女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

へこんだ出来事。

2018-06-30 22:41:02 | 老化現象・老後準備

きょうもスポクラへ出かけました。

10時のオープンと同時にスポクラへ入ろうと、

朝から準備しました。

バスの時間も調べて、さあ出かけようと思って、

鍵を探すとないのです。

もう!! また~!!!!

鍵を置きそうな場所を捜す、捜す、捜す!!!


・・・。

お財布とハンカチと定期入れを入れた

小さなバッグの内ポケットに入っていました。

部屋をさっと出られるように、

早めにバッグに入れておいたのです。


スポクラのロッカールームへ着くとまず、

入浴用一式と着替えを浴室の棚に置きます。

運動が終わってから行くと、

棚が全部ふさがっていて、

床に着替えなどを置いたことがあったので、

浴室の棚の確保をしています。

そして、自分の荷物のロッカーに戻りました。


運動をが終わってロッカールームに戻り、

シューズをロッカーに置こうと鍵を差し込みました。

「あれ、開かない・・・」

隣のロッカーも開かない、その隣も、その隣も・・・。

鍵には番号がないので、鍵をかける前には、

場所と番号を覚えておかないといけません。

5,6個のロッカーをガチャガチャしながら、

やっと自分のロッカーに辿り着きました。

覚えやすい場所が空いていればいいのですが、

ロッカールームの迷子はこれで2回目です。


部屋の鍵をその時々の都合で、

 バッグの中だったり、ジャケットのポケットだったり、

いろいろな所に置いておくと、

こんなことが何回も起きてしまいます。

 マンションの部屋を出るときに、

いつも置いてある所から取ると決める!


そして、スポクラのロッカーは、

できるだけ場所を変えずに、覚えやすい番号にする。

もしくは、

ロッカーの取っ手にしるしをつけておく!


記憶があいまいになることが多くて、

ちょっとへこんだきょうの出来事でした。



 


決戦の前。

2018-06-27 21:35:49 | 日記

定期健診の結果説明を受けてきました。

なぁ~んと、

去年より体重が3.6㎏減っていました。

働き始めたこととスポクラ通いが、功を奏したのでしょう。

3年前に父が亡くなり、

仕事もせずにブラブラしていたから、

1年に1㎏のペースで体重が増えていました。

でも、まだ、減量が必要な範囲です。

 

食後の甘いものの渇望と、ひどい眠気が続いていたので、

血糖値の数値が気になっていました。

結果はあと少しで正常範囲内。


炭水化物大好きです。

体重が減ってきているのをいいことに、

最近ちょっと食べすぎて、

結果、体重が少しずつ戻り始めています。

スポクラもきつい筋トレを避けて、

楽しいプログラムに参加するようになりました。

それも体重の増加に関係していると思います。

 

今まで真剣に何かに取り組んできたことのないわたし。

でもこれからは、ちょっと真剣・・・。

決戦前の心持、だからきのうは、

最後のソフトクリームあんみつを食べてきました。

呆れないでください。

笑わないでください。

また、あんみつを食べるために頑張ります!



 


その声、聞こえてますか?

2018-06-23 22:27:57 | 日記

仕事へ行く前にスポクラへ何回か行きました。

仕事前の運動なんて、

とても疲れるのではないかと思っていましたが、

意外や意外、爽快感でいっぱいになり、

仕事中も爽やかな気持ちでいられました。

平日の午前中なので、

プログラムの参加者は高齢者の方が多いのです。

体が硬くて、俊敏性のないわたしには、

高齢者と一緒に動くのがしっくりきます。

・・・わたしが高齢者だということは分かっていますよ。


きょうも午前中の、

『モーニングストレッチ15』と

『カラダ・うごく15』に参加しました。

60代、70代の人が20人ほどです。

隣のスタジオでは『Group Fight30』、50人ほどがぎっしり。

次々に変わる格闘技のポーズで激しく動きます。

以前このプログラムに参加したとき、

ほとんどついていけませんでした。

でも、きょうは安心、だって、わたしが一番若そう。


ストレッチで体をほぐし、簡単な筋トレをします。

「右手を上げて、左手で脇から10センチの所を、

きつめに押してください」

「右手は下ろします」

「右手は下ろしてください」

「はい、右手は下ろしてくださいね」

と何度もインストラクターが言いました。

ひとりの男性がずっと右手を上げたまま。

インストラクターがその男性の肩に触れ、

「右手を下ろしましょう」

男性はやっと右手を下ろしました。


インストラクターの声が聞こえていないのか、

自分のポーズに集中しすぎてしまうのか、

全体を頭に入れながら動くということが、

んなりとはいかないのでしょう。

体の硬さもさることながら、

加齢とともに頭の伝達神経も硬くなっている。


わたしも同じです。

人の話は注意して意識しないと、

言葉として耳に入ってきません。

大きな音のかたまりにしか聞こえないのです。

いろいろな機能が落ちていくことは仕方がないことです。

その中で楽しむ心を維持していく、

その心が機能の低下を、ゆるやかにしてくれると思っています。 

 

 

 


最後の選択。

2018-06-21 21:42:31 | 日記

きのうまたSさんと一緒の電車になりました。

「きょうのごはんは何にするんですか?」

と聞くと、

「きょうは病院へ行くからお弁当にした」

とSさん。

「指の治療ですか?」

「内科なの。心臓がちょっとね」

去年ドアに指を挟んで15針縫ったSさん。

先月に包帯が取れたので、その後の治療かと思いました。

ちょっと突っ込んで聞きすぎたかな・・・。


「わたしの父は狭心症で、

足の血管で3本バイパス手術しました」

「それそれ、わたしもそうなの。

わたしのは牛の血管でって言われた。でも、手術はしない」

「父が発作が起きたとき、今手術すれば

10年は大丈夫と言われ、ちゃんと10年生きましたよ」

「心臓を治しておくと、長患いになったとき生きちゃうでしょ。

だから手術はしない」


お嬢さんがいらっしゃるようですが、

Sさんはひとり暮らしです。

手術をしないのは、無駄な長生きはしたくないという

Sさんの信念なのでしょうか。

おおまかな方向性は選べても、

自死でない限り、自分の死に方は選べません。

それでも、少しでも、

自分の望む方向へ向かおうとするSさん。

わたしならどうするだろう・・・。


わたしはそのときのことよりも、

その後のことが気になります。

ひとり暮らしだからそのまま放置される可能性は大。

それはちょっと嫌です。

宝くじが当たって、

介護付きの施設に入所できればいいけれど、

そううまくいきっこないし、

もしかしたら、そんなに先でないかもしれない。

う~ん・・・、

わたし、まだ最後の選択はできません。





それぞれの理由。

2018-06-19 21:54:59 | 日記

わたしのストレスはほとんどが職場の人間関係です。

年配の女性が多いのでとにかくみなさん強い。

それは内にも外にも自分を曲げません。

しかも清掃の仕事10年から15年というベテランぞろいです。

仕事に対するプライドは持ちすぎるほど・・・。

でも、みなさんには、

みなさんの理由があってのことだと思います。

 

Sさんは定年前だというのに70代にしか見えません。

疲れたとか、早く帰りたいとか、

いつも言っています。

顔はブルドッグのように垂れ下がり、

半袖のユニフォームから出ている腕は、

しわだらけでまるで枯れ枝みたいです。

でも、洋服はいつもステキです。

でも、でも、さらに、でも、

まったく似合っていないのです。

50年前のSさんだったら、

もしかしたら似合っていたのかもしれません。


そのSさんと帰りの電車が2日続けて一緒になりました。

「いつもステキなお洋服ですね」

とわたし。

「これね、いつも行くお店で買ったのよ。

銀座のC1出口の所にドトールがあって、そのすぐそばなの」

とSさんが教えてくれました。

「C1? ドトール?」

C1出口がどこだかわからないのでそう言いました。

「あら、銀座行ったことないの?」


あのね、わたしだってね、

銀座ぐらい行ったことありますよ!

でもね、C1出口なんて知りませんよ!

もっと別の教え方があるでしょ。

S通りの角とか、Mデパートの裏通りとか、言うでしょ。


でも、こんなことくらいで腹を立てていたのでは、

定年まで持ちません。

SさんにはSさんの、

わたしにはわたしの理由があるのだから、

相手のことをもう少し尊重しなければ・・・。

でも、軽く受け流すことも必要ですね。