もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「いのち知らず」見てきました

2021-12-05 01:38:41 | お芝居

M&Oplaysプロデュース「いのち知らず」 本多劇場 2021.11.8 18:00~

岩松了さんの作品で、勝地涼さん、仲野太賀さん、光石研さん、岩松了さん、新名基浩さんの5人の芝居。
キャストに惹かれてチケットゲットしました。

話の内容は
「ロク(勝地涼)とシド(仲野太賀)は山間にある、ある施設の門番をし、番屋で同居している。
もう一人モオリ(光石研)という年嵩の門番がいた。ロクとシドはモオリのことを陰気で面白みのないやつだと思っていたが、ある時門番をしている施設が、なんの施設か知らされる。
モオリが言うには、施設は「死んだ人間を生き返らせる研究をしている」らしい。
二人は、モオリの言うことを俄かには信じられなかったが、これまで気にもとめていなかったモオリが、知性のある優れた人間に思えてくる。
二人には、この仕事でお金を貯めて、街で車の修理工場を立ち上げる、という夢があった。
そのために、人里離れた山の中の仕事に就いたのだ。ここは、他のアルバイトよりお金になった。
しかし、その施設の異様さが、やがて二人の行く末に不安な影を落としてゆく。大きな力に翻弄されていく若者と、それを傍観する一人の男――彼らの「いのち」に迫る陰謀とは――。」


うーん・・・・正直に言うと、よくわからなかったというのが感想です。
結局、どういうこと?
出てきた人たちは。。。もしかしてみんな死んでるの?なんてことも思ったりして。

ロクとシドは先輩門番のモオリから、この施設では死者を蘇らせる実験をしているらしいと
言われ、、、その話を信じるロクと、信じていないシドの間に亀裂が入っていく。
シドは所長に重用されるようになっていき、そのこともロクの不満の原因となっている。
そこに、双子の兄が、この施設に入ってから連絡がとれないというトンビがやってくる。
母親も兄を探しにここに来てから行方不明らしい。そして母親の帽子が近くで見つかったと。
施設から兄に会わせる言われ出ていったトンビは帰ってこない。
所長の家に呼ばれていったシド。そしてシドのあとに出ていったロク。


芝居の最初は、シドが所長の家から夜遅く帰ってきて、ロクが直したカセットデッキに
ロクが吹き込んだメッセージを聞き、そしてそれの返答を録音するところから。

そして話は少し前にさかのぼり、上に書いた内容のできごとが進んでいき、
ラストのシーン。またそのカセットデッキの話。
だけど、ロクのメッセージの後に、録音したはずのシドのメッセージはない・・・

ん??
録音されてなかった?それとも、録音したという事実はなかった?


というような感じのお話で、見終わって???がいっぱいな感じもあって。
最初に書いたように、ひょっとして、この話って、実はみんな死んでしまってて、
蘇った人たちの話?なんてことも考えたりして。
ラストからは、もしかしたら、ロクがシドを殺してしまった?とも考えられなくもないし。


キャストの感想

一番印象に残ったのは
モオリ役の光石さん
セリフ量も多いし。。。いろんな表情を見せてくれました。
なんか、文句ばかり言って、嫌な奴だな~って、すごい思ったし。。。
でも、心に不安を抱えていて、いろんなことを考えていて。。。
ということがよくわかりました。


ロク役の勝地涼さん
普段明るいイメージの勝地さんだけど、ちょっと影のある役で、さらにシドへの嫉妬心なども
あるようで、ちょっと暗い感じの演技でしたね。
新感線とかで見る勝地さんと全然違って。。。でも、やっぱりお上手でした。


シド役の仲野太賀さん
彼もおとなしい感じの演技で。。。イメージとはちょっと違う感じですが、
やっぱり芸達者な方たちって、見ていて安心感があります。


トンビ役の新名基浩さん
初めて拝見しましたが、風貌的に、一瞬で人の心をつかむ感じで、なかなかよいです。
存在感ありますね。


施設の経営側の人の役と演出で岩松了さん
出てくると場が締まりますよね~
経営側の人なのに、現場の人に合わせるという感じが、裏で何考えているんだろう?と
いうような不気味な感じ満載でした。

 

キャストの皆さんは熱演で見ごたえがある内容ではあったんですが、
やっぱりよくわからないと、すっきりはしないものです。

コメント
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