もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「ようこそ、ミナト先生」見てきました  (ネタバレ注意!!)

2022-06-25 08:56:01 | お芝居


舞台「ようこそ、ミナト先生」 新国立劇場中劇場 2022.06.08 18:00~

嵐の相葉くんの舞台~
どんなのか見てみたいな~という興味本位で、チケットゲットしましたが、
ものすごい激戦だったみたいですね。

森田甘路くんが出演してたから、キュービットクラブでぽちっとしたら、当選してたので
全然気にしてなかったのですが、芝居の後、ネットで、、、大変な激戦だったらしいと
知りびっくりしちゃいました。よく取れたもんだ。
そりゃそうか。。。相葉くんだもんね。すごいわけだ!

劇場の前の公演の案内掲示板で写真を撮ろうと思ったら、
けっこう人がいて、ちゃんと写真撮る順番列を作ってまして。。。嵐ファンさすがだわ。と
感心してしまいました。
私は終演後、夕飯を食べたあとに撮ったので、もう人はいなかったですけど。

さて話の内容は

あらすじ<STORY>
甲信越地方の山あいにある町、日永(ひなが)町。
一年前、この地を観光で訪れ、非常勤の音楽教師として働くことになった湊(みなと)孝(たか)成(なり)。
人当たりがよく誰にも親身な彼は“ミナト先生”と慕われ、地元組からも移住組からも頼りにされるように。
住民の間ではミナトがずっと町にいてくれるよう、診療所の医師・高梨由佳子とくっつける計画が持ち上がるほど。
だが一人暮らしの偏屈者、植村久志だけは心を開こうとしない。
そしてミナトはある秘密を抱えていた。
そんなある日、ひょんなことから日永町の動画がネットで拡散。
町が世間から注目を集めると事態は大きく動き出す――。(公式より)

 

このあと、ネタバレ込みの感想を書きますので、ご注意を。

これから観劇される方は回れ右をお願いします。

 

 

 

 

 

 

簡単なあらすじです。
最初にミナト先生が、町のみんなから慕われている様子が描かれ。。。

及川校長の家に赤ちゃんがいよいよ生まれることに、
産婦人科の先生が間に合わない中、由佳子先生がなんとか赤ちゃんを・・・

そしてそのあと、生まれたお祝いのパーティをすることになるが、
そこで地元組と移住組で生活習慣や考え方の違いから不協和音が・・・
植村さんも誘ったが、彼は20年前に交通事故で息子をなくしてから、偏屈になり
そのパーティにも来なかった。

パーティーは、料理したものを持ち寄ったりして、和気あいあいと行われる。
町長やマスコットもきて、その話題がネットで紹介されたりする
日永町のことが話題になったので、、、ミナトの素性がばれてしまうのだった。
実はミナトは植村さんの息子の事故の加害者の息子だった。

まずは校長先生に聞かれてミナトはすべてを話す。
父親が事故を起こし、人生が180°変わったミナト。
クニヒロ姓から母の実家の姓のミナトに変えたが、世間からは白い目で見られることに。
自分は何も悪いことはしていないのに・・・
ミナトは逃げることしかできなかった。
父親は出所してきたが、被害者に謝罪もしていなかった。
母親は、そのことをずっと気に病んでおり、自分が死ぬ前に、ミナトにそのことを話したのだった。

ようやく連絡がついた父親と一緒に謝罪に行こうと、この町で落ち合う約束をしたミナト
それが1年前の祭りの日。しかし父親は来なかった。
ミナトは父親を待ってずっとここにいたのだった。

今年の祭りの日。。。ミナトは由佳子先生と一緒に祭りに行く約束を。
しかし、、父親から連絡があったので、約束も心ここにあらず。

祭りの日、父親はこない。
しかし、ミナトがクニヒロだと知った植村がやってきて、ミナトに詰め寄る。
植村は息子を亡くした悲しみから立ち直ることができていなかった。その元凶であるクニヒロの
息子にそういう態度でしかのぞめなかったのだった。
植村にとっては、加害者の息子。でも町のみんなからちやほやされて、人気者で。。。
だから「ペテン師」と言い放つ。

ミナトは自分の過去を話し、町のみんなが思っているようないい人ではないと叫ぶ。
自分は逃げてばかりの人間だったのに、町のみんなにちやほやされて気持ちよかったのかもとも言う。

でも、ここで近くで見ていた及川たちが、そんなことはないと
ボイスレコーダーに入れられてた、町の人とのやりとりを聞かせる。
ミナトは一生懸命、みんなと自分のために生きていた。

植村は、ミナトが撮った町の写真を見て、自分の息子とミナトを重ねあわせ、
ようやくミナトをわかろうとできたのだった。

ミナトが町を出ていく日。。。
植村もやってきた。「これからは自分のために生きろ」と声をかける。
日永町のみんなとわかりあえて、旅立っていくのだった。。。

 


そんな感じの話でした。
キャストの熱演はとってもよかったです。

ただ、私には一幕のストーリー展開がいまいちに感じられました。
場の転換というか、1つ1つのエピが途切れ途切れになる感じがして。
あとは、ちょっと一幕はいろいろとセリフも滑ってる感じがしちゃって・・・

その分、二幕の畳みかけるような展開がよてもよかったので
ちょっともったいなかったかな~

でも、写真を使って気持ちがわかりあえるとか、ボイスレコーダーとか
小道具をうまく使っての気持ちのやり取りの展開は、すごく感動的でした。

最後はハッピーエンドで、旅立つミナト先生。なんかほっこりした気分になったのでした。


キャストの感想

まずは、主演のミナト先生の相葉くん
相葉くんの芝居を舞台で見るのは初めてだったんですけど、
すごくナチュラルな演技だなって。。。ミナト先生はそのまま相葉くんって感じでした。
父親のことで悩んだ葛藤や、苦しみ辛さもそのまま、まっすぐに表現していて。。。
あと、、、笑顔が何とも言えずかわいかったです。

カテコでは、めちゃくちゃにこやかな顔をしてて、嬉しそうでした。
3回目かな?カテコの時、、、靴を脱いで、舞台の家のセットに上がって。。ぺこりと
お辞儀をして舞台奥に消えていく相葉くんは、素の相葉くんでした。


そして頑固者の植村の松平健さん
存在感がありまくりでした・・・座組をしっかり締めてましたね。。。
最近のマツケンさんはサンバのイメージが強いけど、
実はこういう役も上手かったんだなと。。改めて感動でした。


それから、町の青年の濱田龍臣くん
青年だもんね。。。いまだに子役のイメージから離れられない私。
純粋な元気な青年にぴったりでした。


校長の奥様の須藤理彩さん
そして町の自称看板娘の青木さやかさん
このお二人はやっぱりうまいです。
さすがでした

他のキャストの方も適材適所といった感じで、なかなかよかったです。

それにしても。。よくチケット取れたな~としみじみ思っちゃいました。
あ!!そうそう、竹中直人さんと小峠さんが見に来ていらしてて。。。ちゃんと規制退場も守ってらして
さすがだなって思いました(当たり前ですけどね)

コメント
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