うろキョロ散歩

楽しくお散歩をするのが唯一の趣味。
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子育ては難しくない

2005年07月14日 | 亀の甲より年の功
最近のマスコミを見ていると、子育てを放棄した親、特に母親の記事が多く見かけられる気がします。

20代、30代の母親は子育てマニュアルから自分の子供が外れてしまうと、子育て放棄をしてしまうように書かれています。
しかし、子育てにマニュアルなどは存在しないのです。人間は100人100様の性格や資質、容貌、力量を持っているのです。誰一人として同じ性格や同じ資質を持った人はこの世に存在しないのです。
よく考えてください。あなたと同じ性格や資質、容貌、力量を持った人と出会ったことがありますか?
一卵性双生児だってよくよく見れば違うのです。だから両親は2人を見分けられるのです。
子育てをヘルプするマニュアルならたくさんありますが、この世に子育てマニュアルなどは存在しないのです。

私も男女一人づつの子供を育てました。もう二人とも社会人です。
私達夫婦の子育てのモットーは 「この子達の良いところ、素晴らしいところを精一杯伸ばしてあげよう」でした。
学校の成績は良かろうが悪かろうが子ども自身が自覚して責任を持つように指導し、子供の自主性を大事にする。ただこれだけを心がけて育てました。
その為に成績表をもらってきた時は親も子供も正座して授受し、正座したまま成績についての話し合いをしました。このときたとえ悪い成績があったとしても親は決してしかりつけませんでした。親子でどうしてこういう成績になったのか、対策はどうすればいいのかを正座したままで話し合いました。
この正座したままの話し合いは子供にとってはけっこうつらいものだったようです。(笑)

その為には自宅をリフォームするときに心がけた事がありました。
それは、家族が顔を合わせる時間をできるだけ多く持てるようなリビングもうける。そして、そのリビングを通らなければ子供部屋に入れない配置。さらに子供部屋にはドアはあるが鍵をつけないこと。
おかげさまで、二人の子供はそれぞれが所属する社会でなくてはならないといわれる人間に育ってくれました。
成人した子供たちは今でも帰宅すると真っ先にリビングに顔をだし、その日の出来事などを語ってから自室に入ります。

子育ての秘訣は「親は子供に多大な期待を持たない事」ではないでしょうか。
子は親の鏡なのです。自分ができなかったあんな事、こんな事をすべて子供に押し付けてはいけないのです。
このことだけを心がけて子育てをすれば、子供はスクスクと育ってくれます。

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