cube 25th presents 音楽劇「夜来香ラプソディ」
昨日(3/12)初日の舞台に行ってきました。
チケット取ってたけど、コロナワクチン3回目接種の翌日だし・・・と、心配でしたが
奇跡的に発熱も頭痛もなく、元気にシアターコクーンに行ってきました
(が、翌々日の今日の昼過ぎに38度近くまで発熱・・・薬でようやく元気になりつつある深夜(あ‼日付変わってた)です)
初日の感想なので、なるべくネタバレはさけて簡単に思ったことを。
あと2回観劇する予定なので、見終わったら、いつものように感想を書きたいと思います。
話の内容は
「第二次世界大戦末期、嵐の中の台風の目のように、ぽっかりと晴天が覗き文化が育まれていた魔都、上海。そこでは、日本軍の支配下にも関わらず、租界という名の治外法権が存在し、さらには日本軍に対抗しようとしている、中国国内の政治勢力の思惑も蠢いていた。この物語は、終戦間際にもかかわらず、人種やイデオロギーの壁を乗り越え、コンサートを開催しようとした人々たちの物語です。」
文化村の公式ページより
どうしても、「魔都夜曲」と比べながら見てしまいました。
そして、李香蘭や川島芳子という同じ登場人物がいるので、続き物って感じで堪能しました。
そう、主演の洸平くんが演じた服部良一も、「魔都夜曲」では彼をオマージュした鹿取という役で出てましたよね。
「魔都夜曲」の方がストーリーを重視した感じの音楽劇という感じで
「夜来香ラプソディ」は音楽を重視した、史実に基づいた話という感じがしました。
でも、セットの感じも(階段があったり、二階部分を使ったり)、「ラ・クンパルシータ」のセットも、「ル・パシフィーク」と
なんだか似てるし、生バンドの方が後ろで演奏しているのも(というか、立川さんとか武田さんとかいらっしゃるし)同じだし、
ついつい重ねてみてました。
「魔都夜曲」から6年後の上海。終戦間近の上海。6年経って戦争も激しくなっているから、全然違った街になっていたんでしょうね。
話は、実際に1945年6月に上海の劇場で開かれたコンサートを実現するまでの話。
コンサートの模様と、実現までの話が回想として入ってくる構成になっていました。
なので、歌は本当にしっかりと・・・すばらしかったです。「魔都~」もすばらしかったんだけど、ちょっと趣が違うというか
本当のコンサートでの歌唱という感じで・・・
そして、開催に至るまでの道のり、苦難を乗り越えて。。。服部良一と中国の音楽家の黎錦光の友情もしっかり描かれていて
今回も上質な音楽劇に仕上がってました。すごく衣装もセットもきらびやかで華やか。素晴らしかったです。
あと2回見に行けるのが嬉しいです。
松下洸平くんは、すっかり座長さんでした。この5年であれよあれよという間に、スターになってしまいましたね(言い方古い)
そして白洲迅くんもかっこよかったし、歌が上手かった。
女性陣は、皆さん上手いからなあ・・・李香蘭の木下晴香さんはミュージカルたくさん出てらっしゃる方だし、
マヌエラの夢咲ねねさんも宝塚出身の方ですからね。もう声が響きすぎて感動でしたよ。
それから山西さんの憲兵ぶりは似合ってました。魔都のときは、憲兵ではなかったけど。。でもなんか同じような感じがして
落ち着いて見ちゃってた
あと、、、、私はやっぱり圭哉さん好きだわ。癒される~お歌もふふふで癒されました。
そして意外にも上山竜治さんがいじられ役だった・・・
私の中ではどうしても「魔都夜曲」を引っ張りながら見てしまいましたが、だからこそなのか、さらに楽しめた舞台でした。
ちゃんとした感想にはなってないかもだけど、初日見てきて思ったことをつらつらと書いてみました。
でも、、、やっぱり直人もこの場に出てほしかったな。どんな役でもいいからさ。キューブの25周年なんだし・・・
まあ、時代は松下洸平だからかな?
だったら、5年後、キューブの30周年の舞台は、白洲迅くんが主演で、直人は魔都のときのさとしさんのような立ち位置で
出てくれるといいんだけどなぁ・・・なんて思ったのでした。お見かけしたキューブの北牧社長よろしくお願いします。
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