女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

久し振りの旅②。

2022-06-07 22:30:11 | 

 

今回の旅のは季節の花を見に行くことのほかに、

地元のおいしいものを食べたいと思っていました。

初日のランチはクレマチスの丘にある『CIAO CIAO』で、

シラスとフレッシュトマトのペペロンチーノのスパゲッティと、

サクラエビのピザを頼みました。

せっかく伊豆へ来たのだから海産物の料理にしましたが、

スパゲッティはペペロンチーノといっているのになんだか寝ぼけた味。

でも、ピザはサクラエビの風味がたっぷり感じられておいしかったです。

  

クレマチスの丘を出て向かったのは三島のうなぎ屋さん。

駅前の観光案内所でおすすめのうなぎ屋さんを聞いてみました。

一番のおすすめのお店は駅前にはなくて隣の駅、歩くと20分ぐらいかかるらしい。

それに老舗なので多分待つことになると聞かされて、

駅前にある3店舗を見て歩き、駅のすぐ前にある『うなぎの坂東』にしました。

Kちゃんはうな重の梅、わたしは蒲焼肝焼き重を頼みました。

蒲焼肝焼き重は一度で二度おいしいっ感じ、わたしは肝焼きが好きなんです。

人気店らしくわたしたちのテーブル以外は全部予約席でした。

うなぎがもう少し肉厚だったらなぁ、今度は隣駅の老舗のお店にも行ってみたいです。

翌日のランチは小田原おでんと決めていましたが、

小田原城へ向かう途中、おいしそうなお寿司の看板が目に入って、

快晴の夏日、熱いおでんよりもサッパリしたものが食べたくなりました。

小田原城の帰り、『SAKANA CUISINE RYO』で、

Kちゃんもわたしも、すし10種を頼みました。

地の魚や深海魚など珍しいネタが入っていて、

運ばれてくると一品一品、魚の名前を教えてくれました。

シャリが少なくてよかったのですが、少し温かかったのが残念。

でも、お店の雰囲気やスタッフの感じはとてもよかったです。

旅行中は普段よりもグッとお高めの食事でしたが、

いろいろと探したり、食べ比べたりするのは楽しかったです。

またどこかへ食べ歩きに出かけたいと思います。

 

(宿泊したヒルトン小田原リゾートスパの朝食は、

とても普通でしたので省きました)

 

 


久し振りの旅。

2022-06-05 20:40:25 | 

 

何回か行ったことのある三島の『クレマチスの丘』へ、1泊2日で出かけました。

いつもは日帰りなのですが、今回は1泊して小田原城にも足を延ばしました。

宿はヒルトン小田原リゾート&スパ、ホテル好きなKちゃんを誘いました。

コロナ禍の影響のせいか、クレマチスの丘はいつもの人混みはなく、

たっぷりとクレマチスの美しさに浸りました。

ホテルではフロントの手違いがあり、

お詫びということで予約していたツインをプレミアムスイートに、

追加料金なしで変更してくれました。

キャ~、ラッキーじゃありませんか💗

 

小田原城にはショウブとアジサイを見に行きましたが、

ついでに天守閣にも登ってみました。

天守閣は1960年に再建されたもので、

再建の歴史や小田原城を治めていた北条五代の歴史の資料が展示されていました。

こちらも花以上に興味深かったです。

そして、小田原城の前にある市立小学校は小田原城風の校舎になっていて、

なんだかうれしくなりました。

地元愛にあふれている小田原ですね。

 

楽しかった1泊2日。

あしたは犬たちが帰ってきます。

 

 


栄養相談。

2020-02-17 22:45:19 | 

台湾へ一緒に出かけたM子は管理栄養士、

健康関係の出版社に勤めた後、

今は派遣でいろいろな企業の栄養相談をしています。

彼女がおしゃべり好きというのもあって、

旅行中はずっと話をしていました。

ホテルの朝食も食べては話し、話しては食べて、

1度は外で朝食をしようとしていたのに、

全部ホテルでのおしゃべり朝食会になりました。

 

 

ある日の朝食は、さながらわたしの栄養相談になりました。

わたしは30年ぐらい、サプリメントを飲んでいます。

年齢によって摂る種類は違っていましたが、

今飲んでいるものは、スタキサンチン、

DHA、ビタミンC、コラーゲン、ヒアルロン酸です。

M子にそのことを言うと、

「サプリメントは薬じゃないんだから副作用はないけれど、

そんなに効果はないと思うよ」

「ヒアルロン酸はネットで調べたら効果がないらしいので、

在庫がある分で止めようと思ってる」

「コラーゲンも魚や肉を食べているなら、

それで大丈夫だと思うけど

コラーゲンは顔のたるみの改善のために飲んでいますが、

効果がないことは薄々感じていました。

 

朝は起きてすぐにプロテインを飲んでいます。

朝、たんぱく質を摂ると筋肉がつきやすいので、

1年前ぐらいから飲み始めました。

肉や魚や納豆も食べていますから、

コラーゲンのサプリメントは確かに余分かもしれません。

「アスタキサンチンは鮭で、DHAは鰯で、

ビタミンCは果物で摂ったらどうかな?

とM子は言います。

 

 

スポーツドリンクのことも訊いてみました。

「ホットヨガへ行っていたとき、すごい汗の量をかくので、

常温の水分をたくさん飲むように言われたの。

でも、たくさん飲めなくて、スポーツドリンクにしたら、

どんどん飲めるようになったのよ。

それ以来運動のときはスポーツドリンクにしてる」

「それは、甘くておいしいから飲んでるんだよ。

本当に喉が渇いていたら常温の水だってたくさん飲めるはず」

「そうなの?」

 

M子はとても聞き上手で、話し上手、

納得することもたくさんありました。

でも、サプリメントは栄養補助食品なので、薬とは違ったもので、

個人個人の体調や栄養状態に合わせた摂り方をすれば、

健康が向上するのだと思います。

わたしの貧しい食事だけでは栄養は充分とはいえません。

だから、サプリメントに頼ろうと思っています。

それでも、M子からいろいろのアドバイスは、

自分のサプリメントを見直す、いいきっかけになった、

旅先の栄養相談でした。

 

 

 


感じのいい人、悪い人。

2020-02-15 23:35:00 | 

台湾の旅2日目は、

十分で行われるランタンフェスティバルを見に行きました

十分は台北から1時間ちょっと、途中、台鉄から平渓線に乗換ます。

台北駅でよく調べずに来た電車に乗りました。

しばらくして車内の案内板を見ると、

乗った電車は乗換駅の1つ手前の駅止まりでした。

その終点駅で降りて、路線図や時刻表を捜していると、

若い男性5人が同じように路線図を見ていました。

M子とわたしも後ろから覗き、M子は乗換駅を指しました。

青年たちはその先の駅まで行く様子、

わたしたちも一緒についていくと身振りで伝えると、

爽やかな笑顔で「OK」の返事。

青年たちの後をついて行きました。

すると1人がわたしの後を歩いています。

迷子にならないように気遣ってくれたのか・・・、

ちょっとうれしくなりました。

 

 

階段を降りて登って隣のホームへ行く途中でも、彼らは何度も振り返り、

行く方向を指して、わたしたちを気にかけてくれていました。

青年たちが座った隣のベンチに座ると、

1人の青年がM子にマスクを持ってきて、

マスクをしたらというようにマスクを差し出しました。

わたしはマスクをしていましたが、M子はしていませんでした。

ええ??? なんて親切なんだ!!!

マスクは持っているから大丈夫とM子が言うと、

マスクはしたほうがいいよというジェスチャー。

いやいや、台湾の人ってホントやさしいです。

台北ではほとんどの人がマスクをしていました。

 

電車が来ると、これだよ!っと、

みんながこちらを向いて知らせてくれました。

ひとつ先の乗り換え駅で青年たちと別れました。

「サンキュー!」と、まるで若い娘のように手を振るわたし。

こんな機会は20年に1度のこと、

彼らと一緒の写真を撮ればよかったなぁ。

みんな若くてハンサムでした(笑)。

 

 

十分へ着くとランタンフェスティバルまで時間があったので、

ランチを食べて、近くの十分瀑布を見て歩きました。

薄暗くなってきたのでランタンフェスティバルの会場に向かいました。

新型肺炎の影響か、例年よりも観光客が少ないようです。

でも、座れる場所はあまりありません。

階段の2段目に少し空いている所がありました。

「すみません。座らせてください」と言いながら入ろうとすると、

手前にいた日本人の方が、「わたしがうしろへ行きます」

と言ってひとつ席を譲ってくれました。

 

わたしは2段目に座り、M子は手前座りました。

するとM子の隣にいたご婦人が、「Don't touch me!」とすごい恐い顔。

そう言ったって、この混雑の中で、それは無理でしょ。

ランタンがあがりだすと、一番前にいるのに立っちゃう。

わたしはランタン、見えましぇ~ん💦

隣の日本の方が、「あらら、こちらに寄ってください」

と引っ張ってくれました。

ご婦人は台湾の方のようでしたが、

その夫らしき人やお友達も同じ感じのイメージでした。

感じのいい人、悪い人は、どこにでもいる。

世界共通のことなのでした。

 

 

 


台湾旅・ごはん②。

2020-02-13 22:35:42 | 

台湾で行きたい食べ物屋さんがまだありました。

3年前に泊まった台北のホテルの近くで、

行列ができていた胡椒餅のお店『福州世祖胡椒餅』です。

行列に誘われて買って食べると、すごくおいしかった。

別のお店のものも食べましたが、

今度も『福州世祖胡椒餅』の胡椒餅を食べたいと思っていました。

ホテルは全く違う場所なので、いろいろ探していたら、

饒河街夜市にも店舗があったので出かけました。

胡椒餅は肉とネギと胡椒がたっぷりの具を、

パン生地で包んでつぼ型の窯でカリカリに焼きます。

1個55元、200円ぐらいなのに、大きくて満腹感もありました。

とにかく熱々でおいしい。

何度もフーフーしながらいただきました。

 

 

もうひとつ、どうしても魯肉飯を食べたいと思っていました。

魯肉飯はどこでも食べられますが、2日めに食べたものは、

ごはんが柔らかめでぐちゃッとしていました。

そこで台湾の食べ歩きの本からおいしそうなお店を選びました。

『味家魯肉飯』はオフィス街の裏通りにあり、

お昼前に行くと、テイクアウトの行列ができていました。

 

 

魯肉飯の小サイズと煮卵、青菜、メンマを頼みました。

メニューの青菜の横には日本語でやけどすると大きく書いてあります。

目の前に来た青菜の空心菜は、フーフーしても、熱々の熱々。

険しい繊維質を感じない優しさが、とてもおいしかったです。

メンマは日本で食べるような味付けメンマが出て来るかと思っていたら、

薄味だけれど、とてもこくのあるサッと煮たものでした。

今まで食べた台湾料理はどれもあっさりしていました。

色の濃さでびっくりしてしまうけれど、

普通の中華料理よりも胃もたれが少ない気がしました。

高級レストランでなくても、

おいしくて、大きい満足感を得られました。

このお店の会計は2人で130元、日本円で500円弱。

1人なら、なぁ~んと250円!!

信じられない安さ、コスパは最上級です。

それとお店の人の丁寧な接客にも、心を満たされました。

さあ、また、食べに行くぞー、台湾。