女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

肺炎の予防には?

2019-03-31 23:32:31 | 老化現象・老後準備

きのう、高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種助成制度の案内が来ました。

わたしの住んでいる区では、平成31年度に、

65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる人が対象で、

初めて予防接種を受ける人が、4,000円の自己負担で接種できます。

ワクチンの効果は5年間ほど持続するといわれていますが、

2回目以降の予防接種には助成はされません。

助成を受けられるのは1回のみです。

 この予防接種は本人の希望に限ってで義務はありません。


去年、職場のNさんが肺炎球菌ワクチン予防接種をしました。

初日は注射した腕が赤く腫れて、

腕の太さが1.5倍ぐらいになっていました。

次の日にはさらに腫れて辛そう。

そして次の日、赤かったところが黄色くなっていました。

黄色い腕は1週間続きましたが、

半袖のユニフォームから見える腕がとても痛々しかったし、

予防接種がちょっと怖い印象になりました。


わたしはインフルエンザの予防接種はほとんどしていません。

予防接種をせずにインフルエンザになったとしても、

体力や抵抗力があれば、

インフルエンザに対抗できると思っていました。

確かに若いときはそれでよかったのですが、

ここ2、3年は普通の風邪でも、治りにくく長引くようになりました。

加齢とともに体力や抵抗力が落ちているようです。

その体力が落ちているときに、

肺炎にかかる可能性が高くなるらしいです。


高齢者に多い誤嚥性肺炎には、この予防接種は効果がない。

だから、高齢者の肺炎の予防には、肺炎球菌予防接種だけではなくて、

誤嚥予防の対策を考えておくのがいいと思います。

最近は、自分の唾液でむせることも多くなりました。

若いときから、食べるときはよく噛まずに、

お茶や水で流し込んでいて、

よく噛んで食べる習慣を身に付けていませんでした。


誤嚥防止には、毎日の食事でよく噛み、

少し前かがみでゴクンと飲み込むことを、習慣づけるのがいいらしい。

そういえば、認知症になってからの父は食事のとき、

前かがみで水分と固形物を左右に分けて噛んで、

別々に飲み込んでいました。

そんなことをするのは認知症のせいだと思っていましたが、

必ずしも間違っていないような気がします。

わたしもちょっとやってみようかなって思ってます。







墓じまいの準備始めます。

2019-03-29 22:28:22 | 老化現象・老後準備

先日、伯母の面会に行ったとき、

従兄に墓じまいの相談をしてみました。

従兄のお嫁さん曰く、

「うちだって同じよ。そうなるかもしれないわ」

そうは言っても、息子が2人、娘が1人いるのです。

「息子は結婚していないし、娘は嫁いだでしょ」

またまた、そうは言っても、独身で兄妹や甥や姪がいないわたしとは、

ずいぶん状況が違うと思います。

我が家の墓じまいについては、直接的なアドバイスは受けられず、

やんわりとかわされた感じがしました。

でも、もう、心は決まっていました。

 

我が家のお墓には、父、母、妹、叔母(父の妹)が入っています。

叔母は離婚していましたが、父の実家のお墓には入れなかったらしく、

仲の良かった叔母を、父は我が家の墓所に入れました。

後で息子から、父の一存でそうしたと言われ、

わたしは複雑な気持ちになりました。

イヤだったのならそのとき、はっきりと返事をするべきです。

ちょっと難しい従弟なので、墓じまいのことを伝えるとき、

ややこしくなるかなと思っていましたが、

電話してみるとあっさりと了承してくれました。

ちょっと気が抜けた・・・。

 

費用についてはネットでいろいろ調べました。

離檀料やお墓の解体・撤去等、50万円ほどかかりそうです。

でも、お寺によって費用は変わってくると思います。

お正月にお寺から来た案内には、永代供養墓の計画があり、

利用者からの寄進で建立するとありました。

えっ、えっ、えっ、です。

どこにそんなお金がありますか?このわたしに。

もちろん好きなことに使うお金はあります。

だけど、お墓を閉じることにそんなにお金がかかるなら、

そのままにして無縁墓にしたほうが楽な気がします。

 

とりあえず、機会を見てお寺に相談しようと思います。

どうなることやら不安・・・。

墓じまいの進捗状況は、そのつどご報告したいと思います。

 

 

 


少しずつしぼんでいく。

2019-03-27 23:44:45 | 老化現象・老後準備

きょう、職場で隣に座っているTさんが言いました。

「えーっと、ほら、ヘルニアじゃなくて、犬の・・・」

「えっ、なんですか?」

「う~ん、犬の季節の・・・」

「あ~ぁ、ジステンパーじゃなくて、なんだっけっ。蚊の病気でしょ?」

「そうそう、なんだったけ、思い出せない」

わたしもしばらく思い出せず、気持ち悪いのでスマホでググりました。

「あっ、フィラリアです!」

やり取りを見ていた周りから拍手が起こりました💦

「そうだ、フィラリア。きのうフィラリア検査したの」


Tさんも犬と暮らしています。

犬と暮らしている人なら、春に狂犬病の予防接種と、

混合ワクチンの接種、そしてフィラリアの予防薬投与が、

犬にとても必要なことは分かっています。

それなのに、その病気の名前を忘れてしまったTさんとわたし。

Tさんはわたしより7歳年上です。

そして、わたしは64歳・・・。


きょうはスポクラへ行きました。

筋トレを3ヶ月程休んだので、体重が増えて、

お腹が出っ張ってきました。

これじゃいけない!と今月から筋トレを再開しました。

きのうのうちに用意して、

気合を入れて、朝一番でスポクラへ入りました。

ロッカーで着替えがようとしたとき、

ウエアがない!どーしたんだ!


あまりの失意で頭が真っ白になり、

しばらくロッカーの前で呆然としていました。

でも、頭を切り替えました。

早くお風呂に入って、

余った時間はマ〇イや、ル〇ネをブラブラしようって。

そう考えたら、

さっきまでどよ~んとしていた気持ちが、

ルルルンって感じになりました。


色々なことを忘れたり、思い出せなくなったりして、

気持ちが悪くなったり、落ち込んだり、

自分の老化を不安に感じてしまいます。

でも、老化は自然なこと、

少しずつ、少しずつ、頭も心も体もしぼんでいき、

最後の日に向かっているんです。

100%元気なうちに最後の日が来たら、

とても辛いし、悲しいけれど、

歳をとって少しずつしぼんでいき、

最後の日が来たら、自然に目が閉じる、そんな気がします。

そのときのための老化現象だと思うのです。


まだ弾みっぱなしの2匹です。

 

 


モヤモヤな心。

2019-03-25 23:34:02 | 日記

きのう、介護施設にいる伯母に会いに行きました。

94歳の叔母の顔はつやつやとして、

意識はハッキリ、冗談もちゃんと通じます。

施設の他の方々に比べてもずっとイキイキしています。

従兄のお嫁さんが持って行った大きなおはぎも、

おいしい!おいしい!とぺろりと平らげました。

2年ほど前に肺に水が溜まり危ない状態になりましたが、

どうにか乗り越えてからはとても元気です。


「これ以上頑張られても困るんだよ」

伯母に面と向かって言う従兄。

「お願いだから本人の前で言わないで」

とわたしが言ってもお構いなし。

長生きされることはうれしいことだけど、

実際に施設に掛かる費用は、

従兄にとっては大きな負担になります。

でも、今は伯母の貯えから支払っているはずです。

それが無くなろうとしているのかしら・・・。


施設からの帰りの途中、お嫁さんが、

「最悪、お義母さんのマンションを、売らなくちゃならないかもね」

えっ、そんなこと当たり前でしょ・・・って、

思ったけれど黙っていました。

どうやら伯母のマンションには、

自分たちの息子を住まわせるつもりだったらしいのです。

でも、今従兄家族が住んでいる家だって、伯母が建てたものです。

従兄たちの部屋の下はアパートになっていて、

その家賃収入は従兄たちの生活費の一部になっています。


わたしの父は介護施設に入所して、8日めに亡くなりましたから、

施設の費用のことを、心配することもありませんでした。

従兄とお嫁さんの切実な気持ちは、分からないではありませんが、

伯母のマンションは、

当然、優先的に、伯母の介護費用に充てるべきだと思います。


親を介護する家族の大変さは、家族それぞれ。

他人がとやかく言えることではないと思います。

でも、ちょっとモヤモヤしたわたしです。





今はあしたのことを考えよう。

2019-03-23 23:47:30 | 老化現象・老後準備

あと10年ぐらいは、

今と同じように暮らしていたいと思っています。

今の仕事の定年は70歳、

定年で働くのはやめようと思っていましたが、10年後は74歳。

収入がなくなってしまえば、

今と同じような暮らしはできません。

ただ、70歳を過ぎても3ヶ月ごとの更新で仕事を続けられます。

そのまま仕事を続けるか、

それともいろいろなものを諦めるのか・・・。

 

例えば犬たちとの暮らし、

10年後、ジークとモナがまだいたとして、

その次は別の犬と暮らせるでしょうか。

ジークとモナが最後の犬と決めていたけれど、

Kちゃんから、チワワなら歳をとっても飼えるじゃない?

と言われたので、ちょっとその気になりました。

小さいころから犬と暮らして、

とくに、ひとり暮らしになってからは、

犬たちがわたしを支えてくれていると感じます。

 

そして海外旅行、

今の仕事を辞めて収入がなくなれば無理。

行きたい場所を探したり調べたり、

飛行機や現地の電車や宿を予約したり、

パッキングやその他の準備が楽しい。

そして、海外の知らない街で歩いているときの、

熱いときめきやドキドキがとても好きです。

いつまでもあの気持ちを感じていたいのです。


おいしいものを食べることも大好き。

でも、体のいろいろな所が老化しています。

耳は聞こえづらくなり、目はいくつもメガネが必要になり、

手や足の関節は痛みが増しています。

髪の毛も薄くなって、瞼が下がってきています。

他の所も書きだしたらきりがありません。

味覚だって老化しているかもしれない・・・。

それでもおいしいものを食べていたいのです。

 

と、ここまで書いて、突然思いました。

10年先のことを今から心配しても、

あーだ、こーだと、考えすぎてるわたし。

74歳のわたしがどうなっているかは、

10年経たなければ分からないと思います。

なんだか、ちょっと、空回り・・・。

今はあしたのことを考えることにします。