとりした演技は心に深く入って来ました。

 

そして、なによりも、全てのシーンが急がずに、ゆったりとしていて、

制作側の意図を押し付けない感じがしました。

台詞も多くなくて、こちらが思い、感じ、考えることが必要でした。

それはきっと監督の早川千絵さんの手法なのでしょうね。

映画館でもう一度観たいと思いました。

そして、邦画、悪くないとも思いました。

 

ポスター画像

 

 


夢の国へ。

2022-06-18 21:21:47 | 

 

きのう、『オザキフラワーパーク』へ行ってきました。

ベランダにはもう花は増やせないので、

植替え用のプランターと部屋に置く観葉植物を買いに出かけました。

9:00オープンですが、家から2時間近くかかります。

久し振りに朝のラッシュ時間帯と重なってしまいました。

でも、オザキフラワーパークに着いた途端、

早起きや満員電車のモヤモヤは、あっという間に消え去りました。

 

その名前にふさわしい公園のような出で立ち、

歩いても、歩いても、ずっと続く花苗たち。

2階は観葉植物とプランターの売り場、

大きな木もあって、まるで熱帯植物園のよう・・・、

なんということでしょう、わたしは夢の国に来てしまったようです。

 

会計をするとき係の人に、

「初めて来たんですが、ホントにすごいですね!!」と言うと、

「ありがとうございます。あら、そのスコップ」

「はい、ここに来るので着けてきたんです」

「かわいいですね。ぜひ、またいらしてくださいね」

「また来ます!!」

小さなシルバーのスコップのペンダントヘッドに気がつくなんて、

さすがオザキフラワーパークの店員さんです。

 

店内にある『GROWERS CAFE』の、緑が望めるテラスでランチをいただきました。

まるで海外の公園でランチをしている雰囲気です。

軽くトーストしたパンクロワッサンはバター風味たっぷり、

ローストポークとマスタード、フィッシュフライやサラダ、

どれもなかなかのお味でした。

 

またすぐにでも行きたいです。

あ~、でも、たくさん買ってしまいそうでちょっと怖いです💦

 

これでもか~!と、アガパンサスたちが出迎えてくれます。

グロワーズプレートのランチは海外気分。

 

ガジュマルの植替え用のプランター小(左)と大(右)を買いました。

我が家の新メンバー、多肉の寄せ植えとアイビー・ライトフィンガー。

 

 


まだ遠い海外旅行への道。

2022-06-14 23:43:53 | 日記

 

Kちゃんの友人夫妻がハワイへ行きました。

夫妻は昔からトライアスロンをやっていて、国内外の大会へ参加、

そのためにいつもトレーニングをしています。

今回はコロナの出入国規制が少し緩和されたので、

ハワイ島で行われた大会に久々の参加でした。

そのことでKちゃんのハワイ熱は急上昇⤴

わたしにハワイ行きのお誘いがありました。

「行かないのならわたしひとりでも行くよ!」

「わたしはハワイよりもシンガポールへ行きたいな」

「いいね、じゃ、シンガポールのいろいろ調べておいてよ」

 

Kちゃんは帰国した友人夫妻からハワイでの様子を聞きました。

帰国のためのPCR検査の日程調整、

コロナ対策のためビジネスクラスとファーストクラスに、

グレードアップした飛行機のチケット、

日本帰国時の待ち時間も入れて2時間の入国検査、

それ以外にも細かなことのいろいろを友人から聞いたKちゃんは、

「夏に海外はまだ行けないと思う。年末年始はどう?」

ネットで調べたらシンガポールの出入国もわたしには大変そうだったので、

「まだ、ちょっと想像できない」とわたし。

 

海外旅行ができないからと、ずっとしおれていましたが、

実際にイメージしてみるとちょっと無理だと納得しました。

そして、今できることを、もっと、今やろうの考えに落ち着きました。

きのうからジム通いを再開、でも、きょうは筋肉痛でだるい・・・💦

実行力もセンスも乏しいわたしなのですが、トイレのイメチェンもしてみました。

やってみたらジムも簡単DIYも楽しかったです。

あしたはまたジムへ行こうと思います。

 

  

トイレットペーパーホルダーとタオルフォルダーを替えました。

ペーパーホルダーは完成品を、タオルホルダーは100均のものを設置。

掃除道具をニトリの箱に収納しました。

ウォシュレットの操作パネルも少し上に移動、

不器用なので無理かと思っていましたが、なんとかできました。