女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

メカオンチ。

2020-04-29 13:18:33 | 老化現象・老後準備

 

きょうは祭日で仕事は休みです。

最近お風呂はシャワーだけですが、休日はゆっくりお湯に浸かろうと、

バスタブに給湯セット、しばらくすると、

「~お風呂が沸きました~」とアラームが鳴りました。

さぁ~♪、お風呂♪、お風呂♪って思いながら浴室へ行くと、

そこには、モワッとした温かな蒸気と、空っぽのバスタブ。

な、な、なんでだぁ~???

よく見るとバスタブの水栓が少し傾いていました。

元々こういうことがきちっとできないわたしですが、

これも、老化うっかり現象のひとつでしょうか。

 

きのうの夜、トイレの電球が切れました。

仕方なく、懐中電灯をタオル掛けにつるしてしのぎました。

そして今朝、交換のため電球を取ろうとしましたが、

高い場所にあってなかなか届かない。

イスに乗って電球を回そうとするけれど、なかなかできない。

斜めになっていてとっても回しづらい・・・。

周りのプラスチックのカバーを外さないと・・・。

 

やっとの思いで電球を取り外しましたが、

今度はどの電球を頼んでよいか分からず、

Amazonで悪戦苦闘で探すこと1時間。

ワット数は分かるけれど、ほかのことはチンプンカンプン。

LED電球がいいのか、従来品の普通の電球がいいのか、

同じものを買うのに、大きさや口金のサイズが、

肝心だということも知らなかった、65歳なのに・・・。

やっとのことで、同じものを見つけて注文しましたが、納品は5月1日です。

それまでは懐中電灯トイレ照明でしのぎます。

 

電化製品には疎いので、

これからドンドンこんなことが増えていくのでしょう。

そして、電灯がつかないというのは分かっているのに、

毎回出入りのときに必ずスイッチを入れてしまいます。

必要な情報同士が繋がらない、これも老化のせいでしょうね。

何でもきちっとできてメカに強い人が、棚にしまってあったら便利なのになぁ💦

 

散歩の時間近くになると、飼い主の行動の一挙手一投足を見る犬たち。

それなら、電球替えるのを手伝ってね。

犬の手でも借りたいのです。

 

 


引き込まれる。

2020-04-27 16:30:11 | 映画

 

きのう、おとといとテレビで映画を観ました。

『マンマ・ミーア!』『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』で、

おとといは字幕版の2作、きのうは吹き替え版の2作です。

2日間も同じ映画を4時間続けて観るなんて、

外出自粛のときならではですよね💦

ストーリーは娯楽性の高い楽しいものですが、

なんといっても、アバの楽曲がすばらしい。

アバの男性二人が劇場版ミュージカルの『マンマ・ミーア!』から、

企画・立案に立ち会っていて、だからこそ、

劇中の楽曲がストーリーにうまく溶け込んでいるのかもしれません。

 

それに加えて、メリル・ストリープの歌う場面では、

演技力のすごさが迫ってきます。

歌の上手さと、演技力、

そして楽曲のすばらしさが一体となったとき、

わたしはメリル演じるドナになっていました。

 

『マンマ・ミーア!』で

娘の結婚式で岩山の上にある教会へ向かう途中、

追ってきた昔の恋人に向かって、

『The Winner Takes It All』を歌うシーンは圧巻です。

~勝利者はすべてをさらっていく♪

~敗れた者は勝利者のそばで、ただ小さくなっているだけ♪

失恋した思いを表情・身振り・歌い方のすべてで表現しています。

思いを断ち切るように相手に突き出した手は、

小刻みに震えている・・・。

 

そしてもうひとつ心が溢れそうになった1シーンがありました。

『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のラストシーン。

それは2年前にロードショウで観たときにも、

同じようなことを書いていますが、もう一度書かせてください。

・・・というかそのままコピーします。

 

一番心を奪われたのは、ドナの娘のソフィの子供の洗礼式で、

亡くなったドナがソフィに歌いかけるシーンでした。

メリルの歌の上手さは評判ですが、これはすごかった。

一緒にいることができない娘へ、ありったけの情愛を歌います。

アバの楽曲の訳詞もいい。

わたしは涙が止まりませんでした。

そして、とっても幸せな気持ちになりました。

 

これは心に沁みました。ホント、沁みました。

娘役のアマンダ・セイフライドも歌が上手い!!

きのう、ベッドに入っても余韻が消えずに、

YouTubeでそのシーンを探して、何度も、聞きながら眠りました。

そして、きのうも、きょうも、朝からアバを流しっぱなしです。

単純なわたし、ずっと引き込まれっぱなしです💦

 

ぬか漬け再開しました。

新ショウガ、ズッキーニ、ダイコン、カブの葉っぱです。

どれもおいしくて、他におかずはいりません。

 

 


マスクは顔の一部です。

2020-04-26 16:41:44 | 日記

 

コロナウイルス感染の終息が見えないまま、

長期戦を予想している人も多いと思います。

わたしもマスクの在庫が減ってきて、

ちょっと心配になってきました。

それで、きのう近くのドラッグストアを覗きましたが、

しばらくの間、入荷がないことの貼り紙がしてあったので、

ついでに隣のホームセンターに行ってみました。

50枚入りの箱入りのものが欲しかったのですが、

あったのは3枚入りの就寝用の潤いマスクと、

なんだかとってもペラペラの紙マスクがありました。

買い占めてはいけないと思いましたが、

両方を2つずつ買いました。

 

いつも使い捨てマスクを洗いながら使っています。

以前もらった布マスクはメガネがとても曇ります。

使い捨てマスクも曇りますが、それ以上に曇ってしまい、

前が見えづらくなるので、着用を止めました。

フィット感がよく、デザインもよくて、

気に入っていましたが仕方ありません。

 

毎日するマスクを、少しでも爽やかに着用できるように、

マスクにひと工夫しています。

職場でしている人がいて真似し始めました。

まず、使い捨てマスクの四角を丸くカット、

とくに上側の丸みは目立つのできれいにカットします。

マスクの外側を内にして横半分に折って、

両端の中央部分に縦にホッチキスで留めます。

マスクのひだを少し縮めて、

顎下にマスクが広がるのを抑えます。

四隅をカットして、ホッチキス留めをしたことで、

男女共用で使うマスクのサイズを、女性用に少し小さくできて、

マスクの横もきちっと閉じました。

 

今、毎日のマスク着用が当たり前になって、顔の一部になりました。

自分の使用感も、他人への見た目も、

少しでも爽やかにマスクができたらと思います。

もうやっている人も多いと思いますが、ご紹介いたしました。

 

ビフォー

 

アフター

 

 


65歳だから、今。

2020-04-24 09:59:10 | 老化現象・老後準備

 

岡江久美子さんが亡くなりました。

明るくて、気さくで、とても美しい、好感度の高い女優さんでした。

まだ63歳、ご自身もご家族も、どんなに無念であったろうかと思います。

 

わたしは昔から嫌なことや辛いことがあると、

今は仮の姿で、次のステージが来たら本物のわたしになれる・・・、

と考えていました。

若いころは、いつか白い馬に乗った王子様が現れる、

仕事が辛いときは、会社を辞めたらきっと楽になる、

父の介護で苦しかったときは、父が施設に入所したら自由になれる、

そう思って辛さや苦しさを耐えていました。

今も程度に違いはあれ同じように感じています。

この時を我慢すれば・・・と。

 

ただ、この自粛がどれだけ続くのか、

そして、コロナウイルス感染が終息したとしても、

そのとき、自分がどれだけの気力を維持できているのか、

社会がどれだけ活気を取り戻していくのかはわかりません。

だから、今の自分の姿を、我慢の時間として消耗するのではなく、

楽しんだり、積み重ねていく時間としていくことが、

大切だと思うようになりました。

 

では、具体的にどうしたらよいのでしょうか。

わたしには、わたしに合ったやり方があるはずです。

それはまだよくわかりませんが、遅まきながら今を生きようと、

改めて気づいた今から始めたいと思います。

65歳の今、有り余るほどの時間は残っていません。

大袈裟に言えば、あした死んでも悔いないように、

毎日を暮らしていきたいと思っています。

 

岡江久美子さんのご冥福をお祈りいたします。

 

 


祈る人。

2020-04-22 22:32:16 | 日記

 

きのうの仕事帰り、電車の席が空いていたので座りました。

まだ耳鳴りがしているせいか、変な音が聞こえる・・・。

「~△~※~〇~▼~✕~」

・・・なんじゃい???

よーく、耳を澄まして聞いてみると、それはお経でした。

わたしの隣の隣の70歳ぐらい女性が、

スマホを見ながら「~△~※~〇~▼~✕~」と唱えてる・・・。

そっーと、何気なく、その人を見ると、

ちょっとボーイッシュな編み上げの黒いブーツ、

朱色のフェミニンなスカート、

ツイード風のロングコート、

組んだ足にスマホを持った手を乗せていて、

お経を唱えるポーズではないように思いました。

 

前の席に座っていたのは、20代の女性が4人。

それぞれチラッとお経の女性を見ています。

でも、しばらくすると、またチラッ、チラッ。

でも、お経はやむことがなく続いていました。

そして、大きな乗換駅に着いたとき、

前の席の女性たちが降りるため、お経女性の前を通り過ぎると、

ひとりひとりの顔をまじまじと見つめるお経女性。

チラ見していたことが気に障ったのでしょうか。

意外に若い、わたしよりも若いかも、お経女性。

それにとてもきれいでした。

 

きょう職場でそのことを話しました。

「なんか、変でしょ?」

「そう?その人〇〇〇会じゃないの」

「〇〇〇会か。それにしても電車の中でおかしくない?」

今は多くの人が、コロナウイルス感染の終息を祈っているでしょう。

わたしが出会ったお経女性もきっと、

そのことでお経を唱えていたのかもしれません。

美人で、ファッションセンスがよくて、

そのスタイルとお経がマッチしなくて、

変だとか、おかしいとか言ってしまったけれど、

世界のために祈ってくれていたと思うことにします。