もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「劇団朱雀 復活公演」見てきました

2019-12-23 02:10:44 | お芝居
「劇団朱雀 復活公演」 紀伊國屋サザンシアター 2019.12.12 18:30~

5年ぶりの公演だとのこと。大衆演劇というのは今まで見たことなかったので
どんなものか、非常に興味があって、チケットゲット。
早乙女太一くんや友貴くんは、新感線で見てて、殺陣のすばらしさに
感動してるんで、一度見てみたかったのです。


いや~大衆演劇ってこういうものなのね。
っていうか、これはサザンシアターより本多劇場で見たかった感・・・
旅館の大広間とかで見てもいいかも(笑い)

いやいや、これでもかというくらい、お客さんを楽しませる姿に感動。
さらに物販への力の入れ具合・・・
すばらしかったです。

これって、昔はもっと、お客さんとの距離も近いから、おひねりすごかったんだろうね。


まず、全3幕。で、上演時間は「3時間以内」
「以内」ってなんだ?でも、理由もわかりましたけど。


1幕は女形の舞踊ショー
いやいや、のっけからびっくりしましたよ。
曲は椎名林檎で・・・
いきなり、太一くんが花魁姿でのしゃなりしゃなり・・・ひえ~って感じでした。

そこから怒涛の舞踊ショーです。
太一くんや友貴くん。初代座長の葵陽之助さん、鈴花奈々さん。
みなさん、それぞれのステージ。

どのステージも色っぽいんですよね。そして指の先まで意識した、きれいな踊りにため息。


2幕はお芝居。
今回は3作品用意されていて、その中から1作品を上演。
どれになるかはわからない・・・

私の行った日は
「安兵衛駆けつけ・高田馬場の決闘」という演目でした。
1時間くらいの芝居だったけど、わかりやすい話になってた。

セットの大道具がベニヤっぽい板に絵が描いてあるってのが、すごくよかった。大衆演劇だ!って。
木とかそんな感じでさ。
話の内容は堀部安兵衛が頼まれて決闘の手助けに駆け付けたというものなんだけど、
安兵衛さん(太一くん)は酒が大好きで、酔っ払ってて、決闘の時間と場所の伝言(手紙)を
当日知って、あわてて駆けつけたということで・・・
酔っぱらって三枚目を演じる太一くんなんぞ、初めて見るので。。(新感線では二枚目なんで)
なかなか貴重でした。
決闘の相手は、友貴くんが演じていて、これはこれでかっこよかった。
ただ、だいぶアドリブもあるようで、結構面白くて笑っちゃいました。
客席も使うしね・・・通路から二番目の席だったんで、横を通り過ぎるのをしっかと見ましたよ。


で、上にも書いたけど二幕と三幕の間が物販タイム。
ステージの上で、太一座長が正座して、グッズを手売り・・・いや~びっくりだ。
座長自らです。希望者全員に売ってくれるので、もうすごい列になってました。
握手もできるし、ファンの方は悶絶ものですよね。

ステージ上では、初代座長も葵様がマイクを片手に、いろいろとお話・・・
客席との掛け合いも楽しくて、、、エンターテイメント性高すぎです。

さらに劇団員の方が、客席を回って、グッズを売り歩く。いや~なかなかです。
物販に力はいってる。さすがだ。


最後の三幕は、キャスト全員登場の舞踊ショー
これは、もうライブですね。すごい。
踊るし歌うし殺陣はあるし。。。客席は総立ちだし、
昔からのファンの方たちは、振り付けも知ってるから、みんな踊るし(どっかのライブと一緒だ)

最初の曲から、超アップテンポで、キャスト全員踊る踊る。あれはパワーいる。
太一くんがマイクもって歌い踊るんだけど、途中客席に降りてきて、私の後ろの列のいすの上を駆け抜けていきました
もう、あっけ!!にとられちゃったけど、めっちゃかっこよかった。

曲は昭和歌謡(だと思う)で、聞いたことある曲とかなんだけど、すごいお祭り騒ぎだった。

客演の木村了くんがメインの曲もあるんだけど、、、了くん、すごいテンポについていくのが
大変そうで、肩で息してました。

一度暗転になって、客席もみんな座って(これはお約束らしい)
そこに現れたのは、太一座長と、そして友貴くんも登場し、二人が扇や刀で、殺陣を。。。
これが圧巻だった。刀の交わる金属音もしっかり聞こえる。
二人の息の合った殺陣は、目にもとまらぬ速さで美しい。
客はかたずをのんで見つめているという感じ。二人だけの世界が美しくてかっこよすぎる。
すごくいいものを見ました。感動したよ。

いやあ・・・劇団朱雀を満喫できる空間・時間でした。

これははまるわ・・・すごくよかった。また行きたいな。楽しかった。




コメント
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